(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「感情シートを使った実践事例」です。
先日のメルマガで紹介した「文章完成法」を
保健室用に作成して、生徒さんに使ってみました!
という実践報告が届きました。
※記事はこちら
思考を整理し感情を客観視するワーク
https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12763515268.html
続・思考を整理し感情を客観視するワーク
https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12763865297.html
以下、実践事例です。
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ワークシートやってみました。
すごいです!
中学2年生男子。
ルールを守らないクラスメイトにイライラして
クールダウンするために保健室を利用しています。
話を聞いてほしいのはわかっているけど、
4人ほど同時にもやもやした子たちが来室して、
時間が足らない!
そこで、ハッと気づき、
「メルマガで紹介されていたあれ使おう!」と
10分くらいでメルマガを参考にして作成しました。
「感情シート」と名前を付けて
「じゃあ、出来立てほやほや、感情シート書いてみない?」
と誘うと「書く、書く!」
先ほどの中2男子の書いた内容
(1)班長会議の内容をアウディングした生徒に腹が立ってる
(2) そんな気持ちで班長している人がいると思うと不安になる
この生徒の書いたシートは本人の了承の上、
担任と学年主任に見せたところ、すぐに対応してくださいました。
今回は、一人の声から班長会議の課題が明確になり、
学年の教諭によるダイレクトなアプローチに短時間でつながりました。
ただ、生徒によっては書ける子と
上手く言語化できない子がいるのもよく分かりました。
言語化出来ず、自分が何に反応しているのかが分からずにいるうちに
感情のツボに沈んで動けなくなってる感じがしました。
子どもによって反応が異なる背景を探っているところで、
その反応が何を意味するのか?
フラットに捉えたいと漠然とした思いはあるものの、
もっともっと心の背景にあるものを捉える学びを深めたい思いになります。
このシート、生徒も書きたがってくれるので、
どんどん使ってみます。
何が見えてくるのか楽しみです。
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O先生。ありがとうございます。
保健室には、10分の休み時間に予約なしで次々と来室します。
養護教諭の先生は
その短い時間で子どもたちの言いたいことを
拾い出し、本音を引き出すことが求められます。
他の心理職の方との大きな違いがあります。
子どもが短時間で、本音や想いを出せるような
ちょっとした工夫、質問の力、ワークシートの力を活用することは
大切だと思います。
それでは、今日も
素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年9月19日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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p.s. 新教材について、中部経済新聞社に取材を受けました。