【2015年の記事】
先日、名古屋市内のとある企業の組織リーダーの方から
「質問カードを、ミーティングで使ってみました」
というご報告をいただきました。
ふだんの会議やミーティングで、自分の意見を言わない社員が多い、ということが悩みの種だったそうです。
きっとみんな自分の想いを持っているに違いないのですが
どうしても 自分を表現することにストップをかけているようにしか思えず、
雑談の時にはどうしても
誰かの批判であったり 愚痴が多くなってしまっていたそうです。
そんなときに
「じゃ、そのことについて、あなたの意見は?」と聞くと
答えない・・・・
という現状に 如何したものかと思っていたとのこと
(学校の中で 子どもたちが自分の意見を表現することに躊躇するのと同じ現象ですね)
そこで、このリーダーが思いついたのが
弊社「心のアプローチグッズ・質問カード」の活用でした。
女性4名の小さいミーティングだったので
会議のテーマを決めて
それについての必要な質問が出るとそれぞれが念じながら
1枚ずつ引き
その質問に答えていくという方法でやってみたそうです。
すると・・・
出るわ 出るわ いろいろなアイディア!
そして 建設的な意見
批判で終わっていた話し合いが
今の現状をどうとらえて
具体的に何をしていけばよいのかを
全員が あれやこれや出してきて
これまでに例を見ないほど
実りあるミーティングになったよとのこと。
質問カードは、これまで考えたことのない視点で
様々な質問をしてくれるし、
何が出るのかわからないというドキドキ感やゲーム性が
「正しいことを言わなきゃ」とか
「こんなこと言ったら馬鹿にされるのでは」という抵抗感をなくすのではないか?と
リーダーの方は分析しておられました。
私自身、「こんな使い方があるのね~」とびっくりです。
これ、ひょっとしたら
子どもたちの話し合いや
学校の中の会議や他の企業様でも使えるのではないかと
ワクワクしてきました。
ぜひ、こうした使い方も もっともっと紹介していきたいと思っています。
ありがとうございました!