水卜アナと山下健二郎から学ぶ指導の本質

2022年02月12日 | 保健室コーチング

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。

今日のテーマは
「水卜アナと山下健二郎から学ぶ指導の本質」です。

■水卜アナが感動した山下さんの指導

1月11日の日テレのZIP！の火曜パーソナリティ
山下健二郎さんは、DIYやキャンプが得意で
番組内でのコーナーも持つほどの本格派。

1月11日のこのコーナーでは
健二郎さんが、キャンプの手ほどきや
その中でDIYによる木工作業を
水卜アナウンサーに教えていました。

その中で、水卜アナウンサーが
健二郎さんの教え方について
こう話していました。

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生徒の自主性にまかせつつ
ここを外したら、
絶対に最後に失敗する
ということろだけ
言葉をかける

そして、イライラしないで
見ていてくれる。

これがすごくいい。
先生に向いてますよ！
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水卜さんの言葉が
とてもすてきで
思わずメモってしまいました。

教師と生徒の関係だけでなく
監督と部員、上司と部下
そして、、子育てでも同じ。

失敗させたくない（してほしくない）
という親心から
子どもの一つ一つの行動に
口を出しているうちに
子どもの思考が停止し、
試行錯誤のモチベーションが下がってしまう
なんてことも、よくあることです。

■子どもの頃の親の接し方の影響

水卜アナと健二郎さんのやり取りを思い出しいて
ある出来事を思い出しました、。

以前、ある友人が
私が、慣れないことに手間取っているとき

「ここをこうやって」
「次はこう」
「次はこうやって」と
と次々と口を出してきたことがありました。

言われるがままに
意志を止めて合わせている自分に
気づきながらも、何も言えずにいました。

友人は、親切のつもりだったのでしょうが
言われた桑原は、言われたこととを
やることが精いっぱいで
自分の思考が止まってしまい
とても不愉快だったことがあります。

不愉快だったのは友人に対してではなく
体が反応してしまい、
自分の意志を出せなくなったから

自分のペースで
自分で納得しながら進めたり、
自分で体験しながら
やりたかったのになぁ。

わからないから教えてって
言ってないのになんて
あとから悶々としました。

言われるままにやっているから
次に自分一人では
できないよなぁ・・・なんて。

そして、どうして
「自分でやりたいから、見守っていて」
と言えなかったのかなと考えてみました。

ああ、これは、幼い時の
母とのかかわりとおなじだからだわ・・・と気づきました。

桑原の母も、この友人のように
矢継ぎ早にこうやってああやってと
子どものペースに合わせてくれない人でした（笑）

そして、もたもたしている私を
イライラの想念を飛ばしながら
見ている母からのプレッシャー！

もう、おろおろするしかない
という自分の体験があります。

今でも同じような状況になると
体が反応して、思考が停止してしまいます。

過去パターンになると
意志が止まりますね。

意志が止まると
体優勢になります。
体は過去の記憶が満載！！

恐るべし！体の記憶です！
体の記憶は過去パターン。

だからと言って
母が悪いわけではなく
そのやり方しか知らなかっただけ。

親のやり方を嫌っているうちは

必ず親と同じことをしてしまいます。

そう思うと、親を責めるより

パターンを知っている自分が

それを変えていくしかないです。

■教える立場として

自分が、この年になって
誰かに何かを教える時

全部教えてしまうと
人が育たないということも体験し、

人が自分の中の「育つ力」を
自分で育てていくための
かかわりをどうするのかはずっと課題です。

ほんの数分の
ZIP！の一場面でしたが

いろいろなことを
考えさせられました。

それでは
今日も素敵な1日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年1月11日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

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