姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

感想は子どもからのラブレター~実践交流オンラインカフェより~

2023年02月15日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「感想は子どもからのラブレター~実践交流オンラインカフェより~」です。

 

1月22日のネヂカラステム会員向け「実践交流オンラインカフェ」では
再び、O先生に話題提供をしていただきました。

O先生には、12月の「自作動画による保健指導」
の話題提供もしていただきました。

今回は、「性教育」でした。

性に対して開放的な地域で、どのような視点で
性の指導を展開してきたのかをお話していただきました。

深い願いに基づき、それを明確に言語にされていて
とても感銘を受けました。

昨年受講された「理念を引き出す魔法のワークシート講座」
ご自身の理念がさらに明確になったとおっしゃっていましたが

その理念と今回の実践がしっかりリンクしていて
想いの一貫性を感じました。

理念は、抽象度が高いので、これが明確になったから「よかった」ではなく
この理念を、チャンクダウン(より具体的にする)作業が必要です。

これをやらないままで、理念だけを掲げても、それは自己満足。
その理念が現実化したとき、子どもたちはどうなっているのかを
具体的にしておけば、すべての実践に一貫性が生まれます。

今回のO先生も、
「抽象的な思考で現実の実践となかなかリンクさせることができない」
というご自身の特徴も理解しているということで

自分の想いをしっかりとチャンクダウンし具体化したうえで
授業をされていらっしゃいました。


こんな授業しました、あんな授業しましたという
「内容」の話題提供ではなく、

  • 自分が性教育をどのように考え、構成しているのか
  • 子どもたちの感想を個別指導につなげていく方法
  • 授業で伝えきれないことをどのようにして補足していくのか

 

など、考え方そのものをご自身の熱い思いで語ってくださいました。

「私の学校の校長先生は、
 授業の感想は子どもからのラブレターだとおっしゃいます。
 だから自分も子どもの感想を大切に扱っています」


という言葉の通り、生徒さんの感想に対して、一人一人に丁寧にコメントを書く。

そのコメントでは、子どもが、感想に書きがちな 
『これからは、命を大切にしたいとおもいます』というテンプレート的な感想のままで、終わらせない。

丁寧にコメントを書き、個別指導につなぎ、具体的な実践に繋ぐまでやりきる。

授業の内容も大事!

それ以上に、伝えた内容をいかにして、行動につなぐか?のほうかわもっと大事!

O先生のことばの1つ1つがとても深く、
それはかっこいいことを言っているのではなく
長年やってきたからこその自分の言葉。

心を打つものがありました。

その後の交流でも、
「保健指導の時間をどのように確保するのか」
「小中の連携をどのようにするか」
「参加型の授業をどう作るか」

など、熱心な交流がされていました。

この日のアーカイブ動画は、後日、ネヂカラステム会員向けに、
音声配信は、ブランチ会員に配信いたします。

実践交流オンラインカフェは毎月開催しています。

ネヂカラ会員登録はこちら

それでは
今日も素敵な1日を!

 


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2023年1月24
日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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