姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

どんなに学んでも自信が持てない理由

2013年03月30日 | 保健室コーチング

  【2013年の記事】

 保健室コーチングアドバンスコース名古屋第3期修了生から またまた 感想が届きましたので UPします! 

 

 【学んでも学んでも自信が持てなかった理由がわかりました】


 「自分を信じて行動する」・・・みんなで生み出した今回のコースの目標。


 その日の夜,そのフレーズを思い出そうとすると,

 なぜだか「自分を信じて」の部分にもやがかかってしまう。


 翌日のシェアで,

「私にとって大切なのは,行動の部分ってこと?」と,

わけのわからないことを言っている私に,姫先生からのひとこと。


「っていうより,自分を信じられないから,必要以上に行動してるよね。」  

 
お~!と思いました。


もう20年近く,たくさんの時間とお金を使って,いろんな研修やワークに参加してきました。


 でも,

 学んでも学んでも自分に自信が持てない。学んだことが保健室での対応や経営につながっていかない。


 それは結局スキルの問題ではなく,自分自身の状態管理の問題だったのですね。



 今さらながら大きな気づきでした。


 今回のコースでは,幼い頃から最近までの断片的な思い出が,ひとつにつながった感じがしました。


「自分を信じて行動すると,周りに非難される」


「権力に逆らうと,痛い目にあう」


・・・過去のいくつかのできごとを通して,

 私はそんなふうに思い込んでしまったみたいです。

 自分が信じられないから,周りの誰かや周りの情報を信じようとする。


 でも,自分以外の人や情報なんで無限にあり,

 それらを全部取り込んで,それに合わせて生きていくなんて無理なこと。 


 そんなあたりまえのことに,やっと気がつきました。



 そんな生き方には,もうきっと限界がきていたのかなと思います。


 権力に逆らって苦しかったから,だから権力を使っちゃいけない。


 リーダーシップをとっちゃいけない。


 仕事上必要なことさえ,特に年下の人に指示を出すのに罪悪感を感じてしまう。・・・


 あらためて言葉にすると,すっごく変!って感じだけれど でも,そう思い込んでいたみたいです。


 何年か前,荒れた中学校で教師や大人の社会に反発しまくっていた生徒たちは,

  まさに私の鏡だったんだなと,コースから帰って,ふと気がつきました。




 そんな生徒たちが,かわいくてほうっておけなかったのも,私の鏡だったからなのかなと思いました。


 長女が,親のひそかな期待や祖父母の見栄(世間からの評判),


 教師の上から目線の指示に反発しまくっていたのも,そんな私と関係があったのかな。


 このコースが終わりに向かうにつれて,


 長女が自分の決めた進路に向かって進み始めました。


 虚無なわたしもいていいし,権力にこだわっているわたしもいるんだなって, 


 ただそう思う。そんなわたしの居場所がある・・・


 このコースで学んだ自己肯定感のとらえ方に,いつも本当に救われます。

 自分に対してそう思えると,周りの人に対してもそう思えるのかなと思います。



 家ではリーダーシップがとれる私と,職場でリーダーシップをとるのが苦しい私の


 葛藤を統合するワークをしていただきました。


 家での私の太い芯が入っている感じが,スカスカで頼りない職場での私の中に,

 少しずつ注入されていく感じがしました。


 自分の中心が太くなった感じがしました。


 コースが終わってからも,その感じは確かに私の中にあります。

 この感じが,「自分を信じる」ということと関係あるのかなと思いながら暮らしています。


 そもそも,どうして私は養護教諭になっって何がしたかったのか・・・


 思い出がつながるのにつれて,そんな大切なことも思い出しました。


 決めて行動してやりきる。

 自分を信じて行動する・・・・・毎日の暮らしの中で,意識しながら続けていきます。

  本当に楽しい,大笑いしながらの,でも大切な気づきがたくさんある,


 すてきなコースでした。

 コースに行って,メンバーの皆さんに会うのが,毎回楽しみでした。


 メンバーのみなさま,姫先生,たくさんの気づきをありがとうございました!!


  Tさん(養護教諭/岡山から参加)

 


 【私の状態管理ができると違うんだということを実感しています】


 自分の状態管理ができると、気分が落ち着き、周りの人たちのことがよく見えてくる

 ということをアドバンスコースを終え、実感しています。


 そうすると、学校では、今まで話さなかった生徒や職員と話すようになったり、

 相談したいと思っていたのに今までできなかったという人が保健室に相談に来たり・・・。

 保健室を利用する生徒や職員の様子も変わるという事を感じます。


 アドバンスコースでは、桑原先生の助言のもと、

 受講した者同士コーチになったりクライエントとなったりして、

 自分の心の奥底を掘っていただくこととなりました。


 その結果、「本当の自分はこうだった」という事がわかったとき、

 気持ちが楽になり、頭がすっきりしました。


 また、保健室コーチングで学んできたことをプレゼンするために、

 自分なりにまとめたり、受講生の方のプレゼンを聞いたりすることにより、

 保健室コーチングについて理解を深めることとなりました


 今まで持っていた養護教諭としての気の重たさが少しずつ改善され、


 前向きに仕事を進められるように思います。


 4月からまた忙しい日が続きますが、能率よく1学期を過ごせそうです。いや、過ごします。


(Aさん 養護教諭/長野から参加)

 

 

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