【2015年の記事】
保健室コーチングベーシックコース 関西2期が始まりました。
全国研究大会で会場をお借りした 京都学園様を ベーシックコースの会場としても借用させていただきました。
今回は、養護教諭さんに交じって 一般の先生(学年主任) も参加して下さっていて 学びの質が高まります。
石川、愛知、京都、奈良、和歌山、徳島、山口、大阪、兵庫、岐阜、佐賀・・・・
なんと、バラエティに富んだメンバーでしょう!
保健室コーチングは 単に保健室のアプローチを学ぶものではなく
人生の多くの場面で応用できます。
まさに 受講者さんの人生そのものに役立つ内容としてもお伝えてしています。
皆さんがこれまでに学んだこと、現場で体験してきたこと、これから学ぶこと
それらを束ねる原理原則を 検証実験、学校現場の指導にも活用できる形でお伝えてしています。
関西地区での久々の開催となり
本当に多くの地域からご参加いただいたことに感謝です!
さて、保健室コーチングの第1講は スキルというより その背景理論と状態管理をNLP心理学、脳科学、想いの科学の視点から
レクチャーと体験をたっぷりと交えてお送りしています。
子どもたち(大人も同様です)が抱える様々な悩みや問題を どのようにとらえるのか
支援する側の状態管理が いかに子どもたちに影響するのか
私たちが「何かを成し遂げたい」と思う時 どんなことばを使って どのように自分の焦点を持っていき それによって 自分が持っている能力やエネルギーが
どのように現実に作用するのか
仕事の自分とプライベートの自分の切り替えをしないことで どんな影響があるのか
それを、楽しい疑似ワークで たっぷりと体感するのが
第1講です。
スキルをたくさん学ぶ前に知っておくべき 基盤のところを第1講でしっかりと押さえます。
ワーク三昧でした。
心理系講座は 何かと重苦しかったり きれいごとで感動させる系ワークが多いのですが
保健室コーチングは 全く違います。
爆笑しながら、実際の現場の「あるある」をテーマに
楽しく学びます。
時に、「痛い!」と思うほどの 気づきに追い込まれることもあります。
それを体験すると
人間理解が深まります。
気づきが深ければ深いほど 相手への影響力は大きくなります。
そして、気づきを引き出すのは、
講師ではなく、受講生さん同士が創り上げる場の力
第1講の最後は 「想いの科学」を 日常のあるあるで 疑似体験するワークです。
①苦手な人にどうしても頼みごとをしなきゃならない場面で 自分の想いひとつで どのように相手の態度が変わるのか
「スキルじゃないんだ!」と誰もが気付きます。
すでにどんなふうにお願いすればいいかなんて 知っているんです。
でもその力を出せないのは あなたの想いと本音が邪魔するから。
②上司が不仲の場合、部下はどのように影響を受けるか。そしてそれを回避して、ちゃんと仕事を回すにはどうしたらいいのか
③アイデンティティの切り替えの必要性
学校であったいろいろなこと、人とかかわった際に自分の中にのこる他の人の情報や自分の状態が
帰宅した際に 家族にどのように影響するのかを
疑似ワークで体験していただきました。
つらい思いを引きずって帰ってきたママを待っていた 子ども役の人が
「ママにお帰りって言えない」と 泣き出してしまったことが印象的でした。
ママが仕事の自分で帰宅すると 子どもはそれを無意識にキャッチして
ママをたすけようと 自分がそれを引き受けてしまうことがあります
(支援職の人の子どもが、精神的に不安定になる原因の一つです)
では、どうすればよいのかを伝授!
アイデンティティの切り替え宣言をすることで
子どもへの影響がなくなります。
リセット&切り替えの後は
子ども役の人も 御主人役の人も
「あ、全く受ける影響が違う」を 実感。
見ている人たちは 「ええええ!!!!」でした。
この他にも 同じ人が乗っかっているのに、重さがの違いを感じるワークとか
コトバや時間軸が体に影響する体感ワークとか
あああ、おもしろかったね!!
終了後のみなさんの感想では
「明日からの学校が楽しみ あれもやってみよう これもやってみようって気になりました」
という声も聞かれました。
アシスタントの 亜紀ちゃん 純子ちゃん もっちゃん も 本当によく助けてくださって ありがとう!
第2講は 「コーチング的言語アプローチ」を中心に 学びます★