保健室コーチングベーシックコース東京4期で
アシスタントをしてくださったR先生から
気づきレポートをいただきましたので、ご紹介しますね。
<アシスタントとしての気づきレポート>
アシスタント参加するにあたり私は目標設定を、以下のように考え参加に臨みました。
・1~3講すべて参加する。
・受講生さんが変化していく様子、表情を見る。
・人が変わっていく瞬間は、どんなタイミングなのか、どんな言葉や人との関わりから起こるのか等を観察する。
・会場運営の協力をする。
・常に学びの意識を持つ。
1講1日目、目標設定が早くも実現するかのように、カメラ担当となりました。
初め、扱い方がわからないカメラを担当することに躊躇しましたが、
自分の目標を思い出し
「受講生さんの初日と最終講の変化を、カメラ担当だからこそ見て記録に残すことができるかも!」
と考えて、カメラ担当をさせていただきました。
3講では、カメラ担当が他の方になり、
振り返ってみると、3講のアシスタントをしている途中、
受講生さんの全体の雰囲気や表情を注意深く観察するようになっていました。
カメラのファインダーを通して物事を見る体験が、
観察の仕方に影響したかもしれません。
保健室コーチングに出会う前の私なら、
カメラ担当を頼まれたら興味があるけれど自信がない、
上手くできないと恥ずかしい等という思いから遠慮し
「無理」と言い訳をして、
カメラなど触らずにいてその反面「やってもよかったかな…」
なんてグズグズと心の中で勝手に自分に自信をなくして
自分を嫌う種をまいていたと思います。
今では、自分がどうしたいか考えて、決めて、新しいことにも挑戦する自分がいます。
カメラ一つのことですが、カメラ担当を通していくつかの気づきがあった出来事でした。
2講2日目スモールステップコーチング、スモールアクションプランコーチング、
行動の再選択コーチング等のワークをしている時に、
受講生さんがワークを通して、
ご自身の課題に気づきそうになると、
気づきが確かなものになるように言葉をかけたくなる場面が何度かありました。
行動の再選択コーチングのワーク中、
言葉をかけると、受講生さんは無意識に強めの声で言葉が返ってくる、
表情は硬くなる、それにまた言葉を返す、ということがありました。
3回くらい繰り返した時に、
相手の姿を見て、相手は自分の鏡だと冷静に考えたら、
自分の「わかって!わからせたい、気づかせたい!」という想いが芽生えていたことに気づきました。
気づいた後は、
受講生さんにあれこれと言うのをやめ、姫先生にヘルプを出して対応していただきました。
姫先生の使っている言葉や対応の様子を見て、
私は受講生さんに「わからせよう」とした言葉を選ぶことにポイントしすぎていたのだな、
と思いました。
2日目が終了し、会場の片付けも終わる頃、
その受講生さんが姫先生に
「私、わかりました。」とその方が気づかれたご自身の思考パターンについて話されていました。
その時の表情は柔らかくなっていて、
私は嬉しさとほっと心が和らぐような思いを感じました。
講座中は様々なワークを通して受講生さんがご自身と向き合い、
気づき、更に自分と向き合っていく姿が各講あちらこちらで見られました。
その中で、私自身も変化したと感じています。
自分の「気づかせたい、わからせたい」という思いがちらちらと出ていた2講。
「自分が変われたから、あなたも変われるよ。」
「気づくと変わるよ。」
「変わらせてあげたい。」等とおせっかいな自分が顔を出していました。
2講の経験から、「気づくのは受講生自身」と受講生さんを信じて、
アシスタントとして自分がどんな言葉をかけるかを考えて参加した3講。
3講2日目で大きな気づきが起きそうな受講生さんがいました。
周りの人は多分ハラハラしながら見ていたように感じますが、
私自身は動じることなくワークの相手を続けました。
ワークの途中に私はこんなことを思っていました。
「私も、ベーシック、アドバンスでたくさんの仲間とお互いに気づき合い、変わってきた。あなたも大丈夫。」
受講生さんの気づきの場に、
正面に座ってワークを続けることができたことは
私にとって充実感にあふれた場面となりました。
アシスタントをして、
受講生さんの気づきを見たい、と目標設定しましたが、
結局自分自身がたくさんの気づきを得る機会となりました。
ワークを実際にし、
受講生さんを通し「わかって(察して)」が前提にあって伝わらないと勝手に怒る、
すねる自分のパターンがあることも再認識しました。
また、先輩アシスタントの方々の凄さと有り難さを改めて感じました。
アシスタントは保健室コーチングの新しい学びをできることも嬉しいですし、
学び続け気づき変化していけること、
気づき合える仲間がいることが楽しいとも感じました。
今後もアシスタントをして、自分が成長しながら、
多くの受講生さんの笑顔を見ていき、大人も子どもも笑顔になり、
たくさんの笑顔が増える場に関わっていきたいです。
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保健室コーチングのアシスタントには
「アシスタントルール」という心得があります。
受講生さんが
安心して学びに集中できるよう
場を整える
ための様々な心得がかかれています。
一言でいうと
「余計なことはするな」ということです。
何をするかではなく
何をしないか。
役に立った自分を感じたい
教えたい
という想いを捨てて
場の安心安全に
徹底的に
コミットする
ということです。
そして
アシスタント同志が
信頼関係にあること。
信頼は信頼を生み
安心安全の場は
自然と
信頼に満ち、
学びを深く支えています。
アシスタントの皆さん
本当にありがとうございます。