姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

中学生の表情を変えた質問~しくみがわかると成果の質が変わる~

2021年07月03日 | 保健室コーチング


(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「中学生の表情を変えた質問~しくみがわかると成果の質が変わる~」
です。


昨日は、受講生から、うれしい報告が
いくつか届きました。


そのひとつKさんからの
報告を紹介します。


教室へ行けない生徒さん。
生徒さんなりにがんばってなんとか少しの時間を
教室に行く決心をした。

学年主任の先生から、その生徒さんに
『これからなにかあっても
ちゃんと先生たちが配慮するから。大丈夫』
という温かいことばが。


そのことばを受けて
養護教諭であるKさんは
こんな質問をしたそうです。

『あなたのどんな力で
ここまでを切り開いて来たの?』

『その力があること、先生たちは知ってたよ』

この質問を聞いていた学年主任の先生が

 

「彼女、K先生のあの質問で
明らかに表情が変わりましたね。
気持ちに寄り添うことだけでなく
大丈夫という背中を押すって大事ですね」

とおっしゃってくださった、
とてもうれしかった。

保健室コーチングの学びが
役立った!

という報告でした。

Kさんは
保健室コーチングで学んだ
「潜在意識に届くことばのかけ方」
使っていらっしゃいました。


直接的な
「大丈夫!」ということばは
相手の意識に届きます。

しかし、意識は、反発します。
「本当に大丈夫なの?」

そこで、
「どうやって、切り開いてきたの?」
「先生たちは知っているよ」
という表現をつかうことで

相手は「大丈夫」「私には力がある」
というメッセージを受け取りやすくなります。

人間の意識と無意識のしくみ
人間のしくみを知ったうえで
ことばをかけるということは、
単にやり方として理解するより
絶大な効果を発揮します。


今、新型コロナウィルスに
多くの研究者が苦戦しているのは
まさに「しくみ」がわからないから。

「しくみ」がわかれば
根本的な対応をとることができます。
それまでは、

この薬を使ってみよう
あの薬を使ってみよう
ということから始めることになります。


症状を抑えるための対応と
根本的なしくみを解明する研究が
医療現場と研究者の間で
進められています。

どんな分野であれ
未来を豊かにするのは

それぞれの現場の「本気の願い」
だと感じます。

そこに「大きい、小さい」はないのだと
思っています。




さあ、
今日も、新しい希望の1日が
始まりました!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年4月22
日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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