姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

坂本花織さんから学ぶ表現力、自立というキーワード

2022年04月04日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
坂本花織さんから学ぶ表現力、自立というキーワードです。

 

冬季オリンピックが終わりました。
日本人選手の活躍も素晴らしかったですね。

 

フィギュアスケートでは
坂本花織さんが銅メダル!

今日の記事では坂本さんの
銅メダルの背景にあった
2つのキーワードをご紹介したいと思います。

 

 

表現力

ジャンプ合戦になってきた昨今の
フィギュア界にあって
あえてそこではなく
「表現力」の向上に徹した坂本さん。

誰かとの戦いではなく
自分の課題と向き合ってきたというが
とても印象的でした。

平昌五輪では、「技術」はあっても
内面から表現するスケータとしては
未熟だったといわれていた坂本さん。

技術と音楽の組合せで踊っていただけとも
言われていました。

坂本さんは、自分の表現力の不足を感じ、
それを向上させようと様々な努力をします。

軸の強化のためのランニング時間を
大幅に増やしたり、
ヒップホップダンスやタンゴなどを
ダンストレーニングとして取り入れたといいます。

 

技術だけでは表現力は高まらない


ここで、私たちが学ぶことは
技術力だけでは表現力は高まらないということ。

例えば、授業。

どんなに最新のパワーポイントや話術を使う
技術があっても

そこに、何を伝えたいのか
そのためにどのように表現することで
わかりやすくなるのか?
子どもたちに「思考」させることができるのか?

よい授業のためのノウハウばかり
得ようとしても人の心を打つ表現力は
向上しませんよね。

だれかからもらった指導案や資料を使うだけの
授業ならもう論外。

本気で何かを表現したいなら
坂本さんのように、専門外の視点を取り入れることで
本質に迫ることもできます。

CMやドラマの演出という
一見、授業とは関係ないことから
本質を学ぶというような視点を広げることも
できますよね。

桑原は、日常のCMやバラエティー番組を
研究しています。
そこから、自分の講座に取り入れていることは
多々あります。

 

自立


さて、坂本さんから学ぶことのもう一つの
キーワード 

それは「自立」です。

坂本さんの親以上の存在だったともいわれる
中野コーチから、言われた言葉がありました。

----------

自分の考えを言い、
自分の考えに
責任を持つように

----------

それまで、中野コーチのアドバイスに頼ることが多かった
坂本さんは、この言葉をきっかけに

自分の改善点を自分で考え、
そのために何ができるかを
自分で考えるようになったといいます。

まさに「自立」です。

コーチと選手の関係性で大切なのは「信頼関係」

しかし、それは、コーチが選手に対し
代わりに考えてあげたり
解決策を提示することではありません。

選手自身が自分で考え
自分で行動計画を立てるための
思考を促すためのもの。

やってあげることで生まれるものは
「依存」であって「信頼」ではありません。

これは、親子関係、先生と生徒の関係
師弟関係、上司と部下でも同じことですね。


それでは
今日も、素敵な1日を!
 


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この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
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