(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。
今日のテーマは
「自分を整えれば関係性が変わる」です。
連休中の5月1日、5月3日は
保健室コーチング101のA日程、B日程の
第1講を開催しました。
保健室コーチングの
基本中の基本を
オンラインで開催するコースです。
第1講では
「信頼関係」について
理論とワークを中心に
講座を進めました。
私たちの脳(正確には無意識)は
安心安全の状態を
臨んでいます。
自分の能力発揮においても
相手との関係性においても
です。
信頼関係の構築は
その構造を理解することが
とても大切です。
今日のメルマガでは
B日程での1コマを
ご紹介します。
B日程には
若い養護教諭のY先生が
参加されていました。
もちろん
初参加です。
Y先生は
この春新しい学校に
転勤したばかり。
新しい環境での健康診断で
多忙を極める中、
いろいろな先生方からの依頼が断れない
とおっしゃっていました。
そして、
なかなか自分に自信が持てない
とおっしゃっていました。
そこで
自分の内面を整えることで
瞬時に、相手の反応が変わる
というワークを
Y先生にやっていただきました。
Y先生の同僚役を
同じ参加者の3名の方に
やっていただきました。
シチュエーションは
健康診断で忙しい中
保健指導をやってほしいと
いう依頼を
断るというもの。
<1回目 普段通りに対応>
Y先生は、依頼する先生を
気遣って
下手に出て丁寧に
話をしますが
はっきり断れず
相手の先生方は
ますます強引になりました。
<2回目 自分を整えて対応>
桑原の誘導で
状態を整えてもらい
再挑戦。
堂々と先輩の先生に
自分の状況を伝え
今はできないと
断ることができました。
それだけでなく
その後の予定も、先輩先生と
話し合うことが
できました。
・
・
1回目と2回目の間は
わずか1分ほど。
この間に
自分の状態を整えて
もらいました。
「めっちゃ、ペラペラ話せるじゃん!」
「ほんとですね!びっくりです」
先輩先生役をしてくれた
受講生さんは、こんな感想を
お話ししてくださいました。
「1回目は、ゴリ押しすれば、
いうこと聞いてくれると思えた。
しかも、下手にでるので、
ちょっと意地悪したくなった。
でも、2回目は、
いつの間にかYさんが主導になっていて
こちらが合わせる形になった」
面白いですね。
瞬時に代わるんです。
ここで知ってほしいのは
私たちの能力発揮を
奪っているのは
自分が無意識にやっている
フィルターや
人とのかかわりの中にある
プログラムだということです。
このワークで
お伝えしたかったのは
自分の内面を整えれば
瞬時に相手との関係性や
自分の能力の発揮は変わる
という体験です。
なぜなら
発信源としての自分から
発せられるものが
変わるからです。
しかし、こういう話を聴いたり
実際に見たりすると
多くの方が
「そのやり方が知りたい」
と考えてしまいます。
ですが・・・・・
こうしたことを
「やり方」「知識」「スキル」
としてやろうとした瞬間に
それこそが
自分と相手を隔てる
壁となります。
知ってほしいのは
上手くいかなくさせているのは
自分が持っている
相手を見るフィルターであったり
プログラムである
ということです。
1回やって上手くいったやり方を
他の人にも
カタチだけ同じようにしても
上手くいかないのです。
なぜなら
その時のあなたの内面では
「やり方」「スキル」で
相手をコントロールしようと
しているからです。
長年、何かのやり方を知る
何かの手法や知識を得る
という学び方を
している人は
どうしても
「やり方」ばかり
手に入れようとします。
新しい知識や理論、スキル
資格を手に入れることは
とても大切なことです。
しかし、
相手の反応を
引き出してしまっている
自分の思考の癖や
自分が持っている
無意識の壁を
理解し、そこを整えて
初めて
知識やスキルが
機能します。
多くの人が、
自分の内側で起きていることに
目を向けることなく
たくさんのスキルを学び
知識におぼれ、
理論を振りかざして
相手を変えようとします。
そのマインドこそが
相手にとっても
自分にとっても
マイナスになる
ということを
ぜひ知っていただきたいと
思っています。
内面を整えるとは
自分の無意識のパターンに気づき
意識的にそれを
変えていくことです。
無意識のパターンは
何千何万と
あります。
相手によっても
状況によっても
出てくるパターンが
変わります。
そのパターンを知り
整える
原理原則を
学ぶのが保健室コーチングです。
自分が気づき
変化させたものは
スキル不要で
相手の心に
届きます。
長年、保健室コーチングを
学んでいる受講生でも
一度うまくいった
方法を
スキルのようにして
使おうとします。
その時点で
相手も見ていないし
自分自身のことも
見えなくなっていて
そのマインドが
自分にさらなる「鎧」を
被せ
相手との間に
壁を作ります。
この壁が
自分の能力を奪い
相手との信頼関係を
邪魔しているのです。
本当に大切なことは
シンプルなのに、
多くの人が知識と
スキルばかり追い求めて、
優秀になった気に
なっているのです。
【この体験をされた受講生さんの感想】・・・・・・・・・・・・・
「初めての人事異動,
検診や行事等で忙しいのに
保健指導をしてほしい。」
と頼まれて断れなかった場面を
演習でやってみました。
1回目(普段どおり)と
2回目との違いを実感しました。
桑原先生に言われたとおり
2回目をやってみたところ
先輩役の先生たちの反応が
違うぞ・・
と感じていたのですが,
フィードバックをしていただき、
やはり自分次第なんだなぁ・・
と思いました。
また、
自分の意見を
ちゃんと言える自分に
気づきました。
仕事だけではなく
プライベートでも
生き方が変わるような
気がしました。
コロナ前に、桑原先生の本や
養護教諭部会で講演を聞いて
気になっていたものの
なかなか勇気が出ず、
参加できずにいました。
今回
オンラインで参加できることを知り,
思い切って参加しました。
5年の節目で何かを
変えたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2講では
信頼関係を保ったうえで
質問について学びます。
それでは
今日も素敵な1日を!
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。
今日のテーマは
「自分を整えれば関係性が変わる」です。
連休中の5月1日、5月3日は
保健室コーチング101のA日程、B日程の
第1講を開催しました。
保健室コーチングの
基本中の基本を
オンラインで開催するコースです。
第1講では
「信頼関係」について
理論とワークを中心に
講座を進めました。
私たちの脳(正確には無意識)は
安心安全の状態を
臨んでいます。
自分の能力発揮においても
相手との関係性においても
です。
信頼関係の構築は
その構造を理解することが
とても大切です。
今日のメルマガでは
B日程での1コマを
ご紹介します。
B日程には
若い養護教諭のY先生が
参加されていました。
もちろん
初参加です。
Y先生は
この春新しい学校に
転勤したばかり。
新しい環境での健康診断で
多忙を極める中、
いろいろな先生方からの依頼が断れない
とおっしゃっていました。
そして、
なかなか自分に自信が持てない
とおっしゃっていました。
そこで
自分の内面を整えることで
瞬時に、相手の反応が変わる
というワークを
Y先生にやっていただきました。
Y先生の同僚役を
同じ参加者の3名の方に
やっていただきました。
シチュエーションは
健康診断で忙しい中
保健指導をやってほしいと
いう依頼を
断るというもの。
<1回目 普段通りに対応>
Y先生は、依頼する先生を
気遣って
下手に出て丁寧に
話をしますが
はっきり断れず
相手の先生方は
ますます強引になりました。
<2回目 自分を整えて対応>
桑原の誘導で
状態を整えてもらい
再挑戦。
堂々と先輩の先生に
自分の状況を伝え
今はできないと
断ることができました。
それだけでなく
その後の予定も、先輩先生と
話し合うことが
できました。
・
・
1回目と2回目の間は
わずか1分ほど。
この間に
自分の状態を整えて
もらいました。
「めっちゃ、ペラペラ話せるじゃん!」
「ほんとですね!びっくりです」
先輩先生役をしてくれた
受講生さんは、こんな感想を
お話ししてくださいました。
「1回目は、ゴリ押しすれば、
いうこと聞いてくれると思えた。
しかも、下手にでるので、
ちょっと意地悪したくなった。
でも、2回目は、
いつの間にかYさんが主導になっていて
こちらが合わせる形になった」
面白いですね。
瞬時に代わるんです。
ここで知ってほしいのは
私たちの能力発揮を
奪っているのは
自分が無意識にやっている
フィルターや
人とのかかわりの中にある
プログラムだということです。
このワークで
お伝えしたかったのは
自分の内面を整えれば
瞬時に相手との関係性や
自分の能力の発揮は変わる
という体験です。
なぜなら
発信源としての自分から
発せられるものが
変わるからです。
しかし、こういう話を聴いたり
実際に見たりすると
多くの方が
「そのやり方が知りたい」
と考えてしまいます。
ですが・・・・・
こうしたことを
「やり方」「知識」「スキル」
としてやろうとした瞬間に
それこそが
自分と相手を隔てる
壁となります。
知ってほしいのは
上手くいかなくさせているのは
自分が持っている
相手を見るフィルターであったり
プログラムである
ということです。
1回やって上手くいったやり方を
他の人にも
カタチだけ同じようにしても
上手くいかないのです。
なぜなら
その時のあなたの内面では
「やり方」「スキル」で
相手をコントロールしようと
しているからです。
長年、何かのやり方を知る
何かの手法や知識を得る
という学び方を
している人は
どうしても
「やり方」ばかり
手に入れようとします。
新しい知識や理論、スキル
資格を手に入れることは
とても大切なことです。
しかし、
相手の反応を
引き出してしまっている
自分の思考の癖や
自分が持っている
無意識の壁を
理解し、そこを整えて
初めて
知識やスキルが
機能します。
多くの人が、
自分の内側で起きていることに
目を向けることなく
たくさんのスキルを学び
知識におぼれ、
理論を振りかざして
相手を変えようとします。
そのマインドこそが
相手にとっても
自分にとっても
マイナスになる
ということを
ぜひ知っていただきたいと
思っています。
内面を整えるとは
自分の無意識のパターンに気づき
意識的にそれを
変えていくことです。
無意識のパターンは
何千何万と
あります。
相手によっても
状況によっても
出てくるパターンが
変わります。
そのパターンを知り
整える
原理原則を
学ぶのが保健室コーチングです。
自分が気づき
変化させたものは
スキル不要で
相手の心に
届きます。
長年、保健室コーチングを
学んでいる受講生でも
一度うまくいった
方法を
スキルのようにして
使おうとします。
その時点で
相手も見ていないし
自分自身のことも
見えなくなっていて
そのマインドが
自分にさらなる「鎧」を
被せ
相手との間に
壁を作ります。
この壁が
自分の能力を奪い
相手との信頼関係を
邪魔しているのです。
本当に大切なことは
シンプルなのに、
多くの人が知識と
スキルばかり追い求めて、
優秀になった気に
なっているのです。
【この体験をされた受講生さんの感想】・・・・・・・・・・・・・
「初めての人事異動,
検診や行事等で忙しいのに
保健指導をしてほしい。」
と頼まれて断れなかった場面を
演習でやってみました。
1回目(普段どおり)と
2回目との違いを実感しました。
桑原先生に言われたとおり
2回目をやってみたところ
先輩役の先生たちの反応が
違うぞ・・
と感じていたのですが,
フィードバックをしていただき、
やはり自分次第なんだなぁ・・
と思いました。
また、
自分の意見を
ちゃんと言える自分に
気づきました。
仕事だけではなく
プライベートでも
生き方が変わるような
気がしました。
コロナ前に、桑原先生の本や
養護教諭部会で講演を聞いて
気になっていたものの
なかなか勇気が出ず、
参加できずにいました。
今回
オンラインで参加できることを知り,
思い切って参加しました。
5年の節目で何かを
変えたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2講では
信頼関係を保ったうえで
質問について学びます。
それでは
今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年5月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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