最近は、学校保健分野においても「レジリエンス」ということばが使われるようになりました。
心理学用語で 精神的な回復力・防御力などをいいます。
昨年 静岡県の学校保健研究大会で講演させていただいた時にも 県で取り組んでいらっしゃるのが
「レジリエンス」でした。
この研究をされているベテラン養護教諭の先生が
保健室コーチングとレジリエンスの関連性の高さを感じていらっしゃいました。
まさに、そうだなと感じています。
保健室コーチングは、傷を癒すものではなく
生きる柔軟性を高める教育的な効果を目指しているからです。
そのためには、これに関わる大人自身が
生きるしなやかさを見につける必要があります。
生きる力、生きるための柔軟性を持たない大人が
子どもたちにレジリエンス云々を 語れるはずがありません。
負けない心、ではなく
問題を学びに変える視点を持つこと
感情的に入り込んだ自分自身を客観的視点に戻すスキルがあること
苦しみを強くしてしまう思考パターンと
さらりと受け止めて次に進んでいくことができる思考パターンの違い
コトバの使い方
脳の使い方
それをちゃんと大人自身が知ること
きれいごとの愛情もどきで接するのではなく
シビアに、生きるチカラを育てるための関わりを
ちゃんと大人が学ぶこと
自分の問題に目を向けない大人が
子どもたちの問題に
本気で関わってあげることなどできないと
私は考えています。
保健室コーチングは
脳科学や想いの科学、コーチング、カウンセリング、認知科学というちゃんとした背景理論をもって
楽しく、わかりやすく、日常と理論と自分の人生、自分の仕事、生き方をつないでいきます。
保健室にやってくる子どもや クラスの生徒や わが子や クライアンや従業員のために
何かできないかと自腹を切って 自己投資して
参加された養護教諭さんや担任の先生や経営者や子育てママが
理論やスキルを学ぶ中で
自分自身と向き合っていらっしゃいます。
それが深ければ深いほど
結局は現場での影響力、実践力につながって
教育的成果を上げていらっしゃいます。
ご自身のレジリエンスが高まる体験をされているからこそ
保健室コーチングで学んだ概念が
現場での子どもたちのレジリエンス高揚のための具体的な方法となって
生きているからです。
現職中もそうでしたが
いろいろな言葉がブームになっては消えていきますね。
自己肯定感もそうでしたが
何かの言葉がブームになると
どんな手法で
どんな指導をして
どんな実践をしたか
ということばかりが 課題に上がる
自己肯定感ということの本来の意味が 深く理解され
それを実践する人間が
それを実践していないのに
子どもたちに何とか教えようとする
まずはそこが
ずれてるんじゃないのか。と思うわけです。
子どもたちに、クライアントに伝えたいと思うことを
ちゃんと自分が実践して 自分が実感して
深いレベルで理解すること
保健室コーチングは、子どもたちへのアプローチ法を学びながら
学ぶ大人の様々な課題にも同時に取り組みます
その中で まさに 「レジリエンス」を高めていくことができます。
「起きた問題」へのアプローチではなく
それを作りだす「思考プロセス」「思考パターン」そのものを扱うアプローチを学ぶことができるからです。
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