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このブログがきっかけで 昨年 8月に 福島県郡山市教育研修センターで養護教諭研修会の講師をさせていただきました。
新しいものに抵抗がある教育の世界ですが このご縁をつないでくださった指導主事の先生はNLPをご存じで、自らも研修センターでNLPのご講義をされる方。
すごいご縁だと、本当にうれしく思い、研修をさせていただきました。
その時の 郡山市教育研修センターの指導主事の先生方も 本当に素敵な方ばかりで、素敵な思い出になっておりました。
そして、平成23年度の夏も 再度講師で。。。というお話をいただいたのが昨年末くらいだったと思います。
昨年は保健室コーチングの基本的な内容をお伝えし、さらにその続編ができるということで すごくうれしく思いました。
3月に 東北で大震災があり、教育研修センター自体も 大きな被害があったということをその指導主事の先生からメールで教えていただきました。
それでも、今回の養護教諭向けの研修は 実施できることになり、
今日(8月4日)、行ってまいりました!
テーマは「心のケア」
看護ケアもカウンセリングもコーチングもすべて含んだ保健室コーチングは、ココロと身体の有機的関連を大切にしたアプローチです。心のケアという点でも大いに力を発揮します。今回は 震災後の心のケアという視点から 「人間の苦しみ」を脳科学的に理解していただき、これまで「受容と共感」から一歩進んだ教育の現場で使っていただけるケアの方法をお伝えしました。
ご縁をつないでくださったW指導主事先生は ご栄転でお会いすることができませんでした。
それでも、所長先生はじめ 指導主事の先生方が、大震災という出来事のあとの 学校での子どもたち、保護者の方々の不安などに対応する養護教諭さんの激務、責任、心配り、負担などを 本当に心配されていて、
なんとか、この夏休みに 少しでも元気になってほしいんですと 話してくださったことに 感動しました。
私も 家庭では ママが、 学校では学校のママである 養護教諭が 元気でいることが とても大切なことだと思っています。
そのこともぜひ 伝えたかったのです。自分がぼろぼろになるまで 子どもたちのために 頑張ってしまう養護教諭さん
自分の状態管理こそが 本当に大切なのです。
今回、お話しさせていただいた内容は・・・・・
【今回の研修の目的】
(1)昨年度の研修内容を、再度「心のケア」という視点でとらえなおす
(2)人間はどうして苦しむのか?問題解決、心のケアとは何かを問い直す。
(3)保健室で実際に使うことができる概念と手法を学ぶ。
【内容】
1 人間の苦しみと「脳科学」の関係(ゲームとレクチャー)
→焦点化の原則と人間の苦しみ
→思い込んだもの、重要だと思ったものしか見えない
→私たちはプログラムによって動かされている
→私たちは事実そのものではなくそれに張り付けたイメージや印象、解釈に反応している。
2 問題と苦しみの本質
→ 問題が存在するのではなく 問題だと「認識」している
→ 問題の中に一体化して、マトリョーシカの中に入っている状態
→ 問題を排除するのではなく、問題を外から眺める視点を作り出す、事実と解釈を分けるためのアプローチをする
→ 思い込みを変えると出来事や人に対する感覚が変わる
3 人間の苦しみと「コトバ」の影響力
→ コトバは、すべてを伝えることはできない (体験がことばになる際に脳の中では「削除」「歪曲」「一般化」が起きる
→ 言語化することで 現実化する。コトバではなく 1次体験を引き出し、意味づけを変える
→ ニューロロジカルレベルから見た コトバの影響力 人格レベルでの表現の影響
→ コトバが体に及ぼす影響を体験する
4 実際の手法
→呼吸のペーシングを使ったアプローチ
→姿勢を変化させるアプローチ
→教育キネシオロジー、スリーインワンの手法を取り入れたアプローチ
→アソシエイト、ディソシエイトを活用したリフレーミング
→養護教諭自身の状態を整えるセンタリングの方法
という流れです。
2時間20分の講演時間をいただいたので、しっかりと取り組んでいただけました。
コトバでは 長い時間を要するものも カラダを使ったアプローチで 感覚に変化を起こすことができます。
現場ですぐに活用できるシンプルで 効果性の高い手法をお伝えしました。
ぜひぜひ 活用していただきたいです。
保健室コーチングは 決して新しいことをお伝えしているのではなく
経験知を理論として理解することで、「このやり方でよかったのだ」と確信し、さらに体を使った体験で腑に落とすことができるものです。
所長先生も 「なんとなくこうかなと思っていたものが 理論で整理された。」とおっしゃって下さいました。
指導主事の先生方、研修会に参加してくだっさった養護教諭のみなさん、保健主事のみなさん 本当に 素敵な時間をありがとうございました。
東北の底力を 心から信じております。
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その時の 郡山市教育研修センターの指導主事の先生方も 本当に素敵な方ばかりで、素敵な思い出になっておりました。
そして、平成23年度の夏も 再度講師で。。。というお話をいただいたのが昨年末くらいだったと思います。
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1 人間の苦しみと「脳科学」の関係(ゲームとレクチャー)
→焦点化の原則と人間の苦しみ
→思い込んだもの、重要だと思ったものしか見えない
→私たちはプログラムによって動かされている
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2 問題と苦しみの本質
→ 問題が存在するのではなく 問題だと「認識」している
→ 問題の中に一体化して、マトリョーシカの中に入っている状態
→ 問題を排除するのではなく、問題を外から眺める視点を作り出す、事実と解釈を分けるためのアプローチをする
→ 思い込みを変えると出来事や人に対する感覚が変わる
3 人間の苦しみと「コトバ」の影響力
→ コトバは、すべてを伝えることはできない (体験がことばになる際に脳の中では「削除」「歪曲」「一般化」が起きる
→ 言語化することで 現実化する。コトバではなく 1次体験を引き出し、意味づけを変える
→ ニューロロジカルレベルから見た コトバの影響力 人格レベルでの表現の影響
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4 実際の手法
→呼吸のペーシングを使ったアプローチ
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