姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

成長しシフトする時に起きる引き戻し現象

2020年08月21日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。



今日のテーマは

「成長しシフトする時に起きる引き戻し現象」です。


今日は、人が変化し、成長するときに

起きる「お試し」について書きたいと思います。


たぶん、多くの方が

「その体験ある!」と思われるかと思います。




昨晩

妹から電話がかかってきました。

彼女のことは

以前の記事でも、書いたことがあります。

https://1lejend.com/b/detail/IRnMnAEvyo/2802924/


今まで、仕事のために自己投資することを

馬鹿にしていた妹が

50代後半になって、プロ意識に目覚め

良い方向に変化しているという話を書きました。


今回の電話では・・・


2年程前に職場に入ってきた

同年代の同業種の人(Aさん)が

あまり仕事ができず、いらいらしているとのこと。


「あれ?その人のこと気にせず

自分のやるべきことに集中するって言ってたよね」


『ずっとそうやってやってきたんだけど、

同じ職場のBさんが

あの人、上司に気に入られているから

また、めんどくさい仕事を断ったらしいよって

教えてくれて。

また、あなたに負担かかるね。

大変だよねって。

そういって心配してくれたの。

それ聞いたら、またAさんに対して

腹立って、腹立って。

嫌な仕事、全部

もうどうしたらいいかなって、教えてもらおうと思って』


うちの受講生なら

桑原がどう答えるか、お分かりだと思います。


「答えを、人に求めるなよ」です。


『わかってるよ。あの人のことなんて

知らんぷりして仕事すればいいんだよね!』


「いやいや、その言い方する時点で

気にしてるでしょ(笑)」


そこで、妹には

今の状況について、何が起きているのかを整理しながら、説明をしました。


・問題は、Aさんではなく、

Bさんが話したことに振り回されたあなた自身。


・Bさんも、Aさんが嫌い。この話をすれば、

あなたが、またAさんに対して自分以上の怒りを向けることを

知っている。(無意識にやっている)


・こういう人は、自分から手を出さない。

親切のつもりで、自分の怒りを代理でやってくれる人に

責任をふる。(大きなトラブルに発展した時、知らんぷり)


・ここ1年半、自分に集中してやってきて

次のステージに上がる途中。今起きていることは「お試し」


・今までも、同じパターンで失敗してきたはず。

Bさんは、あなたが過去にいたステージから成長していないから

前に進もうとするあなたを、無意識にとめてとどまらせようとしているだけ。


この話をしているうちに

怒りモードだった妹は冷静さを取り戻しました。


『実は、先日受けた某セラピーでも、

あなたはトラブルに巻き込まれやすい。

やっと前に進み始めたのに、自分から逆戻りするようなトラブルに

頭を突っ込むパターンを持っている。

体を壊すからやめなさいって。』


やっと気づいたようです。

「明日から、もう一度自分のすべきことに集中する」


といって電話を切りました。


この話の補足をします。


人間が大きく変化し

今のステージから一つ上のステージに上がるとき

必ず『お試し』が来ます。


目標を立て

そこに邁進している時はどんどん変化が現れます。

その変化にワクワクすることも多い時期です。



しかし

次のステージに向かうちょうど中間地点に来た時、

過去の同じステージにいたグループの人が

様々な形で引き戻しにかかります。


情に訴えたり

怒りでかかわってきたり、

わざと怒らせるようなことをしたり

それはもう、あらゆる方法で。


「私たちと同じグループにいるままのほうが

楽ちんだよ。楽しいよ。」

「あなたが行こうとしている先はやばいとこだよ」

「私たちのグループから離れるっていうの?許せない!」


相手は悪気なく(しかも無意識に)やっていることですが、

どうしてもその状況に

動揺してしまいます。


新しいステージに行こうとする時

人間は恐怖を抱えています。


恐怖を受け容れつつも

さらに前に進もうとすると

一旦「孤独」になるのです。


この孤独に耐えられず

進むことを自ら辞めてしまう人もいます。


その心の隙間に

過去の同じグループの人が

巧に入り込んできます。



だから、人によっては

「そうだよね。やっぱ慣れた環境がいいよね」

なんて、もっともらしい理由で

せっかく進んできた道を

逆戻りするのです。


これを繰り返していると

成長できない極性を作り上げてしまいます。


しかし、その一時的な孤独も受け容れ

やると決めたことに

前に進み続けると

7割、8割まで進んだ時

次のステージに引き上げてくる人が現れます。


すると

もう、周波数が全く変わってくるので

過去グループの人は

どうでもよくなります。


人によっては

職場の環境ががらりと変わり

自分と同じ周波数や波動を持った人が

集まってくるようになります。


ワンステージUPすると

以前のグループの人とも、つき合えるようになります。

でも、影響を受けなくなります。


一つ高いところから物事を見ると

「ああ、私もあんな時期があったな。」

と受け容れることができるからです。


保健室コーチングの資格コースを

修了した受講生は

この経験をしています。


シャバ(それぞれに日常の現場)は

迷いの種はたくさんあり

まさに修行の場。


今、起きていることは

自分のステージを上げるための

最適な場ととらえると

また違った見え方ができるかもしれません。



ただ、体がもっている過去パターンは

強力なので

気付きの場が必要です。


保健室コーチング受講生コミュニティは

まさに、そういう役目を果たしています。


今回のような

感染症パンデミックや大きな自然災害の時は

人間の集合意識が大きく動き

多くの人が不安定になります。

もう一つ付け加えるとすると

さらに二極化がすすみます。


次のステージに行く人と

留まり続ける人


4月末から開催している

質問カードオンラインセッションでも


「孤独になっていた」

「また過去のパターンになっていた」

「もう、今までのやり方はやめる」


などの感想があるのも

こうした理由があるからかもしれません。


桑原も、何度も何度も

またやらかしちまった!を繰り返しながら

前に進んできました。


だから、もし、あなたが

同じような引き戻しに反応したとしても

そんな自分を責める必要はなく

「やらかしちまったぜ!」で

反省は終わりにしましょう!


さっさと、次に進んでください。


次のステージには

これから出会う素敵な人たちが

〇〇〇〇さんが

やってくるのを待っているのです。


長くなりました。


今日の記事は、何度でも

読み返していただければと思います。



それでは

今日も、希望を胸に

すてきな1日を作りましょう!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年6月4日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。


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