（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
今日のテーマは
「叱る場面で成長リソースを見つけても、ほめる場面で◎◎してしまう」です。
ほめる、叱るの話は、桑原の著書でも
ニューロロジカルレベルという概念を用いて書いています。
特に、叱ると場面についての説明では
研修や講演でも、多くの方が納得してくださいます。
■人格レベルと行動レベルをつないでしまう危険性
行動のミスを人格（自己認識）レベルに
関連付けて叱ることが
いかに子どもの可能性をつぶしてしまうか
ということですね。
例えば、宿題を忘れた子どもに
「あんたは、だらしない子だ！」
という叱り方をしてしまうような場合です。
宿題を忘れた（行動レベル）ことを
だらしない子（自己認識レベル）を
イコールで結んでしまっています。
自己認識レベルでの否定的表現は「レッテル」となり
そのままその人の自己イメージとなり
価値観・能力・行動・環境に影響します。
自分がレッテルを貼っておきながら
「ちっとも行動が改善しない」なんて
めちゃくちゃな理論ということです。
■行動のミスはリソースとして扱う
行動のミスなのだから
その行動の改善について
思考できるような言葉がけをしてあげれば
よいのです。
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次はどうやったら
宿題を忘れずに
やってこれるかな
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メルマガでも何度もお伝えしているので
しっかり実践されている方も多いかと思います。
叱る場面というのは、実は、成長のためのリソースが
満載なんですよね。
■気になるのはほめ方の勘違い
逆に最近、気になるのが
ほめる場面での言葉がけです。
たとえば、積極的にお手伝いをした子に対し
「あなたは、とてもよい子ね」
というほめ方をしてしまうことがあります。
自己認識レベルをほめているのだから
いいじゃないかと思うかもしれません。
子どもだって「いい子だね」と言われたら
事実、うれしですよね。
でも、ちょっとここには
大きな落とし穴があります。
長くなったので
続きは明日！
それでは
今日も、素敵な1日を！
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