姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】私が思う「信頼する」には「期待」が乗っていたと気づきました

2023年03月17日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】私が思う「信頼する」には「期待」が乗っていたと気づきました」です。

 

波動脳科学セルフアクセプトコース8講の感想です。

8講では、自分の内面にどんな想念があるか、どんな本音があるか、
どんな状態なのかによって、相手との関係性に違いが起きるということを、理論とワークで体験しました。

 

信頼するという言葉は、だれもが知っていて、大切なことだと理解しています。

しかし、「信頼が大事」「信頼しよう」と簡単に口では言いますが、本当に信頼しているかどうかなんて、実は本人すらわかっていない場合もあります。信頼しているつもりが、「信頼すれば思い通りに相手が変わるかも」という想いがあれば、そちらのほうが相手に届きます。

 

自分が意識している、していないにかかわらず、私たちは、常に「内側にあるもの」を言葉の何万倍の威力で伝えているのです。

 

感想を書いてくださった養護教諭の先生方の感想から、本当に深い体験をされ気づきが起きていることがわかります。
だって、信頼するって知識ではできないことですから、体を使って体験していくしかないのです。

 

私が思っていた「信頼する」って期待が乗ってたんだなと気づきました。
講座で「相手の完全性を信じて言う」ワークは思った以上に簡単で、相手から思いもよらない返事が返ってきてびっくりしました。
自分のあり方で相手が変わるんだなとワークを通して思いました。
「信頼」も自分がしたら、「信頼」が返ってくるんだと思いました。でも、ちょっとむず痒い感じというか、違和感があって「私はこんな反応を返されたら困るな」と思う変性自我がいました。
普段の会話は「信頼」してるつもりで「信頼」していなかったかも?すぐに人のことはダマサれるくらい「信頼」してしまうのに、「信頼」してほしい人には「信頼」を返されてない感じがあって、期待が一緒に乗ってたんだなと気づきました。
「信じられる(信頼される)養護教諭になりたい」と養護教諭がよく言うけど、それも期待が乗ってると思います。「信じる」って思った以上にシンプルなことだと思いました。私は「人を信じる養護教諭になります。」と宣言しました。

 

 

自分の状態管理で、こんなにも相手と関係性が違ってくるのかと実感しました。

その1
Yさんのシェアで、自分は、10㎝下からだと思っていたら、実は10㎝から言っていたという気づきは、「あっ、もしかしたら、私もそうしていたかもしれない」と思う相手がいます。保健室登校している児童の担任との関係性です。保健室での過ごしている様子やプリントが欲しいなど、児童のことについて話しかけると拒絶される感がありました。新任3年目の若い先生でもあり、積極的にかかわらないので、接し方がわからないのかな、何をしたらいいのかわからないのかなと無意識に上からの状態で話していたのだと思います。「完全な自分で完全な相手とかかわる」と宣言して、「来週の週報が欲しいと伝える」と、すんなりプリントをくれました。また保健室で「文章を書くのが面倒くさい」と言っていたと伝えると「ようやく本音が言えるようになってきたんですね。」と、会話ができました。

その2
少しずつ登校ができるようになってきたAさん。不安が強く、いつも水筒を首から下げています。「休ませてください」と突然やってきました。私の「なんとかしてあげたい」のクセがでて、いろいろ声をかけると、「先生、静かにしてもらえますか」とぴしゃりと言われてしまいました。Aさんも私も大丈夫。Aさんは、自分で力を持っている。と宣言しました。10分後には、教室へ戻っていきました。

ついつい、良い悪い、〇×で自分にも人にも評価をしてしまうパターンが多くあります。イライラして相手に怒ったり、自分をダメだと下げたり。でも、自分の状態管理がどうだったのかと振り返ると、ちょっと孤独寄りの中庸かな、ちょっと孤立寄りの中庸なのかなと、いやいや今孤独状態?など楽になりました。

 

 

 



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