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2018 7/1の拝観報告(京都国立博物館 新収品展)


写真は、平成知新館

日曜日です。
実は前日まで学会があり、帰洛したばかり。
取りあえず長男を10:00に塾まで送って、10:45頃着で7/16までの新収品展に行ってきました。

重文、国宝を中心に。

・変形方格規矩鏡・変形獣文鏡 京都府向日市物集女恵美須山古 墳出土(重文)
こういう古代の出土品関係は、ド素人には価値が分かりにくいです(笑)。
それぞれの持つ歴史的意味とかで違うんでしょうけど、銅鐸とか銅鏡とかは正直どれを見ても違いが・・・いや、こちらの問題なんですけどね。

・金銅錫杖頭(重文)
錫杖の上に付いているヤツ・・・ですけど・・・これもこちらの問題です(笑)

・玉篇巻第九残巻(重文)
モノはボロボロなんですが、それでも重文になるほどの価値があるんですね。

・漢書楊雄伝第五十七(国宝)
今回唯一の国宝。
朝日新聞創業家から今回、3000万円で購入したそうです。
今まではあまり公開されていなかったようですね。

・銹絵寒山拾得図角皿 尾形光琳画・尾形乾山作(重文)
有名人がらみ、しかも兄弟での作品ですので、こういうのは分かりやすいです(笑)。

・正親町天皇宸翰消息 蘭奢待云々 九条稙通宛(重文)
戦国マニアとしてはたまらないですね(笑)。
蘭奢待を信長にムリヤリ切り取られたのを正親町天皇が「マジでか、アレはないわ~~~」って九条稙通にグチってる文章(笑)。

・太刀 銘備中国住人左兵衛尉直次作/建武二年十一月(重文)
アニメなどの影響もあり、刀や太刀がブームになって久しいですが、個人的には刀も太刀も違いが・・・(笑)。
宗三左文字のように由緒を知っていると、特別に興味が湧くんでしょうけど。

さて新収品展に来たのですが、意外に仏像エリアで足が止まりました。

・安祥寺 五智如来(重文)
なかなか立派な5躯です。
安祥寺、お参り出来るようにならないのかな。

・妙傳寺 木造十一面観音立像(重文)、 木造毘沙門天立像
八瀬の妙傳寺ですね。
こちらも話題になって数年経ちました。
木造十一面観音立像は、菩薩像の割にはふくよかな感じが印象的です。
八瀬の方も開拓出来てないですね。

常念寺 加茂町 
以前からちょいちょい出てる十王像など。地蔵菩薩立像もありましたね。

廬山寺 木造如意輪観音半跏像(重文)
こちらは初めて見た気がします。
廬山寺にこのような仏像があった(所有されていた)んですね。

下鴨 新町地蔵(重文)
地蔵盆、行きましたね(笑)。

最近は長男くんの件があり、なかなか拝観出来ていません。
また前日に他地方から帰ってきて、久しぶりに仏像や文化財を1人でゆっくり観ていると、
「京都に帰って来たなぁ~~~~」って、実感しました。

やっぱり京都、サイコ~~~~(笑)!

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