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岩王寺 綾部


写真は、庫裏(左奥)、本堂(中央)、仁王門(右手前)

岩王寺(しゃくおうじ)は綾部の山中にある真言宗寺院です。
かつては硯石(岩王寺石)の名産地で、三筆の1人である嵯峨天皇も愛用したそうです。

アクセス
五条通を西へ進み、京都縦貫道に沓掛ICから乗ります。
約50分走り、綾部安国寺ICで降ります。
高速を降りると国道27号線とのT字路になるので、ここを右へ進みます。
国道27号線を約1.6km進み、梅迫駅を超えた先の左手に梅迫口の踏切があるので、これを渡ります。
渡ってすぐ増水のT字路を右に進み府道485号線へ。
さらに縦貫道の高架下をくぐって約870m進むと、道が細くなる交差点があります。
ここを左へ。約550m先で三叉路っぽくなるので、ここを1番手前で右の坂を上ります。
この坂を上った左手に境外仏堂の地蔵堂、右手に岩王神社があります。
ここから約150m先の最初の交差点を右折します。
さらに約500m先に岩王寺の案内板があるので、右折して山道を登ると右手に仁王門が見えてきます。
この前を通過した右手奥に駐車場があります。

石段の上に茅葺の仁王門があり、左右に金剛力士像がお祀りされています。

仁王門の後ろには茅葺の本堂、さらにその後ろには庫裏があります。
庫裏の前庭は、岩王寺石を使った枯山水庭園になっています。
また本堂の右手奥には鎮守社(熊野権現)があります。

事前に連絡をしておくと、堂内のお参りができます。
また8/15に近い日曜日には施餓鬼会があり、この際も本堂、庫裏、境外仏堂の地蔵堂も開扉されています。ただし11:00~12:00は法要です。
本堂の内陣中央には本尊の薬師如来像のお厨子がありますが、秘仏のため閉まっています。
左右には十二神将像がお祀りされています。
庫裏の内陣中央には札所本尊の如意輪観音像、右手には弘法大師像、左手には開山の空也小人像がお祀りされています。
境外仏堂の地蔵堂には、石仏の子安地蔵像がお祀りされていました。

またこちらが所蔵する本堂薬師如来の前机である髹漆卓(きゅうしつたく)は、重要文化財ですが、奈良国立博物館に寄託されています。

御開帳
2016年10/30~11/1まで33年ぶりに御開帳がありました。
初日の10:00~10:40までは大法要がありました。
本堂内陣中央のお厨子が開いており、中央に本尊の薬師如来坐像が、左右には日光・月光菩薩像がお祀りされていました。

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