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2018(平成30)年 第 54 回京都非公開文化財特別公開の速報
写真は、建仁寺 開山堂の楼門
猛暑の京都は祇園祭 先祭の真っ只中。
京の夏の旅も始まっています。
さて今回は
話は早くもbosunさまからコメントで教えていただいた秋の非公開文化財特別公開です。
bosunさま、教えて頂きありがとございました!
基本的な日程は、11/1(木)~11/11(日)の9:00~16:00です。
最近は直前の分析を行っていないので、今回分かっている範囲で個々にコメントもします。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ。ないしは寺宝の展示が追加される。
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
A-1 上賀茂神社:いつもの本殿、権殿、高倉殿と寺宝。
A-1 北野天満宮:公開場所、公開寺宝の内容など不詳。
D-1 冷泉家:11/1~11/4の公開。秋のこの期間だけは毎年公開しています。
B-2 下鴨神社:いつもの本殿、大炊殿、神服殿。
A-2 白沙村荘:普段から公開はしていますが、地蔵菩薩立像(重文)、迦楼羅像や聖徳太子像は通常時は事前予約がないと拝観出来ません。
C-2 法然院:いつものように11/1~11/7の公開。
E-3 光雲寺 11/1は15:30まで、11/8は12:00~、11/9は拝観休止です。2010年ぐらいまでは春と秋に特別公開がありましたが、それ以降特別公開はほとんど見なくなりました。久しぶりの特別公開です。
E-3 大寧軒:2010年、2015年に特別公開がありました。こちらも数年ぶりです。
A-1 無鄰菴 こちらは受付が7:30~16:30です。通常から公開していますが、7:30~ですので9:00の前に行けそうですね。
C-3 知恩院 大方丈・小方丈:近年は春と秋に定期的に公開あり。
E-3 建仁寺 開山堂・浴室:最近では2013年の春に特別公開がありましたが、かなり久しぶりです。
E-3 建仁寺 久昌院:2017年の京の冬の旅で特別公開がありました。
D-2 六道珍皇寺:春と秋には密かに独自で特別公開していることが多いです。
D-2 西福寺:六道まいりがある毎年8/7~8/10は本堂内が公開されます。
D-2 妙法院:秋の特別公開は昨年途切れましたが、毎年5/14の五月会で毎年公開があります。本堂の龍図が、調子武音のものである可能性が高いと最近判明したのでタイムリーではあります。
B-3 東寺 五重塔 講堂:公開期間が10/27~11/11。今回も講堂内を1周出来ます。
C-2 石清水八幡宮:今回は本殿のみ。書院はないようです。
A-1 松花堂庭園・美術館:庭園は通常から公開しています。美術館の展示が変わるのでしょう。
今回は原点回帰というか、「本当の意味での初公開」がなくなりましたね。
最近は初公開=マニアックなところでしたので、あまりニーズが高くなかったのでしょうか。
過去に特別公開があったとはいえ、かなり久しぶりなのは光雲寺、大寧軒、建仁寺 開山堂あたりでしょうか。
またこの秋は大覚寺で戊戌開封法会が10/1~11/30まであり、嵯峨天皇宸翰勅封般若心経が特別公開されます。
こちらも注目ですが、今回の非公開文化財特別公開の開催エリアからは残念ながら遠いですね。
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