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2024 7/14の拝観報告4 最終(玄想庵 山本義博 琳派・RINPA 作陶展 茶会)
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写真は、離れの茶室。
ごはん処 矢尾定を出て、綾小路通を東へ。
東洞院通を南下して、12:45頃にやって来たのが玄想庵です。
この期間こちらでは山本義博 琳派・RINPA 作陶展が開催されており、
それに付随して14日と15日は山本先生がお茶会をされるとアマ会の桜さんから連絡がありました。
そこで事前に初日の1席目を予約しました。
アマ会のkiさんご夫妻も一緒で、1席7名でした。
薄茶2服で3,000円。
1階の店の間から座敷に作陶の展示があり、奥座敷が待合。
中庭を通って奥の離れの茶室が本席でした。
13:00頃にお茶席に入ると、床の間には鯛と海老の絵。
花入れの周りには貝殻が。
席主の山本先生も海柄のシャツで登場w
桜さんからの事前情報の通り、型破りなお茶席です。
7/15が海の日ということもあり、テーマはもちろん「海」。
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写真は、お菓子は亀屋則克の浜土産(はまづと)。
お菓子は浜土産。
ですよね~~~w
半東はおられず、山本先生がお話をしながら全員お点前して下さいます。
また山本先生とお知り合いのお正客さんもよくおお話されますし、
同席の方々も待合でお話していたので、非常に話も続いて楽しいお席でした。
写真も撮り放題なので、皆さん結構自由な感じでしたね。
2服目は水屋からの点出し(山本先生のお席はこのスタイルだそう)。
「お茶会はみんなで楽しむもの」を具現化したようなお席でしたね。
13:50頃に席を終えて出てきたら、2席目待ちのあきさらささん、Hitoさんとさくらさんがおられました。
3席目には桜さんが、翌日の1席目にはTさんが来られるので、アマ会の方も多かったですね。
14:00にはこちらを出て帰宅。
この日が名古屋場所の初日でしたのでw
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法輪寺 下京区
写真は、表門
法輪寺は、西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
アクセス
京都駅から市バス50系統に乗り、西洞院正面で下車します。
下車してさらに1つ先の交差点を左折して、旧花屋町通へ。
さらに1つ先の交差点を左折して東中筋通へ。
約10m先の左手に法輪寺の表門があります。
江戸時代初期に12代門主准如上人から法輪坊と名付けられた塔頭でした。
豊後大友氏の末裔である戒雲が初代住職となり発展しましたが、幕末の蛤御門の変の火災で焼失しています。
通常は非公開ですが、2023年11月の非公開文化財特別公開で内部が公開されました
表門を入ると前庭を経て左手の玄関から入ります。
玄関間を経て左手に進むと本堂です。
本堂は浄土真宗寺院特有の座敷御堂の形式で、内陣が1段高くなっています。
10畳の座敷の奥に6畳の外陣があり、6畳間の奥が内陣。
6畳間の左手に4畳半の茶室があります。
4畳半の茶室は落天井で、奥が化粧屋根裏で手前が竿縁天井です。
10畳間の左手には床の間があり、床柱は桜の面皮付き。
床の間の板は樫の木の1枚板。
ちんくぐりもあります。
この床の間に明如上人像と聖徳太子像が掛けられていました。
さらに10畳間の右手には縁の間があり、その外には小さなお庭もありました。
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