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2025 1/11の拝観報告3 最終(高雲寺 大般若会)
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写真は、本堂内陣。
13:20頃に石段を登ってやってきたのが、高雲寺です。
惟喬親王が隠棲した宮がここにあり、後にお寺になりました。
普段はお堂も雨戸が閉まっていますが、この日は本堂が開扉され大般若会が行われます。
地元の方に聞くと鎌倉時代の般若経が60巻あり、それを1/11と6/11に30巻ずつ転読するそうです。
転読しますが実質はお経が痛まないように空気を通すのが第1目的のようですw
13:00頃からお堂を開け始め、13:20頃にはお経も2巻(20冊)ずつ座布団の前に並んでいました。
内陣に向かって右手(奥側)が男性エリア、左手(手前側)が女性エリアと決まっています。
僕以外にも惟喬親王を調べているという女性も2人来ておられ、外部者は3名。
地元の方が続々と集まって来られると、「若い方も来られててうれしいね。転読やってちょうだいよ」と温かく迎えてくださいました。
法要の流れは和尚さんが登場され、
14:05~14:15頃までまずは読経を聞きながらお参り。
14:15~14:25 転読。90度くらいのいい距離感で開くと重力できれいにお経がめくれ落ちていきます。
5冊目ぐらいでコツをつかみましたw
14:25~14:35 お焼香。お焼香の箱を回して行います。
14:35~14:45 再度読経で終了。
この後は地元の集会が15時頃からあったので、その前に失礼しました。
しかし法要前も法要後もしばらく内陣、脇壇やお経をじっくり見せて説明までして下さいました。
あるかどうかの確証もない段階からのチャレンジでしたが、最高の形で終わりましたw
この日はこれで帰宅しました。
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