かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

働き方が変わる、学び方が変わる、暮らしが変わる。
 「Hoshino Parsons Project」のブログ

今どきの掃除機考

2008年12月24日 | ・・・ったくアホな生活
足の踏み場もないほど整然と整理されつくした私の部屋、
どんどん収拾がつかなくなる。

そんな部屋のわずかな隙間をたまには掃除しようと、これまで様々な掃除機はモップの類を購入してみたが、なかなかこれといった道具に出会えない。

コンパクトな掃除機は、すぐに壊れてしまう。

これは、うちのパートさんなどに話を聞くと、コンパクトな掃除機に限らず、
家庭用掃除機というものは、皆壊れやすく、何度も買い換えている家が多いとのこと。

なにかと家電製品は海外生産に依存するようになってから、すぐに壊れてしまい、修理しようとすると高額の請求話になってしまい、「買い換えた方がいいですよ」との店員の言葉に渋々従わざるとえないことが多い。

日本中の主婦は、皆こうしたことに不満を感じているに違いないと思う。

さまざまな家電製品のなかでも、一際、掃除機というものは、
壊れやすい。
長いホースの収納が悪い。
コードが巻き込まれる構造とはいえ、なにかと動かす道具なので常に邪魔。
コンパクトな丸型が多く、動かしやすさを追求しているようでいて、転びやすいことこの上ない。

洗濯機やクーラーの進歩に比べると、
現実の問題に応える改良が、ちっともされていないような気がする。

そんなことずっと考えながら何度も電気店へ足を運んでみていたが、どうも納得して購入できるものに出会えず、ずいぶん月日が経ってしまっていた。

そんな折、沼田へ所要で出かけた際に、K電機の新しい店がオープンしているのをたまたま見つけたので入ってみた。
厳しい競合関係にあるとはいうものの、よくもこれほど大きな店をこんなところに出したものだと関心しながら、広い店内をじっくり見せてもらった。

こんなときとばかりに掃除機のコーナーも再三まわってみた。
ところが、やはり納得できる商品がない。

強いて言えばダイソンの掃除機だけは、ちょっと気になった。
でもダイソンは、パートさんの話では音が大きいことだけは覚悟が必要とのこと。

決め手に欠けるのでパソコンコーナーなどを再度回ってみたものの、じっくり見れるこの日を逃したらまたいつになるかわからないので、もう一度掃除機コーナーに戻ってみた。

金額の幅が数千円から7万円以上までとあまりに幅があることも、決心を鈍らせる。
そんな迷いのなかで棚を見ていたら、ダイソンのハンディータイプが目に入った。
およそ3万円。

これまでの安物のハンディタイプは、すぐに壊れるものばかりだった。
これならば耐久性はある程度信頼できるものではないだろうか。

しかも収納やもちまわし機能を考えると、やはり私の生活の場合は、ハンディータイプに限る。

ということで、ようやく決心して購入を決めた。

今のところ、この選択は大正解であったように思える。
小型で持ち回りや収納が楽であること、
馬力が十分であることなどは申し分ない。

コードレスという選択から充電式でるため、
カタログ値で充電後の使用は7分程度ということだけがネックだが、今のところ
その時間でそれほど不自由はしていない。


それにしても、
掃除機というのは、どうしてこれほどまでに消費者の不満が解消されない商品にとどまっているのだろうか。

最近テレビで家電製品の国際市場でも、ドイツだけは特殊な市場であり
大手日本メーカーがなかなか参入できない話を聞いた。

なぜかドイツだけは、消費者の需要が実用性一点張りで、上辺のデザインや新しい機能が付加されてもまったく売れないとのことでした。
なんのデザイン性もない真四角のゴッツイ頑丈な冷蔵庫しか売れないらしい。

イタリアや北欧などのデザイン王国がまわりにたくさんありながら、なんという頑固さだろう。
その国民性、すばらしい。

こと掃除機に関しては、日本の多くの主婦は
間違いなくドイツで買いたいと思うことだろう。
ドイツの市場でどんな掃除機が売られているかは知りませんが、きっと今の日本市場のものよりは、納得できるものがあるに違いない。

パナソニックさんでも
サンヨーさんでも、
日立さんでもどこでもいい。

この声をしっかりと聞いてほしい!
コメント
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