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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

タイムマシンと歴史学

2010年05月15日 | 歴史、過去の語り方
最近テレビで、様々な最先端の望遠鏡で何億光年先の星を見る技術を見ました。

何億光年先の天体を見るということは、何億光年も昔の実際の姿が見えるということなので、宇宙の始まりの様子を観察することにつながるということです。


と、いうことは・・・


科学素人の私はすぐに連想するのですが、


何億光年先とはいわず、銀河系のすぐ隣りあたりの星に鏡でも置くことが出来たならば、
(光の速さで数百年から数千年程度の距離でいいのです)

太陽からの光がほんの十分足らずで届くことを考えれば、
太陽系近くの銀河系内のどこかの星に、ちょいと鏡をおくことが出来ただけで、
数百年から数千年程度の昔の地球の姿、日本の姿などを見ることが可能なのではないでしょうか。

何億光年先の様子を解像する技術に比べたら、はるかに高い精度で、地球の様子を見ることが出来るのではないかと思うのですが、誰か真面目に研究している人はいないのでしょうかね。

鏡に反射して映る映像ですから、何百年前の様子がリアルタイムで動いていることになるわけで、歴史上の大問題の真実、古代史の謎などが議論の余地もないほどの事実を突き付けられるわけです。

なにも歴史人物を追うまでの夢の解像度はなくとも、昔の地球表面の地形や環境を見れるだけでも、大変なことです。

今の天体観察の技術を見ていると、決して難しい技術ではなさそうに思えるのですが、どうなのでしょう。

もちろん、光の速さレベルで数百年、千年先の天体に鏡をおいてくるなんて、当面不可能なことでしょうが、月面のような天体に光や電波を反射させてその一部をキャッチするとかは、ありえないだろうか?

軍事偵察衛星の解像度を天文学レベルまで通用させることは、さすがに次元の違いを感じますが、今の天体観測映像のすごさを見ていると、なんかそう遠い先の技術でもなさそうな気がしてなりません。



ま、近い将来そんなこともありうるわけですから、誰も見ていないからといって、くれぐれも悪いことはしないように心掛けることにしましょうね。
コメント
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