ネタばらしをあまりしたくない気持ちがないわけではありませんが、
これからの時代のスタンダードスタイルだと思うので、この程度のことは公開します。
今日は、これからの仕事の営業打ち合わせを、わが家でしました。
どんな仕事かは、1年後の公開お楽しみとして、
以下の写真には、たくさんの営業ネタが入っています。
エイジング効果を出す塗装。
エアコン隠し。
インテリアとして自由にレイアウトできる棚。
歴史的価値がこれから上がるテーマの本。
生命力のある絞り込んだ食材の活かし方。
障子の意匠デザイン 。
ひとつひとつは、どうってことない工夫の数々ですが、プロの建築デザイナーなど使わずに、お金ばかりかけた高級料亭や茶室の「しつらえ」に勝る効果をねらってます。
今日は説明する前に、かなりの部分にクライアント側が反応してくれたので、とても嬉しかった。
これからの仕事は、なにを攻めるにも、
「本」だけ、
「食」だけ、
「住」だけ、
「衣」だけ、
では真の価値が伝わらない時代になりはじめているのだと思います。
それは、必ずしも「総合的」という意味ではありません。
日々の営みのなかで、何に価値をおいて「暮らし」「働き」「楽しむ」かということです。
まだ、多くの人には信じてもらえないでしょうが、年金暮らしの近所のじいちゃん、ばあちゃんでも、収入の少ない若年層でも、実現可能な豊かな暮らし。
そんなことが可能な時代になってたことを立証していく仕事ができてほんとに嬉しい。
これらの発想は、あと20年くらいのうちには、普通の和風住宅建築の世界でも常識になっていくことと思っています。