花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

耳が聞こえなくなるおはなし

2011年11月01日 | おいらの商店街
今日は朔日恵比寿の日。まずは揃って諏訪神社へ参拝しました。
お参りが済んで宮司さんとお話しする機会があったので、前々から気になっていること“本殿にご鎮座されているものはいったい何か?”を思い切り尋ねてみました。
8月21日のブログにも書きましたが、はたしてそれは鏡なのか、玉なのか、鎌なのか・・・それを知ったら眼がつぶれるのか、耳が聞こえなくなるのかを覚悟のうえでお尋ねしました・・・神主さんの返事はこうでした。おはなしは太平洋戦争から始まります。
四日市も空襲を受けて灰燼となりました。防空壕に大勢の方が非難され、入り口付近にみえた方が亡くなられました。それは多分、諏訪公園のほうではなかったでしょうか。諏訪神社もすっかり焼けてしまいました。そこで、新しく本殿が建てられ、ご神体を受けに信州の諏訪神社へ出向かれたそうです。鏡を持参して。
信州の諏訪神社ではご祈祷を受けその鏡に神様を移されたそうです。こうして現在お祭りされているのはご神鏡ということになります。
ご鎮座800年祭の折、神様が西町のお旅所まで神輿に乗って移動される神事が執り行われましたが、実はそのとき白い布にくるまれていたのは空の箱で、ご神体をご祈祷により移(削除 られたものとして)移されたようです。
やはり本殿というものは、神が降臨する場ではないでしょうか。
太古の昔から、人々は山をご神体として崇めたことが多かったそうです。山から出た水は集まって滝となり、川の流れとなって台地を潤し、田畑へ実りを授けられました。その感謝と畏敬の念が信仰として生き続けたのでしょう。

さて、本日も朔日恵比寿の行事として、地元産直の生鮮野菜100円ご奉仕が行なわれました。

お天気もよく、恒例となった100円市は大変な人気。30分ほどで殆んど売れました。ちょうど中日新聞さんが取材に来ていただき好評なところを見ていただけました。定着化とともに規模を広げていけば、ちょっとした“市”になるのではと期待しております。
コメント
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