花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

第14回 諏訪神社界隈

2016年10月10日 | レモン色の町

昭和三十二年十一月十五日、ちょうど四十六年前の今日。諏訪神社の七五三風景。なんと大勢の人が七五三を祝ったことか。拝殿前は人でごった返している。政成稲荷の前に人だかりがある。香具師でも居るのか。その中を堂々と帰る小学生。いつもは自分たちの遊び場だが、今日は少し勝手が違う。

この頃、ホッピングという玩具が爆発的に売れ始めていた。両手でハンドルを握り、両足をペダルにかけてピョンピョン飛びあがる単純な遊び。しかし、胃下垂や足の骨膜炎を起こす子供が続出し、翌年夏には下火となった。

 

 昭和三十年七月。諏訪神社の鳥居から東を見る。この日は夏越しの祓いのため、神社入り口の鳥居には、しめ縄が作られていた。写真を撮る親子か?正面に吉田酒店と紅屋呉服店。店の並びは昔のままだ。

諏訪神社は子供たちの絶好の遊び場だった。学校から帰ると、こずかいをもらって諏訪神社へと走った。群れを作って遊ぶことも多かった。地域外からの集団に出くわすと戦争が始まった。お互いが陣地を張り、年上の者が敵陣を攻める作戦をたてて指図した。遊びは真剣で命がけだった。

こども交流舘(現在)東にある公園。今は、図書館前にあった石山(五箇条のご誓文の碑)が移されている。

 

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