昭和34年1月1日のテレビ欄。
NHK(3チャンネル)とCBC(5チャンネル),そして東海テレビ(1チャンネル)しかなかった。姉とのチャンネル争いでガチャガチャと回す。最後にはすっぽ抜けてしまった。
4時からNHKで“1丁目1番地”の映画があった。映画化されていたのだ。
元日夜のお楽しみは、映画“ケーシージョーンズ”機関士の話と、NHKの“東西寄席中継”だった。笑って新年を過ごす、今も昔も変わらない。
昭和35年1月1日のテレビ欄。人形劇“孫悟空”、7時からは“バス通り裏”、そして7時半からスティーブマックイーンの“拳銃無宿”。お風呂に入って、9時15分から“日間名氏飛び出す”を観て寝た。オッと元日は『鬼が風呂に入りに来る』ということで風呂は沸かさなかった。
そして、昭和35年1月4日の映画館は?大入り満員だったに違いない。
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