花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

ものづくりの街

2011年09月09日 | おいらの商店街
昨日はお休み 出かける前に昼のNHKテレビを見ていたら 東京御徒町の高架下に“ものづくりの街”が出来ていて 32件の専門店が並んでいるという
先日来 石崎均先生と“一店一芸”を目指すマップ作りを相談していた折でした
番組中2店舗の紹介がありました
1軒は 色々なカサのパーツがあり 自分のお気に入りの模様や長さを選んで作る もう一軒は レザーでカバンや財布を指導を受けながら作ることが出来るというものでした
東京だからといってしまえばそれまでですが このところ空き店舗が目立つようになってきたスワマエ 何とか活性化のヒントにならないかと考えています
ここスワマエは 四日市宿の南の入り口にあたり 旧町名“新田町”“江田町”の名の通り 昔は田んぼの中を通る東海道筋に沿って家が立ち並んでいました 繁華な宿場町と比べて職人の多く集まる商店街?でございました
増田武夫氏編集の“東海道往来”によりますと 昭和3年頃のスワマエ通りには仏壇屋・櫛屋・桶屋・建具屋・宮大工・しみ抜き等の工房型店舗が並んでいたようです




二軒茶屋餅のこと

2011年09月06日 | 諏訪商店街振興組合のこと
先日のこと、鳥羽へ出かける機会があり、駅の売店で時間待ちをしておりましたら“二軒茶屋もち”を見かけて買い求めました。そう、小津安二郎が学生の頃、伊勢在住の折に食した二軒茶屋餅のことです。
先日の役員会でも、八鳥氏が「城下町の和菓子文化と異なり、伊勢路は餅文化だ」という言葉を思い出します。“永餅”“へんば餅”“赤福餅”“二軒茶屋もち”と伊勢神宮へ向かって旅する人々には、上品な和菓子よりも腹持ちの良い餅菓子が好まれたのでしょう。
“二軒茶屋餅”添付のしおりにはこう記されておりました。
     
 二軒茶屋餅の創業は、今からおよそ400年前の天正年間(1573)のこと、私(鈴木宗一郎)で20代目を数えます。
 当店のすぐ裏手は伊勢の町なかを流れる勢田川の河岸になっておりますが、その河口にある大湊(おおみなと)、神社(かみやしろ)は古くから宋や明との貿易で大変にぎわった港です。そこには全国より海路を経て伊勢神宮へ参拝する船参宮の方々の港でもあり、そこから勢田川をさかのぼって、ここ二軒茶屋に上陸するのが通常のコースでした。と申しますのは、当地は下宮・内宮の中間にあり、また遊郭・旅館街として名高い古市へも最短距離にあったからです。一面の芦原だった船着場近くには、当店ともう一軒に茶屋(湊屋)ができ、誰いうとなくこの地を“二軒茶屋”また当店のきな粉餅を“二軒茶屋餅”と呼ぶようになったといい伝えられております。
     
     
径4センチほどの小さな餅で(昔はもっと大きかったのかもしれません)こし餡に包まれた小さな大福にきな粉がまぶしてあります。別にきな粉が添えられてありました。
8年ほど前になりますか、振興組合からこの河崎へ視察に出かけたことがありました。勢田川をはさんで古い商店が並び、船の往来で繁栄した名残りが見受けられました。
     
     

小津安二郎監督「彼岸花」

2011年09月04日 | 諏訪商店街振興組合のこと
文化の駅サテライトステーション事業「小津安二郎再発見」の第3回は「彼岸花」です。
昭和33年の小津監督始めて挑戦したカーラー作品で、綺麗な画面が楽しめます。
今回は、佐分利信が娘(有馬稲子)の結婚に、駄々っ子のように反対。妻の田中絹代や山本富士子、そして中村伸郎の後押しで、佐田啓二との結婚にこぎつくというおはなしです。
浪速千栄子の面白さ。田中絹代の控えめな妻の役どころ。山本富士子がなんともきれいです。それから、最後には笠智衆の詩吟が披露され、見どころ聞きどころ満載でゴザイマス。
上映は9月30日金曜日午後6時30分より 是非お越しください
     
「どうも」
「なんぞ ご用おありになるンと違いますか」
「ううん あんたのお話し きっとまた長くなると思って ちょいとお手洗い行っといたの」
     
「あたし」
「なんだ」
「自分で自分の幸せをさがしちゃ いけないんでしょうか」
「ウン?」
「あたし 自分の幸せは自分で探します」
     
「小父様」
「ウン?」
「今の話 皆 嘘どすのや トリックどすのや」
「トリック?」
「へえ お芝居どすのや 節子さんの結婚 小父様 OKやって知らせてあげますのや
     
「節子のことよ」
「あいつのことは知らん」
「いいの 責任はあの子たちが持ちます そう云ってたじゃありませんか」
     
「オオ 三上あれやってくれ 久しぶりに」
「何を」
「ホラ あれだよ 呉でやった正行(まさつら)の」
「アア ありゃいかん」
「詩吟だよ」
「アア そいつア聞きたいな」

9月の朔日恵比寿

2011年09月03日 | おいらの商店街
9月1日は木曜日で商店街の休日と重なった為、朔日恵比寿は2日に決行した。
台風の影響で、横殴りの雨が時折降ってきた。
野菜は好調。昼ごろには(訂正 13時30分頃)完売となりました。
      ニガ瓜も出品
      タマネギが好調