歴史の道 暗峠
暗越(くらがりごえ)の奈良街道を散策しました。峠の案内によれば、江戸時代に生駒山系を大和に越える官道は、暗越奈良街道と竜田街道の2本で、明治25年大阪鉄道(現JR)が開設するまでは奈良と大阪を結ぶ最短路でした。
暗越奈良街道は明治になって県道になり、奈良街道といっていましたが、すぐに大和街道そして現代、国道308号と変遷してきました。
辿る道・8里8町(約34km)ということで、江戸時代にはこの暗峠奈良街道をたくさんの人が往来しています。
20軒近くの茶店や旅籠が建ち並んでいて、伊勢参りの人々で賑わいを見せました。峠手前の地蔵堂には峠の由緒を記した説明板や二基の道標があるそうです。
遠くに生駒山
暗峠
峠の茶店
昔の配置
昔の風景
石畳の道