総勢20名のお食事会の後、中のおひとりに
「良かったらうちの会社で飲み直しませんか?」とお誘いをいただきました。
食事をしたのは浅草ビューホテル。
オットのグループ会社のその人は、ちょうど浅草に勤務先を置いているらしい。
今日は隅田川の花火大会の日。
土曜日の大会が台風の影響で延期になり、日曜日になったんでした。
「あーだから浴衣姿の子がこんなにたくさんいるのね!」
花火大会が念頭になかったワタシは、さっきまで浴衣姿のカップルの多さに理由がわからずにいたんです。
まぁまだ日も高いことだし、ざっくばらんに飲むのも悪くないねーと
花火の混雑より前に帰るつもりで、その会社について行きました。
ビルの最上階、会議室を使いましょうと、休日で誰もいないお部屋に入りました。
ベランダの目の前にはスカイツリー。
「えぇ~!ここ花火大会の一等地じゃない」
眼下に広がる隅田川と目の前のスカイツリーに驚きました。
聞けば、建築中のスカイツリーが下からだんだん空に伸びていくのを、仕事場のここから毎日見ていたらしい。
「すごい!これはすごいわ!」
「ねぇねぇモアイ君、ワタシ、花火見てから帰りたいよ!」
明日が仕事で帰宅時間に少し不安顔のオットをさっそく説得攻撃に入ります。
これがもし土曜日なら、この会議室は他の人がお声掛けした人でいっぱいだったらしい。
けれど順延になったおかげで、その人たちはみんな別の予定で来られなくなり、
「僕が今日皆さんをお連れしようかなと思っていたんですよ」
そんなこと言われたらもう見るしかないやんけ~!
下の公園には場所取りの人たち。
いつもだったらワタシもあっち側の住人です。
屋形船もどんどん集まってきていました。
(この場所に停まって打ち上げ時間を待つようです)
高橋英樹のいるメイン会場(TVを観たことのある人ならわかりますよね)はあそこ。
あそこの浮島いかだからバンバン上がるらしい。
一方、マーサのいる第二会場はあちら。
吾妻橋の方です。
こうなりゃ腹据えて飲み直しましょう!
打ち上げ開始まであと3時間
屋上に上がれば隣のビルもすでに準備万端整っていたりして
3時間も間が持つかなーとの心配は杞憂に終わり、だんだん日が暮れてきましたよ。
テレビ東京の「隅田川花火大会」のオンエアを観ながら飲む酒(笑)。
(こんなことなら録画してくるんだったと後悔しました)
これは水色に輝くスカイツリーとワタシ。
逆光ぐらいがちょうどいいですな
『こちらスカイツリー上空のヘリコプターです!』
実況中継のアナウンサーがスカイツリーを大写しにアナウンスすれば
ワタシはベランダへ、そのヘリコプターを確認に走ります
そんな臨場感たっぷりのTV中継を観ながら、いよいよ最初の一発が打ちあがりました。
第一会場にど~ん
写真では伝わらないだろうけれど、こちらはとても身近でとても大きい。
そして高所恐怖症のモアイ君。
手すりにべったり寄りかかり、何なら身を乗り出して見るワタシに対し、
この手すりを信用していない感(笑)
30分遅れて第二会場にもど~ん
第二会場は夜景が美しい。
ライトアップされた橋が幾重にも重なり水面に輝く中、上がる花火を写真におさめられたらきっときれいでしょう。
(ワタシの写真はいつものアレですが)
「すごいねー」
「すごーい」
「まさかこんな風に今日花火を見られるだなんて」
「もう二度とない体験だよねー」
みんなが口々に喜び、これは本当に貴重な体験だと感じました。
屋上で観る花火。
やがて会話もなくなり、みんなそれぞれ思いを巡らしながら花火を見つめます。
幸せだなぁ・・・
花火を見るといつもそう思います。
スマホを新しくしたのだから、ワタシにもきれいな花火が撮れるんじゃないかしら?
そう思ってチャレンジしてみても・・・
ワタシのベストはせいぜいこれくらい
たいていが
こんな感じでした
カメラには花火モードもあるようなのだけど、使いこなせていないし、そもそものセンスがないわー。
それとね・・・
こう言っちゃなんなんだけど、場内アナウンスが正直・・・ウルサイ
駒形橋を歩く人たちに、そして外の道路を歩く人たちに
「立ち止まらないでください!そのまま歩き続けてください!」
かわいそうに、花火を立ち止まって見ることも許されていないんですよ。
(もちろん、どこもそうなのは知っています)
屋上から花火を見ながらも、そのアナウンスが絶えずで、
上階の贅沢な住人から言わせてもらえばちょっと・・・風情が・・・
いや、贅沢なのはわかっています。
でもいつもはワタシも道路の人ですから。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』という映画がありましたね。(内容は知りません)
ワタシは今回、幸運なことに横から見たわけですが、
うーん。
花火に関して言えば下から首をイタタタ…言いながら見見上げる方が好きではあります。
雑踏で足を踏まれたり、汗がベタベタだったり、ということは不快ですし、
そんなわずらわしさのない会議室で花火を見られることは快適さでは勝っています。
でも下から見る花火、これが花火だなーと。
やっぱり花火は上に上がらな!と。
負け惜しみじゃないですよ。
もう二度とない貴重な体験だから今回はとても幸せでしたけれど、
下から見上げる花火、やっぱり花火はそれでいいとも思う。
(とか言いながらお声が掛かったらまた来るでしょうが)
建物内にいると他のことができてしまうのがワタシにはちょっと違うかなーと
ワタシは花火はしっかり腰を据えて見たいんですよ(笑)
全然違う会話ができたり、食べ物を取りに入ったり、さらにはTVの方を観たり・・・
そういう雑念に似た選択肢があるのがワタシにはちょっと違う(笑)
もっと不自由な中で真剣に花火を見たいワタシには、周りの人と一体になって
「うわ~」言いながら見る花火が花火大会のような
うまく言えないんだけど。
花火は修行なのかな、ワタシには
夢から覚めれば私たちも、この雑踏の中を駅まで歩きました。
「立ち止まらないでくださ~い!」
の声を背中に、ゾロゾロと地下鉄の駅まで歩きました。
シンデレラは元の姿に戻るのです。
とても貴重な、そしてありがたい体験でした。
順延による思いがけぬ産物でした。
こんな花火を毎年見ている人が世の中にはいるのね。
けれど、ワタシはけっこう平気!
また来年から、下から見ます。
隅田川に関して言えば、来年からもTVで観ます。
(この混雑にチャレンジする若さはもうありません)
この素敵な思い出はブログに残し、また下から見上げる人に戻りたいと思います
あ~、夢のような時間だったなぁ
「良かったらうちの会社で飲み直しませんか?」とお誘いをいただきました。
食事をしたのは浅草ビューホテル。
オットのグループ会社のその人は、ちょうど浅草に勤務先を置いているらしい。
今日は隅田川の花火大会の日。
土曜日の大会が台風の影響で延期になり、日曜日になったんでした。
「あーだから浴衣姿の子がこんなにたくさんいるのね!」
花火大会が念頭になかったワタシは、さっきまで浴衣姿のカップルの多さに理由がわからずにいたんです。
まぁまだ日も高いことだし、ざっくばらんに飲むのも悪くないねーと
花火の混雑より前に帰るつもりで、その会社について行きました。
ビルの最上階、会議室を使いましょうと、休日で誰もいないお部屋に入りました。
ベランダの目の前にはスカイツリー。
「えぇ~!ここ花火大会の一等地じゃない」
眼下に広がる隅田川と目の前のスカイツリーに驚きました。
聞けば、建築中のスカイツリーが下からだんだん空に伸びていくのを、仕事場のここから毎日見ていたらしい。
「すごい!これはすごいわ!」
「ねぇねぇモアイ君、ワタシ、花火見てから帰りたいよ!」
明日が仕事で帰宅時間に少し不安顔のオットをさっそく説得攻撃に入ります。
これがもし土曜日なら、この会議室は他の人がお声掛けした人でいっぱいだったらしい。
けれど順延になったおかげで、その人たちはみんな別の予定で来られなくなり、
「僕が今日皆さんをお連れしようかなと思っていたんですよ」
そんなこと言われたらもう見るしかないやんけ~!
下の公園には場所取りの人たち。
いつもだったらワタシもあっち側の住人です。
屋形船もどんどん集まってきていました。
(この場所に停まって打ち上げ時間を待つようです)
高橋英樹のいるメイン会場(TVを観たことのある人ならわかりますよね)はあそこ。
あそこの浮島いかだからバンバン上がるらしい。
一方、マーサのいる第二会場はあちら。
吾妻橋の方です。
こうなりゃ腹据えて飲み直しましょう!
打ち上げ開始まであと3時間
屋上に上がれば隣のビルもすでに準備万端整っていたりして
3時間も間が持つかなーとの心配は杞憂に終わり、だんだん日が暮れてきましたよ。
テレビ東京の「隅田川花火大会」のオンエアを観ながら飲む酒(笑)。
(こんなことなら録画してくるんだったと後悔しました)
これは水色に輝くスカイツリーとワタシ。
逆光ぐらいがちょうどいいですな
『こちらスカイツリー上空のヘリコプターです!』
実況中継のアナウンサーがスカイツリーを大写しにアナウンスすれば
ワタシはベランダへ、そのヘリコプターを確認に走ります
そんな臨場感たっぷりのTV中継を観ながら、いよいよ最初の一発が打ちあがりました。
第一会場にど~ん
写真では伝わらないだろうけれど、こちらはとても身近でとても大きい。
そして高所恐怖症のモアイ君。
手すりにべったり寄りかかり、何なら身を乗り出して見るワタシに対し、
この手すりを信用していない感(笑)
30分遅れて第二会場にもど~ん
第二会場は夜景が美しい。
ライトアップされた橋が幾重にも重なり水面に輝く中、上がる花火を写真におさめられたらきっときれいでしょう。
(ワタシの写真はいつものアレですが)
「すごいねー」
「すごーい」
「まさかこんな風に今日花火を見られるだなんて」
「もう二度とない体験だよねー」
みんなが口々に喜び、これは本当に貴重な体験だと感じました。
屋上で観る花火。
やがて会話もなくなり、みんなそれぞれ思いを巡らしながら花火を見つめます。
幸せだなぁ・・・
花火を見るといつもそう思います。
スマホを新しくしたのだから、ワタシにもきれいな花火が撮れるんじゃないかしら?
そう思ってチャレンジしてみても・・・
ワタシのベストはせいぜいこれくらい
たいていが
こんな感じでした
カメラには花火モードもあるようなのだけど、使いこなせていないし、そもそものセンスがないわー。
それとね・・・
こう言っちゃなんなんだけど、場内アナウンスが正直・・・ウルサイ
駒形橋を歩く人たちに、そして外の道路を歩く人たちに
「立ち止まらないでください!そのまま歩き続けてください!」
かわいそうに、花火を立ち止まって見ることも許されていないんですよ。
(もちろん、どこもそうなのは知っています)
屋上から花火を見ながらも、そのアナウンスが絶えずで、
上階の贅沢な住人から言わせてもらえばちょっと・・・風情が・・・
いや、贅沢なのはわかっています。
でもいつもはワタシも道路の人ですから。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』という映画がありましたね。(内容は知りません)
ワタシは今回、幸運なことに横から見たわけですが、
うーん。
花火に関して言えば下から首をイタタタ…言いながら見見上げる方が好きではあります。
雑踏で足を踏まれたり、汗がベタベタだったり、ということは不快ですし、
そんなわずらわしさのない会議室で花火を見られることは快適さでは勝っています。
でも下から見る花火、これが花火だなーと。
やっぱり花火は上に上がらな!と。
負け惜しみじゃないですよ。
もう二度とない貴重な体験だから今回はとても幸せでしたけれど、
下から見上げる花火、やっぱり花火はそれでいいとも思う。
(とか言いながらお声が掛かったらまた来るでしょうが)
建物内にいると他のことができてしまうのがワタシにはちょっと違うかなーと
ワタシは花火はしっかり腰を据えて見たいんですよ(笑)
全然違う会話ができたり、食べ物を取りに入ったり、さらにはTVの方を観たり・・・
そういう雑念に似た選択肢があるのがワタシにはちょっと違う(笑)
もっと不自由な中で真剣に花火を見たいワタシには、周りの人と一体になって
「うわ~」言いながら見る花火が花火大会のような
うまく言えないんだけど。
花火は修行なのかな、ワタシには
夢から覚めれば私たちも、この雑踏の中を駅まで歩きました。
「立ち止まらないでくださ~い!」
の声を背中に、ゾロゾロと地下鉄の駅まで歩きました。
シンデレラは元の姿に戻るのです。
とても貴重な、そしてありがたい体験でした。
順延による思いがけぬ産物でした。
こんな花火を毎年見ている人が世の中にはいるのね。
けれど、ワタシはけっこう平気!
また来年から、下から見ます。
隅田川に関して言えば、来年からもTVで観ます。
(この混雑にチャレンジする若さはもうありません)
この素敵な思い出はブログに残し、また下から見上げる人に戻りたいと思います
あ~、夢のような時間だったなぁ