いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

お食事でやっと 妻家房

2015-02-16 | 外食
わくわくの緊急ミーティングが必要になり、新大久保に集まったのが昼の12時
ワタシはひと足先にパクチーを買いこんでの改札口です(いつものこと)。

既に数回お茶で利用している妻家房さんですが、お店のオンニに「今度はお食事もしてみてくださいねー」と言われていたのに、またしてもお茶だけ…はまずいかねぇと、今日はお昼ご飯から妻家房さんに行ってみることにしました。

喫茶が1階、お食事は2階。
初めて階段を上がりましたよーん



通されたのは個室でした。



数個のテーブル席を中心に、回りは全部個室になっているのねぇ。
なんてゆったりとしているの?
(っていうか、大通り店はめちゃ混みなのにこんなにすいているなんて



まぁ、妻家房さんの行く末は心配しても仕方ない。
現時点、静かで穏やかな大人のためのお食事処で、できるなら誰にも知られたくない喫茶店です。


ワタシは、いつものユッケジャンにしました。
(あまり迷うほどのメニューがないねぇ)



お品のいいバンチャン。
ミユキちゃんが「ちょびっとねぇ

ユッケジャンを一口いただきました。
うわー、カライ!

けっこうはっきり辛めです。



ユッケジャンに入っているお肉はとてもおいしいものだったけど、スープがワタシには少し酸っぱい
唐辛子から出る酸味かなぁ。
キムチかな?
スープ全体に溶けたこの酸味、あんまり好きじゃないんだよなぁ。

ここは味に詳しい韓国マスターの友人が、ケミカルじゃない天然の出汁を使用していると言っていたよね。

この日、友達の頼んだ純豆腐はコクもあっておいしかったけれど、ワタシのユッケジャンはワタシの口には100点満点とはいかず…
お値段も安くないことを思うと、ユッケジャン好きのワタシがユッケジャンを食べるためには他のお店へ行くかなぁ。
行った先がケミカル満載だとしても(笑)ワタシは自分の好きな味を求めてしまうと思うわ。
他にあまり選べるメニューがないことを思うと、やっぱり妻家房さんは「お茶屋さん」止まりになってしまいそう。

けれど、お店が混んでいないこともあり店員さんの干渉も全くなく、個室で長いこと話ができました。
あまりに長居になったので申し訳なさもあり、口淋しくもあり、デザートを頼みましたよ。



熟した柿のシャーベット。
上につぶあんとお抹茶がかかっています。

うーん…
「柿だね。」と言って、頼んだミユキ、カナちゃんと3人で大笑い。
そうよね…
柿なんだから柿で何が悪い!とも言えるけど…
クンちゃんはおしるこを頼みたかったのに、それは1階のメニューでダメなんだって。

食べたら食べたで「体が冷えた」とうるさいおばさまたち(笑)
この後、1階に場所を移してコーヒーをいただきながらミーティングは続きました。



帰り道、通りの一画がにぎわっていました。

「止まらずに歩いてくださ~い」とスタッフさんが歩行者に叫んでいます。



誰?誰?
誰が来てるの?

以前、同じように人だかりがあった時、それがファンミを控えた『イ・ジュンギ』の到着を待つファンの群れだと知り、イ・ジュンギになんて・←これっぽっちも興味なかったくせに、急にイ・ジュンギが見たくなってしまったワタシとミユキ。
「きっと、美しいはずよ!」と群れに混ざって到着を待ってみたことがありました。(結局見られず)

この日もこの一画を見て騒いだのはワタシとミユキ。

誰?誰?
「あー!HIGH4だぁ!」とミユキ。
「はいふぉお?」とワタシ。

この、肌のきれいな男の子たちがHIGH4というグループだそう。
通りに下げられた旗も「HIGH4日本デビュー」とはためいているわね。



今握手をしているのは男の人。
男性ファンもいるのねー。

そして「止まらずに歩いてください」と私たちが言われるのは、この沿道の人がすごいから。



整理券を持つ順番待ちのファンが、歩道をだいぶふさいでいたのねー。
この列がかなり向こうまで続いていたのだから、きっと人気のあるグループなんでしょう。

止まらず歩けと言われたし彼らのことも知らなかったので、ワタシは通り過ぎましたケド…

そんなふうに今宵の新大久保も終わりました。
みんな「晩ご飯の支度しなきゃ!」と急いで帰りましたよ。



ガリガリ君リッチ『いちご大福』

2015-02-09 | おいしいもの
を我慢するほど黙々と働き、141通のレターパックを閉まる直前の郵便局に出しにいきました。

ふぅ~。
まずは小さくひと息
ひと息ついでに小さなご褒美を買いましょっと。

気になっていた『いちご大福』



これも期間限定なのかしら?
たぶん、New Yearの開運アイスになっているのね。
おみくじ付だもんね。



まわりは「おもち風味のアイス」
中には「いちご果肉入りのカキ氷」と「つぶあん」

うわ
美味しい~!

ワタシ、実はガリガリ君って梨でもラムネでもコーラでもそんなに好きじゃないんだけど、これはいい!
今まで食べたガリガリ君史上、間違いなく1位です。(ワタシの)

つぶあんが最後までぎっしり入っているのが素晴らしい。
最後の一口まで3味を楽しめるのってなかなかないよね。



そして、ガリ神社のおみくじは「大吉」

こいつぁー春から縁起がいいぜ

  

早すぎて物足りない~(><)

2015-02-09 | ファッション
2年以上ぶりの美容院だったけど、3-4時間は覚悟で出かけたのにあっという間に終わってしまい、拍子抜けしちゃったの。
確かに今回は、簡単な毛先のカットだけだったけれど、パーマもかけるんだからもっとするんじゃないのぉ?

5年前にかけた『縮毛矯正』のせいで長いことパーマをかけられなかったの。
2年前に来た時にも「今回は無理です」と言われたんだ。
縮毛矯正した髪の毛にパーマをかけると、チリチリに傷んじゃうんだってさ。

かといって、フラダンサーとしてはバージンヘアの部分までばっさり切るわけにもいかず、目に見えない縮毛矯正の呪縛に囚われていた日々でした。

「そもそも、marchさんの髪の毛でなぜ縮毛矯正したんですか?」と聞かれたわ。
ほとんどまっすぐ、目立つうねもないのだから、矯正の必要はなかったらしい。
前の美容院(クソつまらない相槌しかできない彼がいたとこ)で、何となくのせられてやっちゃったんだよねー

それから5年たちました。
少なくとも根元から60cmはバージンヘアになってるはず。
「もうできるでしょ?」とやっとかけてもらったパーマです。



美容院:まえ と 美容院:あと。

あら?
もう少し切ってもらえばよかったかしら

「お団子にもするんですもんね」とフラのときの髪型を気にしてくれたあまり、美容師さんもビビッてこれ以上切れなかったかもしれない(笑)
今度はもう15cmは切りたいなぁ。

でも、この写真を見ると今度は満足。



左は無造作にしばられたポニーテール。
これまでのワタシ。
まさしく、どこぞの出家信者のようじゃない

それが毛先の大きなパーマによって、テールに動きが出て快活になりました。
同じ無造作でも気を使ってる風に見えることが大事~



天然のメッシュ(白髪の成れの果て)も功を奏し、いい感じになった、なった。

そうそう。
表題の「物足りない」だけど、パーマが早くてびっくりしたの。

1液目:10分。
2液目:10分。
はい、シャワー台へどうぞ~ だって

え?え?
お釜かぶったり何液もつけたり、そういうのしないの?

最近はパーマ液も進化していて、熱で閉じ込めることもないんだってね。
(どの時代なの?私の記憶)

ダメージも最小限に済むようなトリートメント効果のある液を使用し、スピードもUP。

早すぎて、読み放題と思ってた雑誌も1冊しか目を通せなかったわ~。
物足りない!物足りない!

拘束時間が長くてなかなか来られなかった美容院だけど、来た以上は長くいたい(笑)
なんともキツネにつままれたようにお店を後にしたワタシでした。

2年ぶりとは、ごめんなさい

2015-02-08 | ファッション
美容室に来ました。

ダンナ床屋と、自分でチョッキン前髪を作ったりし続けた結果、駅前のここには2年ぶりだそうです。

2年の間、全然時間がとれなかったとは言わないわ(笑)
ふなっしーじゃあるまいし、そんな多忙なわけはない。
けど、いつも何かの後回しだった美容室問題。

伸び放題をしばり放題の、どこかの宗教施設の信者さんみたいで、いい加減イヤだったのよね。(自分のせい)

少しは気を使った人になればいいなぁ。

お昼からの開始なので、ランチ持参でまいりました。
簡単なおにぎりと窓の外の雨。
(ワタシは雨の日に外を見てるのが子供の頃から大好きです)
ファッション雑誌も読み放題♪

いい日曜日です( ^∀^)

パームカフとは いかがなり?

2015-02-07 | ファッション


A館とB館の間の通路にある、とっても気持ちの良いソファに座ってオットを待っています。
だが、やはり通路は通路。
いくら窓で覆われてるといっても、ここは寒いっ!

暖房の効いたA館内のソファで待たないとダメだな~、冬は。

  

さて、新しいアクセサリーをご紹介。

ご紹介だなんて、えらそうなことは言えないか。
つい先日知ったばかりだからね

その名を「パームカフ」。
またの名を「ハンドレット」。

ブレスレットはわかるでしょ?
それが手になると「ハンド」レット。

パームカフの名前の由来はちょっと不勉強でわかんないわ。
(適当にスペルを入れて調べてみたら、みつかりました。
palm(手のひら) cuff(手錠)
パームにはヤシの木以外の意味があるのねー♪
カフはカフスの意味もあったわ)

つまり、手首じゃない手の甲にする飾りなのね。



こういうことらしい。

ひぇー何これ?

これはここで完成形。
手首にずらす途中じゃないよ。
ここで飾るモノなんだって。

変なのー!
と思うでしょ。

でも、たとえばこれが、ラインストーンのキラキラしたやつだと綺麗に見えたり、
∞←無限マークのようにデザインされていたりするとそんなに変じゃないの。
ってか、ちょっと素敵に見えるのよ。

こんな感じかしらと、通路のソファで、携帯のストラップでやってみました。



あははー
やっぱり変だわ、ワタシの手には。
「犬のお散歩ですか」ってね。

これは主流になるにはもう少しかかりそうだね。
そして、その頃にはもうワタシはそんな物をしないオバチャンになってると思うね。

ファッションとはかくも面白きものなり。

指だけじゃ足りなくて、手首も飾り、やがて手の甲にもするんだってさ。
3本指を連ねたメリケンサックのような指輪もある時代だもんね。
そのうちフツーに鼻輪も出ちゃうんじゃないかしら?

なーんてことをブツブツ思いながら、寒さで近いおトイレを我慢しながらオットを待ったある晩のことでした。

2月のネイル 調合ピンクで

2015-02-07 | ネイルアート
手のネイルなんて、この前やったばっかじゃーん
まだ2週間しかたってないじゃーん
全然綺麗なままやんけーっ

けどね…
爪が伸びすぎちゃったの
毎日キーボードで燃えるように働くには、伸びた爪がジャマだーっ

別にさ、一段上のキーを誤入力はしないのよ。
でも、上のキーを爪がさわってるの。毎回。
そうすると、爪がはがれそうで痛いのよ…



これはだめだねぇ。
2週間前に塗るときに「まだいいか。」と1mmもカットしなかったのが間違いね


大学生だった頃も、OLになりたての頃も、どんなに長くても平気だったのにさ。
丈夫な自爪をもっともっと伸ばしてたのにさぁ。
キーボードを使うようになって生まれた悩みだわね。

今のワタシはすっぱりバリバリ働きたいので爪なんてカッート



欲しいピンクがないままだけど、なければ作ってみるかしらとAとBを混ぜましたよ。



(今の気分では)薄くて物足りないピンクに赤を加えて、ホントはもう少し青み寄りのピンクが欲しいのだけど、今回はこれでいいとしよう。



あるタレントさんのブログに出ていたデザインは、このホログラムの部分が四角いスタッズだったの。
シャープでカッコよかったのよ。
でもスタッズ持ってないわぁ

仕方なくホログラムを連ねてみました。
普段とカーブ(ライン)が逆なのが新鮮~

あー、すっきりした
これで爪の裏に負荷をかけないで仕事ができるわね。

3月はどんなのにしようかなー

フットネイル : BOWLING?

2015-02-05 | ネイルアート
今週は、ほぼ毎日裸足になってフラを踊っているのだけど…

伸びた爪が靴の中でネイルをはがします。
靴に圧迫されて、ポコンとはずれちゃうのね、足の爪。

先月のタイガースカラーは、黄色が取れ黒が取れと…まだらの爪になってしまい、フラを踊っていても見られてやしないかとお恥ずかしい限りでした。
(たぶん誰も見てないんだろうけど)

今朝も裸足になる新しい予定があったのだけど、雪が降りそうということで中止になり、ならばと空いた時間でネイルを直しました。

まずは爪を短めにカットして、ベースを整えます。

今回のフットネイルは、マットな濃い色を2色使って秋風(?)の装いに。
遊べる親指にだけブロンズのホログラムを1列置いて、もう1列、もう1列と増やしていったらボーリングのスコア表みたいになっちゃいました。

何はともあれこれで気後れしないで済みますね。



さぁ、正午になって、我が家の方もちらちらと雪が降ってきました。
夕方からが雪のピーク?

今日の帰宅の足を奪われぬように、通勤の方はお気を付け下さい。
そして、明日の私の仕事にも支障が出ませんように。
積もりませんように。


Walk & Escape!

2015-02-02 | Weblog
今日は久しぶりに、オットと揃ってのんびりできたお休みでした。

なんだかここのところ別行動が多かったというか…
いつも『ニコイチ』で行動している夫婦にしては、ワタシが用事で出かける日、オットが用事で出かける日とずれずれが生じていて、久しぶりに揃った日だったんだよね。

ワタシは昼からお風呂を張って長湯を楽しみ、オットは昼からビールを飲みながら競馬中継とキッチン作業。
あ、その前に彼は2ヶ所のトイレ掃除もしていたわねー。

夕方までダラダラとキッチンに立ち合いながら飲んで食べて会話して、の一日でした。
月曜日からはまた、仕事とアフター6が忙しいワタシなので、久しぶりにゆっくりと英気を養ったよ。

  

表題の「Escape!」は直訳すると「逃亡」。
そう。
今日、ちょっと逃げるようなことをしちゃった

それはね…

今朝は、少しお寝坊をしてから朝ごはんを食べ、そのあとお散歩に出たんだ。



ワタシね、ここのところ少し膀胱炎気味?というか、おトイレが近い感じが続いているの。
膀胱炎特有の排尿痛があるわけじゃないんだけど、なんかスッキリしないというか、さっき行ったばかりなのにまた行きたいって感じがあるのね。
(そして行くと「出る」という)

今日のお散歩コースをどうするかって、を出る時に右へ行くか左にするか考えるじゃない?
河原を歩くと道もまっすぐで歩きやすいんだけど、おトイレに行きたくなったら困るから、コンビニのある国道沿いを駅に向かって往復してちょ。とお願いしました。

薄着すぎて寒いかとの不安も、歩き始めたらすぐに解消されるほどポカポカ温かくなり、1時間半ぐらい歩いたかな。
おトイレ問題も、いつでもコンビニに入れると思えば、そんなときに限って全然平気だったりしてね。

そのうちオットの方が「なんか、お腹がゴロゴロいってきちゃった」と言い出したの。

じゃーあそこのコンビニに寄ろっか?
いや、ちょっと待て
ワタシは今は平気な感じだけど、コンビニでおトイレを見たら入りたくなっちゃう気がする。
けど、夫婦2人して連続しておトイレをお借りするのもちょっと申し訳ないねぇ。
何にも買わないんならね。
あそこのパチンコ屋さんまで我慢できる?
パチンコ屋さんって、男女別におトイレあるよねぇ?

そして「ケムいとイヤだねー」と言いながら国道沿いのパチンコ屋さんを目指したんだ。



初めて入る地元の大型パチンコ屋さん。
(過去にパチンコをやったことはモチロンあるけど、ここ十数年は入っていないの)
入った途端に煙くて辟易だったけど、それよりもみんなが夢中になって打っている台に興味があって、通路を歩きながら右に左にキョロキョロと台の種類を見ていたんだ。

海物語?
警視庁?
わー、これはなに? と目移りしながらキョロキョロ…

そしたら誰かの出玉(って言うのかな?)がギッシリ詰まっている箱につまづいちゃったの。

「あ!」
ワタシは一瞬立ち止まり、後ろを振り向いた。

すぐ後ろにはオット。
オットは前を見たまま「Go Go」と小さい声で言ったんだ。

振り向いた時、足元の箱からパチンコ玉が50粒ぐらいは床に散らばったかな?
それが見えた。

けど、オットが「Go Go」と言ったから、ワタシもそのまま通路を進んだの。
超 急ぎ足で。

ひゃー、怖い

お兄さんかお姉さんかわかんないけど、自分の貯めた玉が床に散らばってるんだよ。
ワタシのせいで。

追いかけてきて怒鳴られたらどうしよう?



ワタシは一目散に女性トイレに駆け込み、個室を出る時も待ち伏せがいやしないかと(笑)挙動不審にキョロキョロしちゃった。

お腹を壊しておトイレに長居のオットを、本当なら誰かの打つ台を見ながら待ちたかったけど、目立つオレンジのパーカがワタシの目印、きっと犯人は(犯人はワタシか)パーカを見つけて殺りにくるわ。
そう思うと怖くて、オットが用をたすまで女性トイレから出られなかったの

帰りはもちろん違う通路を通り、途中で不規則に曲がったりしながらフェイントをかけて外に出たわ(思い込みの激しい性格)。

ふーっ

外に出てオットに「足元にあんな箱があるなんて知らなかったよ~。逃げちゃったぁ。」と言いました。
オットは「あんなのいちいち拾ってたら面倒くさいし(そうだよね、お腹ゴロゴロなんだもんね)、いいんだよ」と。

ワタシの性格なら、1人だったらバカ正直に「あ!ごめんなさい!」と言ってたぶん全部を拾ってしまったと思う。
ドンクサイおばちゃんの図だよね。

けど、ワタシ以外の人には「逃げる」という選択肢があるんだね。
後ろからの「Go Go」の声に勇気をもらって、どんどん逃げたわー。

ごめんね、どっかのお兄さん。
台に夢中で気づいていなければいいな。
でも確か、昔の記憶ならスタッフさんが長い棒(磁石付き)でチャッチャと拾ってくれるんだったよね?
だとしても、ごめんよー。(一応ここで謝っとく)

  

話は変わるけれど、女性トイレには綿棒・脂取り紙・爪楊枝がセットされており、さらには「ナプキンのご用意あります、女性スタッフまで」との表示がありました。
すごいねー
一日いる人もいることを考えれば必要な物なのかしら。

まぁ、ワタシには用のない場所だけど、またおトイレをお借りすることもあるかも知れないので、今度はまっすぐ通路の中央を歩くようにしなくちゃ。
社会勉強になりました

アクシデントは育つチャンス

2015-02-01 | Hula
花小金井の老人ホームへ、お芝居を引っさげてボランティアに行きました。
ロビーには≪1月31日に劇団来る!≫と告知のポスターも作られています。

入口を入るとすぐスタッフさんが「全員マスク着用でご移動願います」と、新品のマスクをみんなに手渡ししてくださいました。
フルーの大流行の季節、この念の入れ方が大事よね。
私は大賛成!



前回と同じ系列のホームなので、こちらも空間的ゆとりが十分なんだねー。



ゆったりとした余白の多い室内。
自由に歩くご老人たち。

車椅子の方も多いけど、ご自分の足で歩ける健常な方もたくさんいて、ここを終の棲家と決めて入っていらしたのね
お値段を調べたら、私たち夫婦には絶対に入れないお値段でしたが

最初にいただくのはこちらの昼食。
壁に貼られたWeekly Menuをさっき見たので、今日がシーフードカレーだってことはわかってたよ~ん



ちなみに来週の土曜日は「しっぽくうどん」と「エビのあんかけナンチャラ」。
朝食は和・洋チョイスもできる。
なーんて美味しそうなお食事が毎日供されるんでしょう
そりゃ、同じ老後なら羨ましいですがな。

でも何度も言うけど(笑)、持ち家を処分しても我が家には入れないお値段なんだよ
宝くじが当たらない限り…

シーフードカレーは魚介ダシが濃く、スープはさっぱり。
サラダのきゅうりは軽~くもんであってお口に優しいの。
フルーツヨーグルトははっきりと甘くて、フルーツがごろり
ここでは若者に属す私にも、理想的なお味でした。



今日の女性控室は大浴場になりました。
脱衣所を黄門様ご一行にお渡しし、フラチームは浴室内に。



大きな浴槽もあり、



銘々の鏡もついています。
ここは、自力で入浴できる方のためのお風呂なんだね。

床がカラリ床で、濡れているところがないほど乾いているのも素晴らしい。
床暖房も効いて暖かく、



着替えに時間のかからない私たちは、車座になってお話もできました。

その頃脱衣所では



黄門様(今回は女性です)、パソドのお姉さまたち、歌謡ショーのケイコさん、皆さんお着替えが進んでいましたよ。

そしてこんなコントコーナーも。



さっきから「ダメよーダメダメ」を練習しているのはハルミちゃん。
(馴れ馴れしく呼んでいるけど、初対面です

白い紙に小さくプリントされた未亡人朱美ちゃんの写真を元に、なんとなく似せてメイクをしていたのだけど、
「なんか…なんか違いますねー。なんか足りない気がしますよー」とフラチームが気づき、
「朱美ちゃんってほくろがあったっけ?」
(そのプリントは小さすぎて細部が見えてなかった)

「はい!あっちゃん画像検索!

一番若いあっちゃんがマッハの速さで朱美ちゃんの画像を割り出し、右目の下のほくろも無事私が描いてあげ、前髪ももっと短くしましょうとヅラをずらしてもあげられました



脱衣所にあったこのシンク、排水までのラインがすごく滑らかで、とっても素敵ー
こんなきれいな洗面が欲しいなぁ。



春日局さまのかぶるカツラ(15,000円って書いてあった)



助さんの持つつづら?

小道具が本格的で中身はコメディ、フラも小平市の磯貝さんも出てくる不思議な演目、喜んでもらえるといいなぁ。

…とここで私の携帯のバッテリーがDeadになってしまい、ここから先のお写真がありません。
悪代官も撮りたかったよー

  

お芝居は順調に進み、もうそろそろフラの出番だ。
舞台袖に待機し、トモコさんの長セリフが終わったら私たちだねと思ったら、なんと、座長さんがページを1ページ分飛ばし、「じゃー『腰ミノの舞』から行ってみよー!」とやっちゃった。

『腰ミノの舞』とは私たちのこと。

あらら?トモコさん、あんなに長セリフを覚えたのに、ご披露できずに終わっちゃうの?
でも呼ばれた以上行くしかない。
トモコさんを袖で追い抜きながら「トモコさん飛ばされたね!」と私は言ったの。
トモコさんも「飛ばされたーっ!」と言ってる

舞台には何でもない振りをして笑顔で出て、イントロの流れるのを待ちました。

今日の私は1曲目が前列右。(全部で6人)
2曲目が前後入れ替わっての後列右。

ダララララーンと流れたイントロは前回踊った『Blue Hawaii』。
顔は前を向き、歯を見せたまま私が「違う!」と言ったの。
曲が違うよ~
それを聞いて後列中央のクミちゃんが後ろにいる音響さんに「違います!」と言いました。

後ろでは「ない!ない!」と焦っている音響さんの声。
ダンサーはこういう時、たとえイントロまでしばらく待とうがしっかりと笑顔を前に向けて、「え?」なんてふり向いたりしちゃいけないんだ。
けど、いつまでたっても「ない!ない!」と聞こえてくる。

私の後ろにいたヨーコちゃんに、顔は前を向いたまま「ヨーコちゃん行って来て!」と頼み、ヨーコちゃんが音響さんのパソコンのところまで舞台を抜けたの。

今回踊る曲のタイトルを何度も言うヨーコちゃんの声。
ない!ない!の音響さんの声。

そこに、機転を利かせた浪人役の男優さんが出てきて、「えー、いろいろもめているようですが、実はこの前…」と時節柄のお話を始めて、観客のおじいちゃんおばあちゃんの気をそっちにそらしてくれたのね。

今しかない!とワタシも列を抜け、音響さんの元へ。
結局、おととい取り込んだはずの2曲はみつからず、踊るなら前回と同じ2曲しかない。

そうこうしている間に、さっき飛ばされたトモコさんの長セリフが始まり、フラチームは何もなかったようにいったん袖に引っ込んだの。

トモコさんが終わったら即行かなきゃならない。
踊るのは『Blue Hawaii』ともう1曲。

顔が固まるメンバーたち。
この顔を見てしまったら、もうこの時点で私が前列中央を務めなくてはならないも同然。
レイちゃんに「レイちゃん、左できる?」
レイちゃんは「…がんばる!」と答えました。

ヨーコちゃんに「ヨーコちゃん、右前できる?」
「できない」と答えるヨーコちゃんに「やるしかないんだよ」と私、すごい喝を入れました。

ヨーコちゃんは腹を決め、「頑張る!けど、半歩だけ下がってもいい?」と聞くの(笑)
それは、半歩下がったその眼のハシで、なんとなく私を感じながら踊りたいということなんだよね。

仕方ない。
私だってチョーやばいけど、ヤバイそぶりを見せるのは悔しいし、集中すれば思い出せるはず。
この前一度踊っているんだもの。
「いいよ、半歩後ろでいいから頑張って!」

もう私は絶対に間違えられない。
私こけたらみなこけたで、ボロボロになるわけにはいかないぞ。
結局、私はとても平常心の、さらにいつにない集中っぷりで、笑顔もしっかり出しながら踊ることができました。
いや、「う~次は右手?左手?」と迷いながら、イチかバチかで出した手がことごとく当たったといった方が正しいかな。

フラは1番を2回・2番を2回といった繰り返しがあることも多く、例えば1番の1回目でどこかを間違っても、2回目にとりかえせる…みたいな感じがあるのね。

レイちゃんがブルーハワイの1回目をみんなと左右逆の手でやってしまったのにも気づいた。
だから2回目のその箇所が近づいた時、口角を上げたその口元は変わらないようにしたまま「レイちゃん、左からだよー」と教えてあげることもできた。
レイちゃんも口角を上げたまま「アラッソヨー」と答えていたっけ(笑)

あぁ
なんと楽しいアクシデント。

せっかく用意した衣装と曲が全然合わず、せっかく練習した軽快な曲がご披露できなかったのは残念だったけど、このハプニングこそが非日常よねぇ。
ゾクゾクしちゃうわ。

その昔、ハワイでハラウのショーが毎週行われていて、観光客が足を止める中、屋外ステージで踊る時、
それこそ直前の舞台袖で、クムに「この曲は踊れる?」「I can't」「じゃこれは?」「I can't」と何曲もNGを出し
「じゃー何なら踊れるのよ何を習ってきたのよ」とすごく怒られたことがありました。
だから、ステージなんて出たくねえんだよぅ…曲は前の晩に言ってくれよぅ…と心の中では思いつつ、そうも言えず、ガチガチになったことが。

それからしばらくハワイに行くのが怖くなり、行ってもできるならクムにみつかりたくないと逃げ回りたい心境だったの。

どうやら、あのクムのバチコーーーンの怒りで、心臓に毛が生えました。
もう、どんなに怪しくても「I can't」とは言っちゃいけない。
それがソロなら自分で振りを適当に作ったとしても(笑)踊らなくちゃいけないと腹が決まったんだなぁ。

今回は不幸中の幸いにもこの前踊っている曲だし、集中したら思い出すことができました。
そして、後列の3人はともかく、ヨーコちゃんの心臓に産毛ぐらいは植え込むことができたんじゃないでしょうか(笑)

ターンのタイミングがみんなより遅れたの、一人だけ違う手をしちゃったのとみんな反省していたけど、大丈夫大丈夫。
おばあちゃんたち、きっと見逃してくださるわ(笑)

そして、そんなアクシデントの後のセリフでも3人とも堂々と言えて、やっぱり本番の持つパワーってスゴイって思ったよ。

  

舞台も無事終わり、居酒屋さんでの打ち上げの時(劇団員さんたちはこれが楽しいみたい)、1人ずつ立ってご挨拶する時間があったのだけど、
音響さんがフラチームに平謝りしてくださって…。
フラチーム代表で私の番になった時
「今日は思いがけないアクシデントで驚きましたが、こういう時に臨機応変に対応できるように普段の練習が必要なんだと、気づくことができました。
もっと瞬発力を養いたいなと感じましたし、とても貴重な勉強をさせていただけたと思います。ありがとうございました」
とお礼が言えました。

ゾクゾクしたわーとは言わなかったけど(笑)



真ん中のちいちゃいおばあちゃん、わかる?
この方は、このホームに入居されてるおばあちゃんなの。
(たぶんかなりのお歳です)

これまで劇団では、可能ならばスタッフさんにチョイ役でお芝居に出てもらっていたんだって。
やっぱり知っている顔が劇中にいると、入居者様が喜ぶのよね。

それを今回初の試みで、入居者の中から1人『春日局』の役で出てもらったの。
(たぶんスタッフさんが明るいおばあちゃんを他薦したのかな)

このおばあちゃん、京都からこちらに入所したらしく、楽屋ではちゃきちゃきの関西弁で自分でノリツッコミをされちゃうくらい面白いの。
「緊張するわぁ」「何言うてまんねんて、言うたろかいな?」なんて、誰ともなくおしゃべりしているんだよ。
ケラケラ笑いながら。

それがいざ出番になったら、顔がこわばり、お付き役の男性と一緒にカチカチで舞台に出ていった。

舞台でもセリフはなく、お局様として座っていてくれればいいの。
お付きの人が「ではお局様、民に見つかる前に帰りましょう」と言ったら、手を引かれて退場するだけ。
ところが、最後に「さらばじゃ」と客席に向かって言ったんだよ。

客席のおばあちゃんたちは手をたたいて大笑い。

すごいなぁ

知らない人同士が同居するこんなコミュニティーの中で、陽気な性格を発揮できるなんて、本当にうらやましい。
そして、閉幕後に少女のように高揚されていたのもうれしかった。


あー、長くなりました

現実に戻ればたまった仕事が恐ろしいけど、今日は一日有意義!
最後に握手したお年寄りたちは、リアクションこそ薄かったのに「面白かったわ」「楽しかったよ~」と言ってくださる。
ホントウに?
きっと、本当なんでしょう。
明日には忘れちゃうようなことでも、こういうイベントを積み重ねることがスタッフさんの命題らしいから、
その一翼を担えたんだとしたら、それは有意義なことなのです。