ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「ひきこもり大学生活学部」開講のお知らせ

2015年07月10日 11時19分58秒 | 代表丸山の活動
 代表の丸山です。きょうは台風と台風の合間の、束の間の好天という感じの神奈川県です。

 さて、かねてから提唱していた「ひきこもり生活の質(ひきこもりQOL)向上の仕組みづくり」の活動の一環としまして、ひきこもり親の会の全国ネットワーク「全国ひきこもりKHJ全親の会(家族会連合会)」が助成を受けた事業「KHJ全国キャラバン」の神奈川編として、標記イベント(公開授業)を開講するはこびとなりました。

 私は相談員という立場から「家族が本人の心理や意思に合った対応を続けることにより、ひきこもり状態にある本人の心が楽になる」ことをめざして援助を行っていますが、3,4年前から「家族が本人の心を楽にする対応をしてもらうのと並行して本人の生活を楽に楽しくする支援を行うことが必要ではないか」と考えるようになり、そのような支援システムの構想を温めながら、当スタジオの定期イベント「青少年支援セミナー」や出版記念イベント「ひきこもる心を楽にする集会」、および湘南ユースファクトリーのイベント「当事者から学ぶ藤沢ひきこもり講座」、さらには当事者中心のイベント「ひきこもりフューチャーセッション庵」などで提案して、当事者やご家族の方々と意見交換してきました。

 そのような活動を通じて、共通認識をお持ちの方やご賛同くださる方が少しずつ増えてきており、その方々とのつながりをベースに、本格的に仕組みづくりに着手するべく、このたびのイベント開催となりました。

構想の一端を伝える当スタジオのメールマガジンの号を読む

 開催要項はKHJのブログに掲載されたものをご覧ください。

開催要項を見る

 なお、2限目のグループセッションで各グループのファシリテーターをつとめてくださるのは、以下の方々です。

*林 恭子(元当事者・古書店経営・ヒッキ―ネット事務局)
*割田大悟(当事者・大学院生・青少年センター相談補助員)
*石川良子(松山大学准教授・新ひきこもりについて考える会)
*川初真吾(当事者の兄・ひきこもりフューチャーセッション庵)
*大橋史信(当事者・KHJ東東京「楽の会リーラ」)

 私の次に講師をつとめる当事者の方はもとより、この5人のファシリテーターや司会進行の池上正樹氏も、私の構想に共通認識をお持ちの方やご賛同の方であり、前述した意見交換の活動の総仕上げをめざす機会にふさわしい顔ぶれとなりました。

 つきましては、このイベントの趣旨である「ひきこもり生活の質(ひきこもりQOL)向上」の方法を考えたい方、実際の困りごとやできないことを出し合いたい方のご参加をお待ちしております。

【お願い】事前申し込み不要ですが、来場者数推計のため本欄をご覧になって参加ご希望の方は、下記宛てメールにてご一報いただけると幸いです。

husta@nifty.com(@を半角にして送信ください)
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