ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「ヒュースタゼミナール」2年目開講のお知らせ

2018年05月05日 11時35分40秒 | 新規業務
 今年のゴールデンウィークもいよいよ終盤、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、不登校/ひきこもり状態に特化し、本人への理解や相談現場での家族への対応のあり方を広めるため、昨年度当スタジオが初めて通年実施した連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)は、新規スタッフの方々や「しゃべるの会」に参加経験のある方などで6人の定員が最初から埋まったまま全9回の日程を終了しました。

①本人の心理から相談と家族会の理念やスキルまで体系的に学べるカリキュラム
②講義に加えワークやロールプレイといった演習を行う受講者参加型の内容
③イベント実習や家族会見学といった実践的な回をはさむ稀有な日程

 といった特色で実施したため、手探り状態で反省点が多々あったものの、受講者の方々からはご好評をいただき、担当者の丸山と2名のスタッフ(割田大悟氏、遠藤恭子氏)を含め全員のつながりもできました。

 そこで今年度、反省点をもとに内容を再検討したうえで、2年目のヒューゼミを全8回で開講するはこびとなりました。その趣旨を説明したプレスリリース文を次に掲載します。

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 不登校児童生徒の人数が最多を更新、15~39歳のひきこもり者が54万人など、衝撃的な調査結果が相次いで公表され、特にひきこもりの長期高年齢化が社会問題になっています。

 その一因に、行政をはじめとする関係機関の相談体制の不備や相談担当者の理解不足により、多くの場合最初に相談する親御さんが疲弊し諦めてしまう傾向が指摘できます。

 これを防ぎ、相談や家族会で親御さんが本人に適切な接し方ができるよう支援する「家族支援」を適切に行える人材が不足しています。

 そこで、不登校と社会的ひきこもりを専門とする民間相談機関「ヒューマン・スタジオ」(代表・丸山康彦、神奈川県藤沢市鵠沼藤が谷3-12-28悠生館)では、10年以上の実践によって培ってきた家族支援の理念とスキルを広めるため、連続講座『ヒュースタゼミナール』全9回を昨年度初開講。今年度も5月26日(土)から全8回を開講し、不登校・ひきこもりの相談と家族会の実践に不可欠な、本人の心理や対応の基本スキルの習得をめざします。

 このような不登校とひきこもりの家族支援に特化したスキルを体系的に学ぶ研修、とりわけ元当事者が企画し進行する研修は、当スタジオの知るかぎりほとんどなく、稀有な講座であるといえます。

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 このように、ヒューゼミは相談や家族会など日頃の実践でお悩みの方や、これから学習を始めたい方には最適な講座です。さらに、経験者や親御さんなど、ご自身の課題やお悩みへのヒントを求める方にも参考になる内容が満載です。

 受講資格は特になく、どなたでも1回からでも受講いただけます。ただし定員超過の場合のみ「全回通しで受講=通し受講」の方を優先させていただきます。

 会場は横浜市内、第1回は5月26日(土)の夜です。

 概要は下記リンク先ページ(そこからのお申し込みは通し受講の方のみ受け付け)をご覧ください。さらに詳しい内容を掲載した案内書をご希望の方は、当スタジオにメールで、現物と原稿データのいずれかをご請求ください。

 担当の丸山とスタッフ一同、ひとりでも多くの方とご一緒する1年になることを願っております。


↓当スタジオのメール(☆を@に変えて送信)
husta☆nifty.com


「ヒュースタゼミナール」の概要(申込フォームあり)を見る
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