ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第61回のお知らせ

2021年06月16日 14時10分56秒 | ホーププロジェクト
 例年より遅い梅雨入りとなった南関東ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、先々月最後に転載した文章から順に転載してきましたが、最後として、第199号に掲載の『“階段”より“スロープ”を』という文章を前後編に分けての転載です。

 後編の末尾欄外にも記したとおり、当スタジオが8年前の3月に開催した「第19回青少年支援セミナー」でお話ししたことをまとめた1本です。
 前編では、同セミナーを告知した当ブログの記事のリンクを貼ったうえ、そこで講演した「一般的な不登校・ひきこもり支援は学校/社会復帰に向けてステップアップさせる“階段式”だが、それが少なからぬ本人にとっては人生の障壁(バリア)になって進みにくくさせている」という趣旨を紹介しています。
 それを受けて後編では“階段の1段目を低くする”試みに見える厚労省の事業がうまく行かないと推測する理由を挙げたうえで「本人の行き先に“階段”ではなく“スロープ”を造るという発想が必要」と提言しています。そしてスロープを造る周囲の対応を例示しています。

 この“階段風支援システム”に対しては近年、同セミナーに登壇してくれた林恭子氏や大谷大学の岡部茜氏らも、それぞれの視点から批判しており、筆者の丸山はますます不登校・ひきこもり支援を考えるうえで欠かせない文章だと自負しています。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 落雷や雹に見舞われた地域もあるこの頃、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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