急に秋らしくなって、あわてて長袖ワイシャツを用意している代表の丸山です。
さて、来る28日(土)と29日(日)の2日間、ひきこもり家族会の全国ネットワーク「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が毎年開催している全国大会の第15回がオンライン開催され、私は2日目のテーマ別分科会交流会のひとつで話題提供者をつとめます。
同大会の今回は、1日目の全体シンポジウムに山本耕平氏・斎藤環氏・山根俊恵氏、といった著名なひきこもり支援関係者が登壇するほか、2日目のテーマ別分科会交流会は「ピアサポーターの活用」「機関誌の公開編集会議」「兄弟姉妹の会」などひきこもり当事者経験者を交えたさまざまな活動が紹介されます。さらに閉会後には特別企画『トークショウ「いじめと学校」』を実施。ジャーナリストの池上正樹氏と俳優の鈴木保奈美氏による対談に続き当事者らを加えたパネルディスカッションが行われるなど、全体を通じて稀有で魅力的なイベントとなっています。
そのなかで私が登壇する分科会交流会は「ひきこもり支援の人材育成について」というテーマ。まずは「カリキュラムの概要と心理領域」「医療分野」「地域」「当事者目線」という4つの観点から人材育成について話題提供が行われ、そのあと参加者全員で意見交換を行います。
私はもちろん最後の「当事者目線」で人材育成を論じます。“関係者側”とは反対の“利用者側”から求める人材やその研修ポイントを提案します。レジュメの最後には、自ら企画実施している連続講座「ヒュースタゼミナール」全8回のタイトルも掲載しています。
ひきこもり状態への理解力・対応力・支援力を向上したい方、向上させる方策を考えたい方は、ぜひこの分科会をお選びください。
なお今回には、1日目の全体シンポジウムから2日目の分科会交流会と特別企画にいたるまで、私の当事者仲間が多くのプログラムに登壇します。その意味でも非常に楽しみな今回です。
参加申し込み受け付けは5日後の24日(水)まで(過ぎてからの申し込みは後日配信)となっていますので、ご関心の方は末尾にリンクを貼った告知ページで詳細をご覧のうえ、よろしければご参加くださいますようご案内申し上げます。
同大会は、KHJが毎年各地持ち回りで開催している全国研修会ですが、昨年度は新型コロナウイルス感染予防のため中止になり、2年ぶりにオンラインで開催することになったものです。ちなみに、私は4年前の第12回東京大会でピアサポートをテーマにした分科会に登壇しており、今回で2度目の登壇となります。
当日、ひとりでも多くの方とネット越しにお目にかかることを願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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