ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

不登校・ひきこもり連続講座「ヒュースタゼミナール」前半のご案内

2024年06月11日 12時20分08秒 | 連続講座
 例年より遅く西から梅雨の便りが聞かれ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、家族コースが22日(土)夜に、一般コースが27日(木)の夜に、それぞれ開講(第1回)を予定している標記オンライン講座(ヒューゼミ)。
 目前に迫ってきましたので、今週と来週の火曜日に詳細をご紹介いたします。
 本日は前半4回の趣旨と内容をお伝えします。

 代表兼相談員の丸山が、自身の不登校とおとなひきこもりの体験に加え、21年にわたる相談業務と17年にわたる家族会での実践経験を通じて考案してきた不登校・ひきこもりへの理解のあり方と支援観。そのエッセンスを講義とグループワークで習得し、最後に不登校・ひきこもりイベントのスタッフをつとめる、というのが前半4回の趣旨になります。

 第1回は『不登校・ひきこもりの意味と心理を考えよう』と題し、不登校/ひきこもり状態にある本人の心理を伝える講義を聴いたうえで、グループで不登校/ひきこもり状態の心理を出し合い分類するワークを行い、不登校・ひきこもり本人への理解を深めます。

 第2回は『不登校・ひきこもりのプロセスを知ろう』と題し、本人が求めるプロセスと目標イメージについて、丸山と割田大悟氏(ひきこもり当事者グループ代表)のリレー講義により「状態グラフ」「心のビーカー」「ピアサポートにおける目標のあり方」を知り、見立ての判断基準を習得します。

 第3回は『支援機関の見分け方を考えよう』と題し、本人の心理や状態と支援とのギャップがどこにあるのかを解説する講義を聴いたうえで、次月に開催される関係団体合同祭りの参加団体を分類するワークを通じて、本人に合った支援の選び方を考えます。

 第4回は9月14日(土)または10月の週末(期日未定)のどちらかに「イベント実習」として、当スタジオが団体参加している関係団体合同祭り「フリ・フリ・フェスタ」でのブースと出し物のスタッフ、または当スタジオ主催のオンラインイベントのスタッフ、のいずれかをつとめていただきます。

 以上の4回は、不登校・ひきこもりの相談や家族会に携わっている方と携わりたい方ならびに関心ある一般の方を対象にした「一般コース」の前半であると同時に、本人の家族親族・知人の方を対象にした「家族コース」の全日程となっています。

 ただし、受講者のご都合もありますので、通し受講の方は学習に穴が開かないよう第3回までは欠席回の補講が受けられます。また第4回は欠席可能としています。   
 また、多くの回にご都合が合わない方には、ご都合が合う回を単発でご受講いただくことが可能です。通し受講と同じ手続きでお申し込みいただけますので、どうぞお気軽にご検討ください。

 いかがでしょうか。本人の心理を講義だけではなくグループワークを通じて理解できる稀有なカリキュラム。「わが子の気持ちがわからない」などとお悩みのご家族様、「家族に相談されても本人が来ないので何も提案できない」とお悩みの関係者様、「本人を理解したうえで活動したい」という志望者様、お悩み解決や知識習得の一助にヒューゼミを活用しませんか。

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