ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「不登校・ひきこもりセミナー2021」開催のお知らせ

2021年04月23日 16時40分48秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 初夏の暖かさの神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、2002年12月から2014年3月までの間に20回開催した「青少年支援セミナー」の趣旨を引き継ぎながら新たな視点で開催している標記イベントですが、今年の第4回は5月22日(土)にオンラインで開催するはこびとなりました。

 前回も話題になったひきこもり状態の人への暴力的詐欺的な悪質支援業者やその報道をめぐる問題。その後、家族や当事者サイドに報道ガイドラインの策定や人権宣言の起草など、対抗する動きが進んでいます。今回はそれに呼応して、相談援助の立場から対抗する対応・支援のあり方を提言します。

 第1部は講演。
 代表兼相談員の丸山が、自らの不登校・ひきこもり体験はもとより、相談や家族会、さらに当事者仲間などとの情報交換を通じて20年近く眺めてきた不登校/ひきこもり支援について、問題点と当事者のニーズとのズレを明らかにします。

 第2部では、ZOOMの機能を使い「対談」と「座談会」というふたつのグループに分かれて分散会を行います。
 どちらのグループも前半は話題提供、後半は参加者全員との対話です。

 毎回丸山と同じ「不登校/ひきこもり状態の“経験者相談員”」をお招きしての「対談」を行うグループ。今回は「暴力的「ひきこもり支援」施設を考える会」共同代表の藤原秀博氏をゲストに迎え、同じ“経験者相談員”であり「ひきこもり人権宣言作成グループ」でご一緒している立場から、ひきこもり状態にある人の権利保障や支援のあり方を語り合います。

 当スタジオが毎年通年開講している連続講座「ヒュースタゼミナール」の修了者が語る「座談会」を行うグループ。今回は、一昨年度の修了者のうち居場所を定期開催している方と子ども支援に携わっている方が、同ゼミのなかの1回で講師をつとめている割田大悟氏の解説と進行により、不登校・ひきこもりを学んだことで何がわかりどう活かしているかを語り合います。

 “講師・対談者・ファシリテーターが全員元当事者”という徹底したキャスティングによる“不登校・ひきこもり入門”と銘打った本イベント、今回は「悪質支援業者に頼らないですむ対応のあり方」をお伝えすることがテーマです。

 不登校/ひきこもり状態を理解したい方はもとより、見方・対応のあり方・支援機関の判断基準を知りたい方、ご参加のうえ考え合ってみませんか。

 詳しい開催要項は、下記リンク先ページでご覧のうえ、よろしければお申し込みください。ただし、今回はオンライン開催のため、事前申込制・支払制とし当日参加は受け付けませんのでご了承ください。

 末尾ながら、感染拡大の折じゅうぶんお気をつけください。


↓「Peatix」に掲載した開催要項を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ごかいの部屋』バックナン... | トップ | 『ごかいの部屋』バックナン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

不登校・ひきこもりセミナー2021」カテゴリの最新記事