どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

すごい天気

2014-02-04 02:54:26 | インポート
Dsc_4056



昨日は雪が降って雨が降って、夜中の気温も5度以上あった。そして予報よりは低かったものの最高気温は8度だった。


いや節分だろ?いつもは確かに温暖だったりするが、ここまで気温は高くはない。道路からきれいさっぱり雪が無くなってしまった。



Dsc_4064



しかし空はのっぺりと重苦しい。黄砂が来ている訳ではない。


今日は家に引きこもっていた。それではイカンと外に出たら、すぐに家に帰りたくなった。



Dsc_4062




家に帰ると、世界最長の毛を持つ猫の「ミャオ大佐」の訃報が届いていた。この子が泣き叫んでいたのもきっとこの訃報が届いたのだろう。


まったくの天気のせいで、鬱々と写真の事を考えてしまった。最近ウチのカメラがわずか後ろにピントがあう傾向にあるとかそういった悩みもあるのだが、根本的に私の頭の中にあるものをどう伝えれば良いのかと言う問題がある。で、これが理解されない。

大昔だが盛岡のNHK文化センターで講師をした事があった。やはり写真なのだが、写真史と光学について、そして最後にピンホールカメラの実演であった。なんと三人しか受講生が集まらなくって、講師料金500円と言う破格値で私は延べ一ヶ月準備をした訳なのですが、その時に「写るんです」の正しい使い方(距離を間違わなければ、下手なカメラより写った)とその写真を使って、手紙を互いに出し合うという課題をもうけました。良い撮影をすると言う課題でもありますし、それをどう評価させるかと言う課題で、更に受け取った人の気持ちを考えさせる課題です。



何がなんだか解らないでしょう?写真ってコミニケーションツールなんだよ、と言う話しです。所が当時でも年賀状とか写真の葉書はいっぱいあります。顔写真入り名刺なんてもありました。古くはヨーロッパでカルト・ド・ヴィッチという名刺大写真を交換しあう風習もありました。友人がドイツで写真を撮って現像したプリントに、大きな写真の脇に同じ小さな写真が三枚付いていたのを見た事があります。この小さな写真を切り取って互いに交換しあう風習があったようです。



ただ自分で講師をやっていてもこれは早すぎた。もう受講者はキョトン?です。ただ今のメール添付やツイッター・フェースブックの先駆けをやったと自負しています。



そう、写真史の中には本流ではないがコミュニケーションツールとして写真がある。写真史上では技術や著名作家が出てくるが、底辺では道具としての写真と言う側面の方が大きいのではないのか?だからデジタル・ネット以降写真の流通量が莫大になったとも言えます。


その辺りを説明と言うか、納得させる言葉が見つからないんですね。多分写真は、コミュニケーションツールとしてしまえば、ありとあらゆるジャンルすべてを一括して考え直す事が出来るのではないのか、そう考えています。




Dsc_4066




夕方の5時から7時までの間に、10.5ミリの雨が降りました。6時以降はみぞれと雨で盛大に降ったのです。





Dsc_4068




そして雪。三センチと言う微妙な量が降りました。
しかし雨が雪になって、凍結しやすい状況です。予想最低気温はー5度なのですが、現時点で氷点下1度以下をウロウロしている状況です。


明日はどうなるのか、です。



写真と天気の話しは変でしょ?でも予測すると言う点では実は一緒。