高松の池で飛んでいる鳥を撮るという企画です。ついでに全く関係のない事も書いてしまおうかと思います。
トンビが飛んでいます。実は高松の池の鯉にパンを与える人が多いのですが、そのパンを狙っています。
カワアイサが飛んでいます。
オナナガモのメスが飛んでいます。
飛ぶと言えばスキージャンプの葛西紀明。41歳7度目の冬期オリンピックで、銀メダル。凄いですね。レジェンドと言われてしまいました。
ただもしかすると一番凄いのは、彼の24年間でジャンプのレギュレーションが何回変わったかと言う事です。一番大きかったのは身長とスキー板の長さを関連つけたレギュレーションでしょうか。その前に今のスキー板をV字にするスタイルが一般化するのが丁度初めのアルベールビル冬期オリンピックの当たり。確かV字は飛型点で大幅に減点になるのだが、それ以上に飛ぶので流行し、アルベールビルで認められたものだった。
でも葛西はなかなか習得できなかったらしい。今のV字だが極端な前傾姿勢は、昔と今の折衷型になっている。昔のスキー板を並べて飛ぶスタイルでは、板に顔をつけるくらいに近づけた方が空気抵抗が少なくて有利と言われていた、その姿勢の名残がある。これをカミカゼと言う気持ちはわかるが、彼の不器用さとも言える。
レギュレーションの変更が、競技人生の初めからあった選手でもある。普通の選手は確実に生き残らない。例えば日本柔道がオリンピックで勝てなくなったのはレギュレーションの変更だった。あれほどの変更も無い話しだったが、スキージャンプのように単純なものは、レギュレーション変更で選手生命が簡単に絶たれる可能性が大きい。
しかし葛西はそのレギュレーション変更も超えて来たと言うのが偉大な事だ。変化に対して柔軟に対応できたというのは、ほぼあり得ない話しなのだ。
しかもマイナースポーツでの話しだ。超人であるのは間違いが無い。伝説のジャンパーになった。
金苦労派次郎は相変わらず可愛いです。
ミコアイサが飛んでいます。
スポーツとレギュレーションの関係はとても深い。例えばドーピングだが禁止薬物でなければ良いのだろう?そうなります。でもどうしてもレギュレーション上でのドーピング検査は後手に回ります。そこで最新の薬物なんかが出回ると言う事になります。
逆にドーピングを許した競技と言うのもあっていいのかと思いますが、選手寿命を短くするのが解りきっています。ベン・ジョンソンの悲しさと言うのもあります。貧乏だが足の速い男の子を薬で改造して、お金を稼いだ人がいる訳です。私はベン・ジョンソンが好きです。でも彼をそうさせた貧困は憎みます。
スポーツは貴族のものでした。だからある一定の歯止めがあった訳です。メンツがありますから。でも今現在ではそうではない訳で、一流スポーツ選手になるためにはお金が必要です。フィギアスケートなんかもう…。
カラスも飛んでいます。そのうち高松の池カラス観察を一回やらなければいけないと考えています。
そのフィギアスケートですが、今回もやっぱり審査問題で揉めています。キム・ヨナ選手の韓国は当然だと思いますが、なんというか足だけ見ていりゃこの判定は正しいと思います。アイスダンスの審判とフィギアスケートの審判が重なっているのかもしれません。審判団が非公開なので何とも言えませんが、まさか全員ロシア人と言う事は無いでしょう。最高得点と最低得点を出した審査員の評点を除くやり方は、統計処理上間違いが無いものです。
で、アメリカで話題になるのはナゼ?なのですが、やっぱりナゾの国ロシアなのかと思います。その不信感が抗議になるのかと思います。氷温を測る計器に問題があるとか扱う人が適当とかそう言った事があるのかもしれませんが、やっぱり旧ソ連というのは大きいです。
今でもロシアは宇宙に人を送り込める技術があります。科学については世界でも有数の国です。それでも何かが変と言うのがつきまといます。
私の推測する範囲では、多分ロシア人にとっての氷のイメージと、オリンピック規格のイメージがあわなかったのだと思います。なのではじめにガンガンに冷えた氷を用意してしまった可能性があります。
その上会場の工期が遅れたので、運用実績が浅かった可能性があります。こちらの方が大きいかもしれません。一応二年前から運用しているはずなのですが。
ただ、本当に解らないのはアメリカのスピードスケートが全くの不振な事。技術とパワーのアメリカは、ロシアの氷にも勝てるはずです。日本は技術の国なので、苦戦する事は間違いが無いのですが。
旅をする鳥では無いのに、カルガモが元気です。
さてロシアはアメリカに呪いをかけたのでしょうか。
どうもソチと言う場所がとんでもなくアクセスの難しい土地のようです。こちらの影響が大きいのではないのでしょうか。その上テロの危険性があるのですから心理的な影響は逃れられません。
さてここで
森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言を取り上げましょう。書き起こされているのもオドロキです。ネットはオソロシイものです。
ソチというのは、とても良いとこです。しかし、足の回りが非常に悪いんですね。ロシアっていう国は、サービス精神がよくない国なんですね。もともと長い間社会主義国ですから。来たけりゃ来いよという感じです。モスクワから飛行機で2時間もちょっとすればソチへ行くんですけど、モスクワに着いても、モスクワからの接続便がないんですね。サンクトペテルブルク行ったり、あるいはいくつかの都市を通って行ったり、なかなかその日のうちに着かないんですね。計画的にわざと時間を接続させてないんじゃないかなと。そこに皆で泊まれば、そちらでお金が落ちますから。そうしてんじゃないかなということを思うぐらい、連絡の便がとても悪いですね。悪いんです。まあ、うまく乗り合わせても、27時間ぐらいかかりますね。東京からソチに着くまで。
ロシア随一の保養地です。しかし誰でも簡単にいけるものでは無さそうです。実際近くに紛争地域がありますしソ連政府高官が使っていた保養地です。なので近づきにくいのかもしれません。更にテロ対策で厳重に警戒しています。
これは自由なアメリカ人にとっては影響したと思います。長時間かけて着いたと思ったら、事実上の外出禁止ですから。
森喜朗元総理、今気がついた。本当なら森喜朗元首相であるべきだ。
森喜朗元首相のこの発言だが、フィギアスケート協会への文句の枕詞になっている。彼はフィギアスケート協会批判したかったのだ。
見事にひっくり返っちゃいましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。なんでなんだろうなと。
僕もソチ行って、開会式の翌日に団体戦がありましてね、あれはね、出なきゃよかったんですよ日本は。あれは色んな種目があって、それを団体戦で。特にペアでやるアイスダンスっていうんですかね。あれ日本にできる人はいないんですね。あのご兄弟は、アメリカに住んでおられるんだと思います確か。ハーフ。お母さんが日本人で、お父さんがアメリカ人なのかな。そのご兄弟がやっておられるから、まだオリンピックに出るだけの力量ではなかったんだということですが、日本にはいないもんですから、あの方を日本に帰化させて日本の選手団で出して、点数が全然とれなかった。
だがやはりこの「見事にひっくり返っちゃいましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。なんでなんだろうなと。」が簡単に通ってしまった。「一番大切な時にそんな発言をするなんて!」。で炎上するかと言えばそうでもない。森喜朗元首相の失言は有名だが、こうしてネット上で発言全文が残っていたりする。
そうなると意味が変わる。
マスコミというのは、そこのところだけ取るんですよ。前後の話は何にも書かないでね。俺が「神の国」だっつったって、別に神様だけ言ったわけじゃないだよ。仏様も、お釈迦様もキリスト様もみんな大事にしなきゃだめだよと言って、だけど、日本は神主さんが沢山いたから神様の国ですよねって言ったら、森総理は「神の国」といってと、もう袋叩きにあうです。ああいうこと書いた人みんな天罰が当たると私は思ってます。(会場笑い)私は逆に神様のお守りがあったからここまで来れたんだと思ってますが。
まあ、それはさておいて。記者諸君、よくだまってしっかり聞いておいてください。例え話をしただけの話で。最近たとえ話しても、NHKの会長もやられて、あれは個人の意見だなんて取り消したからいいじゃねえか。取り消したって聞けねえんだよなんてやってますけども。まあそういう難しい時期だから。だけど政治家じゃなきゃいいんだよな。何しゃべっても。政治家だとまあ色々なこと言われるんですが。
実はこの最後の辺りが一番重要な発言だと思います。元首相の自覚が無さ過ぎるようです。
ミコアイサが飛んでいます。
何でしょうか森喜朗元首相ですが、なんというかかんというか、ここまでマスコミに軽く扱われている政治家も滅多にいないものだと思います。
その体型とはウラハラに、史上最軽量の元首相かもしれません。
私とは考え方が違う人だと思いますが、本当は軽く扱う人ではない。
なおここまで見事な自民党的な演説、そう自由民権運動から始まる演説でもあるのですよ。その伝統がきれいに決まっているはずなのに、滑ってしまう森元首相は何なのでしょうか。
日本の演説の伝統は、エンターティーメントから発生している。
上川音二郎とかその流れだと思う。
次の政治家の言葉が見つからないと言うのが、日本の悲劇かもしれない。ある言葉しか使えないと言うのは、実は問題なのだ。
ミコアイサが珍しく氷上にいます。結構大きい鳥です。
言葉と言うのは難しいものだと思う。だが何が難しいかと言えば、それが記号だと言う事だ。その記号の裏とか奥とか歴史とかがめんどくさいのが日本語だが、どの言語でも同じ問題は抱えている。
だが日本のハイコンテクスト文化の中では、誰にでも通じる言葉と言うのが成立しにくい。ちょっとしたグループの違いだけで受け止め方が全く変わったりする。それはおかしいと思われるかもしれないが、文法の曖昧な言語であるからそうなる。かといって法曹言葉のように厳密に規定した言葉を使うと、今度はコミュニケーションが難しくなる。
そしてまた浅田真央選手の話しなのだが、引退をほのめかしていたと思うのだが三月の世界選手権までは引退しないようだ。そしてその先も解らないとしているようだ。
23歳なので引退には早すぎると思う。それにこの前の演技では、新境地を見せた訳だ。オリンピックに出なくてもやる事はいっぱいあると思う。
そんなこんなを考えていたら、変なニュースが入って来た。毎日新聞だ。
メキシコから唯一の参加で今大会最年長選手の55歳、フーベルタス・フォンホーヘンローエが男子回転に出場。メキシコ伝統音楽の楽団「マリアッチ」の衣装を模したウエアで挑んだが、トップ選手でも難しいと評したコースで滑りがおぼつかず、コース中盤で転倒し雪上で大の字に。「残念だけど難しすぎた。2回目を滑らずに済んだのは助かった」とおどけた。実業家、写真家、ポップ歌手など幅広く活躍するドイツ系貴族の子孫はこれが6回目の五輪出場。「4年後は59歳。次の五輪はもっと若い人に出てほしい」と“引退”もほのめかした。
オリンピックは参加する事に意義がある。
オオバンが珍しく陸上にいます。こうして見るとつくづく水鳥とは思えない鳥です。
たまには白鳥でも。巨大すぎてピントが外れる鳥です。羽にピントがあって目がボケたりします。飛行機に例えるとスーパーグッピーか
ベルーガと言った所でしょうか。
しかしトッチラカッた記事でした。