4月4日は最高気温11.2度、最低気温6度、平均気温9.4度と平年並みだったが、その前がとても暖かかったのでとても寒く感じられた。この日は仕事の都合で午後7時から半までの観察だった。
この個体は向かう蛙のようです。そしてかなり大きい個体でした。
個体数を数えていないので何ともいえないが、3日よりは少し数が多いかもしれない。その程度の数だ。
仮説として、ガマ合戦が始まった時から、気温と湿度に相関はないというものを考えています。またダラダラと始まりダラダラと終わるものではなく、一気に始まり、ダラダラ終わるものと考えています。その意味では、今頃がピークなはずなのですが、そうはなっていません。
一番多い所でもこんな感じ。
資料館の軒下です。戻り蛙かもしれません。
カエルスロープは使われているようです。
この日のガマ玉の発生は見られませんでした。出来そうになるのですが、撃退されてしまいます。オスがオスにしがみつかれた時の警告音も有効に機能しているようでした。
競争が少ないと言う事なのでしょうか。
平和なガマ合戦になっているのかもしれません。
それでも気になるのは、合戦場に向かう蛙の数がかなり少ない事です。これも戻り蛙っぽいのです。戻りか向かうかそれは解りませんが、この日地上で見た個体は4匹と、時間帯を考えてもかなり少ないものでした。
さて5日の午後2時です。隠れている個体があると思うのですが、数える限り35匹。まあそれ以上いるのでしょうが、かなり少ないです。卵の量も、昨年に比べても少ないです。
そして雪です。午後2時の時点で3.5度です。かなり寒いです。この日は断続的に激しく雪が降りました。
さて午後6時半から7時まで観察しました。最高気温7.2度、最低気温0.4度、平均気温3.1度というかなり厳しい一日でした。
この個体は戻り蛙っぽい感じでした。これもかなり大きいです。
そして雪が激しく降ってきました。
池の中はそれでも暖かいようで、カエル達ががんばっています。
昨日よりカップル数は多いように感じますが、個体数は少ないような気がします。
ガマ玉です。でも何かちょっと違います。メスが死にかけているように見えるからです。それでも時々足を大きく使って引き離そうとしているのが観察できました。
戦場へ赴く勇者です。ということで今回陸上で見れたのは、2匹。
池の周辺のビオドープの個体です。彼らの方がなぜか元気です。逃げるのが早いです。
いつもは資料館前の石畳にいっぱいいるのですが、今年は見ていません。
なんとなくなのですが、動きが悪いように思えます。
なんか下の個体が、驚くほどジッとしています。何か狙っているのかと思うほどでしたが、岸をガンガン蹴ると動きました。
何か変なポーズをとっている個体です。これは岸からの刺激にも反応しません。
どうも気温の変化が急激に来たもののようです。17時には1.7度だったのが19時には0.8度です。寒さに強いとはいえ、これは堪えているのではないのでしょうか
蛙の周辺が白っぽくなっているのは、光のせいもありますけど水面から立ち上る水蒸気のせい。そこまで気温が下がったようです。
過酷な気象状況になったようです。
午前2時時点で4センチの積雪を観測した模様。最低気温は氷点下間違い無しのようです。