4月9日です。この日の平均気温は8度、最高気温は16.9度、最低気温はー0.4度でした。
このカップルですが、8日から交尾しています。そして9日の夜にも発見されています。二日がかりです。
北水の池はすっかり静かです。日中にいたカエルも20匹以下と少なくなっています。
今年の特徴なのですが、数が少ないからかもしれませんが、午後7時以降に活動が活発化します。昨年より30分遅いようです。
この日は陸上でかなりカエルをみれました。とは言っても昨年のこの頃に比べても三分の一以下でしょう。
皆どこに行ったのでしょうね。
2年前と比べると、もう少ないです。数えられるのと、数える気が起きないと言う差がありました。
この日の午後7時台では、池に66匹、交尾中は2匹でした。陸上のも戻り蛙と向かい蛙が交差する日でした。
減少の原因としては、動物病院の改修工事で、裏にある石の類いを片付けた事がおおきかったと思います。竹林にも少し土砂が入りました。それに園内の環境整備も大きい所です。
今年前半の寒さも影響しているかもしれませんが、これは軽微でしょう。遠方から来るカエルがどの程度いるのか解りませんが、そこ当たりに影響したと考えています。
4月10日です。この日の平均気温は6.1度、最高気温は12.1度、最低気温は0.5度でした。19時の気温は10.1度。暖かいです。
この日は戻り蛙が多いように感じました。
池の中に56匹で、交尾中はいませんでした。
冬の寒さの影響ですが、今年の冬は大体平年並みだったのでこの影響は少ないと思います。
実質的にガマ合戦は終了です。でもまだオスがオスにしがみついた時の警告音が聞こえます。
底に死んだカエルがいます。このカエルはガマ玉で死んだと言う事が解っています。このアズマヒキガエルなのですが陸生のカエルなので長時間水の中にいると窒息死してしまいます。なので陸と水を行き来しつつガマ合戦を戦うのですが、ここの池ではそれがかなり難しいです。岸が石の壁になっていますから。
なので水中で弱った所でガマ玉を作られるとあっという間に弱って死んでしまう、と言う事です。今年は少なくともガマ玉で2件死んでいます。それ以外の死体も多いのですが、寒さのせいかもしれません。
個体の数の割にガマ玉が多かったのもそのせいでしょう。
後オスとメスの個体の区別がイマイチできてていないのですが、オスが圧倒的に多かったように感じます。もうこの頃はオスだらけ。
胴体だけで15センチ以上ある巨大ガマです。メスのような気がします。陸に帰る所のようです。
この時間の気温は、6.3度でした。
4月11日です。この日の平均気温は5.2度、最高気温は10.2度、最低気温はー0.5度でした。平年より4度近く低い気温でした。
真面目にガマガエルどころじゃないんだけど。忙しいです。
日中のカエルはついに4匹。とは言っても風で落ち葉が飛んで来て、見えない所がいっぱいあったのでどうかと。でも大体そうだろう。もうそろそろ終わる頃です。
19時の気温は5.6度、少し寒いです。
池の中のカエルは36匹、交尾中はゼロでした。
池ではたまに警告音が聞こえる程度。かなり静かです。
警告音が聞こえたとしてもちょっとちょっかい出された程度か、何もされていないのに出している個体もいるようです。
寂しく響きます。
このガマガエルですが、この時期以外では夜行性のため滅多に見られないものです。もちろん田舎では多少見られると思いますが、町中だとかなり難しいです。
池のほとりに猫がいます。友を呼ぶ声が響きます。
ガマ合戦、4月12日で終了でしょう。