どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

2014ガマ合戦6日目と7日目

2014-04-10 23:36:11 | ガマ合戦

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ジュウガツザクラが咲きました。




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4月7日です。平均気温6.8度、最高気温11.3度、最低気温3.5度と平年並みでした。


さて資料館の軒下での撮影ですが、そろそろ戻り蛙が目立つようになりました。




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まあそれでも交尾の個体は見つかるわけです。




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シャキーン!



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この後木の枝がコロンと転がり、ひっくり返ってしまいます。





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さてこの日の池の中の個体数は126匹で、交尾中は5組でした。




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カエルスロープは活用されています。




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真面目な話ですが、この写真でどこに蛙がいるのかよくわかりません。ということは数を数えるっていう事がどうゆう事なのか。LEDライトと相まってかなり目が疲れます。


何しろ保護色ですから。特に落ち葉と合わさると本当に見えにくいです。




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この日は夕方から雨が降ったり止んだりでした。






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カエルにとっては理想的な一日かもしれません。午後7時時点で5.7度です。


でもガマ合戦終了の兆しが現れています。






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4月8日になりました。平均気温8.9度、最高気温14.8度、最低気温2.6度とこれまた平年並みの気温でした。





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陸上のカエルが目立って来ています。





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このアズマヒキガエルなのですが、自然条件ではどの程度存在できるのでしょうか。昔は田んぼがあったし、畑のために貯水池もあったりしました。その中で繁殖して来た所があると思います。それが田んぼの用水路のコンクリート化や機械による畦道の硬質化があって、場合によっては絶滅危惧種になっている所もあります。





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非情なのですが、人がいなかったらここまで繁殖できなかった生き物の一つかもしれません。その意味では人の変化による個体数の減少はあたりまえかもしれません。


この池が出来た時点で、この蛙はいません。ただこの周囲には田んぼや湿地がまだ残っていました。それが失われて行くに従ってこの池に集まったという説もあります。するとヒキガエルは生まれた土地に戻ると言うのは、伝説となります。


たぶん生まれた池に帰ると言うのは伝説でしょう。



ただもう一つ考えなければいけないのは、人が持ち込んだ場合です。実はこの池にはモリアオガエルが生息していますしシュレーゲルアオガエルも生息しています。これらのアオガエルは人が持ち込まない限り存在しない蛙です。まあ近所で捕まえたオタマジャクシを、お母さんに叱られて放したとかそう言った事でしょうか。


否定できない考えです。それではDNAを調べれば解ると思いますが多分それでは何も解らないはずです。持ち込みがあったとしても近距離からの持ち込みで、遺伝子的には近いはずです。





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4月8日の池の中の個体数は82匹、交尾中は9組でした





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天候不順とガマ合戦の関係ですが、全然解りません。平均気温積算値の指標は使えそうです。でもその後に何が起きるのかは全く解りません。


実は一番気になっているのは、個体が小さくなっているように感じる事です。多分池の周辺での環境整備や建設で、大きな個体が、つまり長生きしている個体が消えたのだと考えています。





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さてこのカップルですが、4月9日にもいました。警告音とかも出していないので何か良く解らないのですが、通常カップルとすれば、産卵までに2日必要だったとなります。産卵までの間にずいぶん時間がかかるかと。


もしかすると、低温の影響があるのかもしれません。オスとメスの温度感受性の差はあるかもしれません?






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それにしても、蛙は何をかんがえているのですかね。






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私が観察をしてから減ったと言う考えもある。でもまあないだろう。


2014ガマ合戦5日目

2014-04-10 02:13:04 | ガマ合戦
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4月6日は、最高気温7.8度、最低気温0.8度、平均気温3度だった。




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午後2時半に蛙を数えたら27匹だった。泥の中に隠れたりしているのだろう。




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この寒さだから、動きが鈍い。





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隠れ場所が無いからと言って、卵はどうかと思う。





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午後6時半から7時半まで観察しました。この間の気温は盛岡気象台で3.7~2.5度です。





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ビオドープも今回は見ていますが、ここの個体は小さいように感じます。
池の深さは、小さい個体には厳しいのでしょうか。




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ビオドープエリアでもいる場所といない場所があったりする。





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さむいのだが、陸上での個体が増えて来た。陸と水を行き来する個体が増えたと言う事で、ガマ合戦は中期に入ったのだろう。





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4月6日の個体数は143匹だった。これは池を2周してカウントした平均だ。もちろん誤差は大きい。





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日中の産卵は見た事があるが、夜のは初めて撮影で来た。





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交尾しているのは15組だった。






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ガマ玉は2つあった。でもガマ玉が出来る理由がなんとなく解ったような気がする。




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ガマ玉はメスが弱っている時に起きやすいと言う事だ。交尾中に別なオスに絡まれた時、オスは警告音とともに他のオスを蹴っ飛ばすのだが、それでもだめな場合はメスが蹴っ飛ばして攻撃をしている。ガマガエルはたいがいメスの方が大きいので、蹴っ飛ばす力が違うようだ。

それがメスが何らかで弱っている時、他のオスから攻撃された場合にガマ玉が出来るのではないのか?と考えている。





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カエルスロープは活用されているようです。ただ彼らに世代を超えた学習能力があるとは思えないので、考えなければいけない事がありそうです。





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今年のガマ合戦は、どうなるのでしょうか!って、実はブログ掲載が遅れに遅れて、合戦も後半も後半で大体結末は見えつつあります。とりあえず昨年よりはかなり少ないです。