どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

節分です

2016-02-03 20:06:03 | 日記

 

春の始まり、なはずです。

こうして凍ったところばかりを出すと、いかにも寒そうですが最高気温3.2度と穏やかな1日でした。

 

 

今日一番のニュースは、プロ野球選手だった清原が麻薬の所持で捕まったことだろう。しかも現行犯逮捕。

大昔ドーピング疑惑があった。それはないということになったが、引退後麻薬をやっていると疑惑が出ていた。もうそこから捜査は始まっていたのだろう。異様なファッションもそうだが、言動も異常だった。なのでマスコミもテレビも彼から逃げていった。

現行犯逮捕という幕切れはなんともやるせない。どうも覚悟していた節がある。やめたくてもやめられなくなっていたのだろう。

スポーツでも一流アスリートが引退後次の世界に軟着陸できるかどうか、かなり難しい問題だ。マイナースポーツだとその点、少し変わった人程度で済む。自分の体をよく見ながら、心で追い込んでゆく技術をマスターしたとも言えるので、対人関係さえうまく構築できれば優秀なビジネスマンになれる。指導者にもなれる。

だが人気がありすぎた場合結構厄介なことになる。収入も多かったし周りもチヤホヤしてくれたし、それを本人が自覚していたとしても、引退後の体と心のバランスが壊れてしまう。

伊良部を思い出す。彼は実の父親と会うために努力してメジャーにのぼったのだ。だが、のぞみ通り父親が見つかった時点で彼は壊れてしまった。そして引退した。そして、一人になった。

清原は離婚が原因だと言われている。だが離婚の原因は清原本人だろう。清原は人生で多分初めての、否定を受けたのだ。伊良部は逆だった。欠落していたのだ。

ただ清原も伊良部も、軟着陸に失敗したというのでは同列だ。だが清原の方が惨めに見えてしまうのは、確かだ。

 

 

ミズキの枝が赤く染まっている。これに餅つけて飾るのが東北の旧正月の飾りものだ

 

 

節分なので豆を買った。千葉県産と立派なものだ。美味しかった。

太陰暦を使っていた江戸時代の節分というのはいつなのだろうか。やっぱり今時分なのだろうか。

そして鬼を払うための豆まきも、なぜかこの雪国では落花生だ。大豆ではない。ここには諸説紛々あって、撒いたら食えなくなるというのが嫌われて落花生になったという。歳の数だけ食べられなくなるからだ。そうすれば、東北にあったのかどうか怪しい豆まきとなる。伝統行事と言っているのはいわゆる日本人であって、東北人では少し違いそうな気もする。

そう言いながら、近所ののスーパーで太巻きの特売を買うわけだ。これは美味しかった。でも恵方巻きは関西のごく一部の行事だったはずなのだが。

中央集権的な流行なのだろう。

 

 

かくして、旧暦では確実に51thとなるわけだ。暦という自然数では、ゼロはないからね。

太陽歴って、素晴らしい。


150円以下のレトルトカレー3

2016-02-03 18:46:12 | 日記

 

ダイソーなど100円均一ショップでもおなじみのハチ食品です。このこだわりのカレーシリーズ以外に大盛りやカレーうどん用とかキノコなカレー、レストラン用、後で紹介するインド風カレーなど、18品目以上のカレーを作っています。実は明治38年から国産カレー粉を作っていまして、S&Bより18年早かったわけです。ところがレトルトカレーへの参入は1990年と遅れたせいか知名度がイマイチです。

そのせいか、100均とか業務用スーパーでしかお目にかかったことがありません。しかもこのカレー専門店ですが、希望販売価格160円のところ、業務用スーパーでは88円で売られていました。それがだ、83円にまでになっている。

 

 

キノコペーストが特徴か。ハチ食品だからといって蜂蜜が入っているわけではありません。元々は大阪の薬種問屋です。

 

 

ハチ食品のカレーは、この150円までの値段帯では最もコストパフォーマンスが高いと思う。味もいいし具の量もある。それをさらにポークソテーを2枚添えて豪華にした。

業務用スーパーに行くのがめんどくさいから、あまり買わないのですが、確実にローテに入っています。

 

 

そしてハチ食品のインド風カレーです。一応キーマカレーですが、汁多めです。トマトの風味が強く、ひよこ豆の食感が楽しめます。

そして100円以下で、ダントツの個性派です。とは言っても私の買える範囲ですが、多分これ以上はない。あるとすれば同じハチ食品のエスニックカレーシリーズになるだろう。定価140円だが83円で売られているというのは悲しいところ。

 

 

原材料を見ると、なんでここまでトマト味なのかよくわからなくなります。

 

 

今回はミックスベジタブルとご飯をオリーブオイルで炒めたものにかけています。卵も入れたか。ひよこ豆がゴロゴロ入っているので食感が楽しめますし、マッシュルームが嬉しいです。

実はこのインド風カレーは、ローテの中でごちそう扱いになっています。チと買いに行くのが面倒ということと、とにかく個性的なので毎日食ってはいけない、と肝に命じているからです。でもこいつだったら3日は飽きないだろう。残念ながらハチ食品ではこれの辛口も出している。ジャワ風もチキンもあるようだ。

真面目にハチ食品だけで特集してみようかな。そうすると西のハチ、東のS&Bになってしまうな。ただもしかすると、ハチ食品は西の方ではウケているのかもしれない。この盛岡では限定的にしかお目にかかれないだけなのだろうか。

83円と思ってはいけませんよ。


降った雪は

2016-02-03 01:27:31 | 日記

 

夜に3センチ雪が降った。朝方までは残っていたのだが、10時頃に少しだけ日が出たら、スっと消えてしまった。はかない雪であった。寒さはそれなりだったのだが、こうゆうこともあるものだ。

風邪もかなりおさまった。今日は少しだけ仕事をする。

 

 

北朝鮮が、一応国際ルールに則って、地球観測衛星をロケットで打ち上げると発表した。2月の8日から25日と言われているが、計画報告書がイマイチらしい。日本が万が一の際は迎撃すると言っているくらいだから、国際ルールでゆくのだろう。

アメリカ大統領選が混沌としているのは今に始まった話ではない。ただ民主党のヒラリー氏が想像以上にサンダース氏に肉薄されたことと、無党派でブルームバーグ元ニューヨーク市長の立候補が予定されていることから、トランプ氏が共和党候補になったとしても全く予断を許さない事態になっている。日本としては現在のアジア情勢から、できれば民主党、そしてヒラリー・クリントンが大統領になってくれれば、オバマ大統領のレイムダック化も多少は和らぐと思われるが、共和党候補のうち、ジェフ・ブッシュ以外の人物が大統領になった場合、国際政治の真空状態が起きる可能性がある。トランプ氏だと確実だろう。

で、この隙に中国が尖閣諸島で問題を起こす可能性があるという。特に耳目を引くような行動をしているときは要注意だという。係争地で静かになっているように見えるが、そのときにやってくるというのだ。1月25日のウオールストリートジャーナルで、ワシントンの有力研究機関ハドソン研究所の副所長のルイス・リビー氏と、同研究所上級研究員でアーサー・ハーマン氏が寄稿した。JBpressで金森氏が記事にしている。

韓国が慰安婦問題について、妥協したのは、中国経済の先行きの不透明さとアメリカの圧力と言われてきた。だが今一番中国が行動を起こしやすい時期だとすれば、確かに妥協せざるを得ないだろう。

確かに中国が何かを犯す可能性はいつでもある。でもここまで世界中戦闘状態になっているのもおかしな話だ。それをアメリカ一国のせいにするわけにもいかないように思えてくる。

新しい規範が必要なのに、それを模索した結果が暴力になるというえらい古典回帰した時代になってしまった。



現代ビジネスで安富歩さんが、「星の王子さまは「モラハラ」で殺された!?メルヘンチックな装いでコッソリ明かされる、この世界の恐ろしい秘密~星の王子様の真実」が面白い。全く同意する。

私の見るところこれは、家庭内における女性による男性に対する「モラル・ハラスメント」が主題であり、さらにそれを助長するおせっかいやきの外部者による「セカンド・ハラスメント」によって、王子が自殺に追い込まれる物語なのである。」

サン=テグジュペリは確かに軍人で飛行機乗りだった。名家の出身で文学者だった。ただ飛行機乗りとしては、冷静とは言えな買ったのではないのかと言われている。酸素の消費量が異常に大きく、空中で酸素欠乏の失神を起こしていたのではないのかと言われている。

ただ何故彼がそこまで飛行機に乗りたかったのか、そして飛行機に乗ると酸素を異常に吸うのかというのは、言わないことにしておこうというのが、暗黙のルールだ。彼は空の上でしか自由でなかったのだ。そこがわかっている男ほど、彼の文学を理解した。そして「星の王子さま」をメルヘンだねと、遠ざけた。

だが女性から見るとメルヘンも極みになるようだ。あまり言いたくない。わかるが、あれは大人のメルヘンなのだ。あんな可愛らしい王子様が艱難辛苦して、バラへの愛に目覚めるわけではないのだよ。あれはサン=テグジュペリの子供時代の話なのだよ。ママに帰るというだけの話なのだよ。それをえらく嫌っているから、地上にいたくなかったというだけの話だ。

そういえばこの話をポストモダンで読み解くという流儀も、安富さんはしているが、これは結構古い。ただ改めてこれは使えると思った。星の王子さまの話は、使いやすい。ただ今は複雑なので、安直には使えないな。

一筋縄ではいかないから、名作である。やはり原題通りに子供に読ませてはいけない。子供時代に読んだ私が言うのだから、これは確かだ。



全集というのはマニアックなものだ。何しろ今現在のほとんどがある。で、バッハ全集を聞くうちに、ようやく駄作が出てきた。だが15歳の作となると、全く違うわけで。駄作ではなくて若書きになるわけだ。おまけに即興演奏を譜起こししたものらしく、若き日のバッハは後期ロマン派と通ずる激情的な、そうゲーテの疾風怒濤時代があったのね。そう思うと愛おしくてたまらんわけで。それはそれでえらく楽しめるわけですね。

とは言えモーツアルトの交響曲1番に比べると、バッハ大先生は辛気臭い。6歳の作と比べるな!

まだ鍵盤楽器から抜け出していないという事実はあるな。こっからもうどうしようもない量の宗教曲がくる。風邪は直そう。