今日も暖かい。
久しぶりに高松の池の上流部に来た。池の鯉がはっきり見えた。夏は水草が生い茂って大きさがよくわからなかったが、以外と大きい。なお湧き水なので水質はいいはずだ。とすればここのコイは美味しいのかもしれない。
キンクロハジロがパンをくわえて走っています。高松の池では、白鳥以外はパンをくわえて走るのがデフォルトです。
アメリカ大統領選は、ジェフ・ブッシュ候補が離脱した。お父さんとお兄ちゃんが、特にお兄ちゃんがあんまりだったせいで割を食ったフシはある。ただそれ以上に大きいのはアメリカがいかに内向きになっているのかということだ。
トランプ氏もサンダース氏も言うことは国内向きの話だけだ。トランプ氏にいたっては詐術的でもある。ただそこまでも国内問題が大きすぎると言うのだろうか。オバマ大統領に共和党は弱腰だといい、それではとなれば緊縮財政をいう矛盾をどう説明できるのだろうか。逆にオバマ大統領の政策と行動は、アメリカ国民が望んでいることをなんとかやりくりしているだけでしかない。
古代ローマのグラックス兄弟のような、えらい足かせをつけられた大統領なのに、随分と評判は悪い。大体のところジョージ・ブッシュがアホだったせいなのに。
日本から見ると、対中国政策をうまくできそうな候補がこれでクリントン以外いなくなったという状態だ。
オオバンも走っています。でもラブコメは起きないのがなんとも言えず残念です。
2016年になってから世界経済を揺るがしかねない兆候ばかりになってきた。一番大きいのは中国の経済問題だが、北朝鮮の問題、中東問題はどこまで広がるのかわからない状態になっている。南シナ海も東シナ海も火薬庫状態だ。インドは相変わらずの極端さで、最近の暴動はなんとも言えない。建国以来の理念はどうなったのだろうか。19世紀に立ち返ったロシアは大丈夫なのだろうか。ドイツ銀行のCoCo債の利払い不可能説が出てきたりした。まあこれは株式に転換できるという安全弁があるからマシか。それよりもイギリスのEU離脱問題が大きすぎる。その前にイギリスもそうだがアングロサクソン国家は、最近どうも内向きすぎるような気がする。その真骨頂がアメリカ大統領選だ。アメリカジャンク債市場シェール関連でどうなることやら。破綻しても全体への影響は軽微だと言われているが、ドミノ倒しの初めになりかねない。中南米に目を向ければ安定している国ってあるの?という状態。アフリカを忘れていた。資源関連の値下がりで景気低下が大きいようだ。テロ問題も北部中心に全然収束していない。多分気がついたらソマリランドが一番安定した地域と言われるようになるのではないのか?
とは言っても昨年も世界情勢は暗かった。今年は更に暗いと言うだけなのかもしれない。ただなんとかなりそうな気がしているのが今年だ。あんまりにも酷すぎて最悪が最悪を支え合っているような、そんなように見える。
ただこれだけは分かっている。世界経済でいいところは一つもない。だが、恐ろしい金余りが現状であるということだ。80年代にオイルマネーと言われたお金もそうだが、経済成長に伴うお金の流通量は増大し続けたのだ。そのお金を安定しておく手段が限られてきたというのがある。
まあおかしいのは日銀当座預金の一部をマイナス利子にしただけで、なぜ10年ものの国債がマイナス金利になるのか。普通預金のマイナス金利が予測されているのはなぜなのか。自己資本比率の規制とかそういった問題ではない事態なのだ。
銀行てそこまで利益率が低い商売なのかということだ。理屈の上では資本が大きければ大きいほど銀行は利益を出すことができ、利益率も良くなるはずだ。だから地方銀行の合併を大蔵省時代から進めていたわけだが、それが一向に進まなかったのはなぜなのかということだ。彼らの考えている利益率が常識とは違うということなのだろう。
それでも世界的に見れば金余りは間違いがない。バランスがいいとは言えないはずだ。
それがなんで、周り回ってウチに来ないのかを考えれば、成長意欲がないからなのだろう。いや成長はしたがね。25年で1センチ。
そうそう、かっこいいこと言ってしまえとなんか偉そうなことを書いていたが、今日はファンヒーターの給油フィルターを探してうろついたのだ。まあ当然ない。そう本体の給油口についているプラスチックの部品だ。そこがどうも詰まっていて燃焼が止まりすぎていた。
会社にネットショップがあって、そこから買うことにする。ただどうなんだと思っていたら、送料無料。思いっきりグラッときた。安全保安のためにしては、もちろんそんなパーツはもっと安く作っているのだろうから利益はあるのだろうが、立派かもしれない。
顧客サービスとして正しいところはある。だが送料無料で感動しているのは、多分時代遅れなのだろう。