どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

高松の池にゆく

2016-11-04 00:58:07 | 日記

 

岩手山にすっぽり雪がかぶってしまった。

 

 

今年の公園の秋バラは良かったのだが、このところの寒さですっかり花弁が傷んでしまった。



祭日なので公園にはコイに餌をやる親子連れが、せっせとパンを投げていたが、こうして一部はカラスに取られてしまう。

寒さのせいかコイは水深の深いところに移動したようだ。



やたら小さいカモがいた。コガモのメスだろうか。とはいってもオスが見当たらない。

そういえば前にカツラマルカイガラムシによる被害を書いたが、もう一つカシノナガキクイムシという昆虫の被害がナラ科の植物に出ているらしい。樹齢50年程度のコナラやミズナラの幹下部に穴を掘って幹の中に入ると、集合フェロモンを出して仲間を集める。集まった仲間はやっぱり気に穴をあけ木を弱らせるのだ。そして交尾して産卵する。枯れた木を養分に成長した幼虫が翌年成虫になり、また木から出て次の木に移るという。

だが木に穴を開けただけでは枯れはしない。実はナラ菌と共生関係にあり、ラファエレア・クエルキボー ラ菌を保持する器官がある。この菌はカビの一種でナラ属の木の孔道や道管内に繁殖して木の成長に必要な道を一気に塞いでしまう。

この病気が岩手にも上陸したようだ。詳しくはリンクを見て欲しい。コナラとミズナラで劇的な被害が出るようだ。

 

 

オオバンが争っております。

 

フィリピンのドゥテルテ大統領が、ロシアの武器を買うと言い始めています。

「米国務省が人権問題への懸念から、フィリピン警察に突撃銃約2万6000丁を売却する計画を中止したと報じていた。」

いえ兵器ではありません。警備用の銃です。とはいっても突撃銃ですか。それが警察用の国ってどうなのかとも思います。2万6千丁必要というのもにわかに信じがたい数です。アメリカにとっては、フィリピンの麻薬撲滅運動は人民弾圧に近いわけで、独裁者ではないがそう振る舞う現在のフィリピン政府には、議会対策としても出しにくいのです。

ただドゥテルテ大統領が何を考えているのかわかりませんが、ロジスティックがどうなるのかという問題です。アメリカ製の突撃銃とロシア製の突撃銃が混在した状態でいいのかという問題があります。弾のサイズは同じでも共用できるのかどうかですね。共用できません。サイズが違います。なので一気にロシア産カラシニコフに切り替えたほうがいいのですが、そうなるとたとえカラシニコフが安かったとしても結構な金額になるはずです。ロシアの援助を期待したとしても、後からどうなるのでしょうか。安いからといって中国からの弾を買うわけにはいかないでしょう。中国から銃も買えばいいのですが、それでは立場が弱くなる。その意味でロシアのカラシノコフは妥当ですけど、現場の混乱を最小限に抑えられるかどうかです。

 

 

私がチラっと読んだ範囲では、フィリピンの統治システムには日本統治下の隣組制度が残っているらしい。うまくいけば互助会的に機能し、悪くすれば監視社会になるというもろ刃の制度だ。その制度が麻薬販売者や麻薬中毒者のリストを作り上げているようだ。それを警察が捜査に使うのは合法だと思うが、そのリストに従ってリンチとしか思えない状況がおかしい。隣組制度の上部には自警団がある。それが今回の件で一番殺害を行なっている。

最大の問題はリストに問題がないのかどうか、誰もわからないのだ。もしかするとその地域の、清廉潔白な人物をウザイからリストに載せている可能性がある。その地域の有力者が恣意的に書き加える可能性すらある。それを司法が検証することもなく殺人が行われるというのだ。

2万6千丁という数字は、この自警団に渡すものだと思われる。大量の突撃銃がもたらすものは何かというのは考えなければいけない。麻薬撲滅運動の次には内乱が起きるぞ。

 

 

カワアイサを探していたら、カワウがいた。珍しくともなんともない鳥だが、こうして餌を漁っているのは初めて見た。

ダボス会議で知られる世界経済フォーラム(WEF)が10月下旬に各国の「男女格差(ジェンダーギャップ)」を比較した今年の報告書の記事だ。日本は世界144カ国中111位だった。まあそうだろう。

この中でオランダがどの程度か知りたい。ヨーロッパでも変な国はあるのだよ。完璧な家政を目指すというよくわからない概念だが、オランダはそうらしい。その上で、適当に働きたいと言われている。

で日本なのだが、孟母三遷ではないが子育てに邁進する母親像が強すぎる。ただここに地域崩壊を入れるとまた話が違う。全く信用できない地域でどう子供を育てるのかというのが、確立されていない。だったら旧来に戻ればいいのかといえばそうもいかん。

めんどくさければ逃げるのです。古い立場に戻るのが人です。でもうまくいかんのです。心が残ってしまうからです。

だから古いのが残るのです。だから逆にオランダは面白いよ。出る杭育てますから。でない人はそれでいい。出たい人は育てます。

当たり前だね。男女ではないね。

 

 

カメラマンとして、今年の紅葉は部分的に見れば最高なのだが、全体としては最低だ。引きこもりたくなるほど悲惨だ。

 

 

なんとかしてしまう自分が一番嫌だ。