スーパームーンなのだが、今日は曇っていて雲の切れ間もなさそうだ。諦めた。最低気温がー0.1度で最高気温が13,7度と暖かかった。今でも気温が11度台とかなり暖かい。
NHKFMがかなり変わった番組を作った。ベストオブクラシックといういつもの番組なのだが、今週から5回公開収録で、秋の特集という、ピアノ・声楽・管楽器・バイオリンとチェロとバンドネオンとピアノ・ギターとアコーディオンとの組み合わせでそれぞれ放送される。それぞれの楽器でクラシックの奥深さと楽しさを伝えようという内容だ。演奏者もかなりいい。日本若手トップをふんだんに用意している。
その第1日目が今日だったのだが、ピアノなのだがこれが凄まじい人選になっている。金子三勇士はバルトーク国際コンクール一位だし、黒岩航紀は15年の日本音楽コンクール1位、小林愛実はショパンコンクール本選出場だ。反田恭平は日本音楽コンクールで最年少一位で、この時のバトルは凄まじく同率一位がいたが、特別賞を一つ抜かしてほとんど攫っていった。
あれ、これって誕生年が1989、1992、1994、1995だから年齢順ではないわけですね。デビュー順かしら。
全員NHKFMのリサイタル・ノヴァに出演したことがありほとんど聞いているが一番うまいのは金子三勇士、黒岩航紀も素晴らしい。小林愛美は表現力がすごいが少し天然。反田恭平は、このノヴァの時は音がとても荒かった。今現桐朋学園大にいたと思ったのだが、モスクワ音楽院に首席で入学した上で桐朋学園ピアノ科全額特待生でソリスト・ディプロマコースに在籍ということで、こいつ口の利き方がなっていね〜よというのは相変わらずでした。客席にインタビューをした時にぶち当たったのが、反田氏のお母様で、瞬間的にヤメテ!と叫ぶように話した反田氏は高校生のままでした。で、お母様「練習を聞いていてどうなるのかハラハラしていましたが、今日聞けてよかったです」的なことを話していた。反田恭平は本番に強すぎる天才なのですよ。練習ぎらい伝説がまたここでできました。
で、こんな4人が揃えば何が起きるか?特に男3人ですね。20台ですよ。金子氏は中でも国際コンクール経歴抜群なのですが、黒岩氏は日本音楽コンクールは15年ですし、反田氏は12年で最年少記録です。何が言いたいのか、バトルですよほんと。男どもは難曲を弾いて、これでもかとバトルしてしまうわけで、天然の小林愛実はバトルから一歩離れて我が道を行くわけで、そこがいい感じなのですが煽られている感じはあります。演奏順も黒岩・小林・金子.反田の順ですから、こりゃ盛り上がるわ。特に金子三勇士がリストのハンガリー狂詩曲2番を自在に強烈に弾いた後にラフマニノフのピアノソナタですからムチャクチャ煽っています。反田恭平本番伝説がまたできました。ほんと日本音楽コンクールの時のあのできはなんだったのだろうと、ずっと思っていました。
音楽としてはともかく、個人自営業者のソロピアニスト若手ですから、聞き応えのあるバトルでした。こんなことは、ラジオやテレビでなければ企画できなかっただろう。反田恭平が最後っていうのも、考えたね。
オシドリの背中を撮影してみました。ダズル迷彩なのではないのかという仮説ですが、もしかするとそうなのかもしれませんね。色パターンが重なっているようです。
最近ヤニス・クセナキスの管弦楽曲を聞いているが、確率論に基づく数式による作曲というのは、とても面白いのだが、極北すぎて悩ましい。
私はすごい音楽だと思う。だがこれは人にとっていい音楽かといえば、そうでもない。
ということで日本画風に、オシドリを。
日本の警察官の中でも、BMIが25以上は36.3%いるのだそうだ。まあ30程度はよくいる数字だ。確かに警察官は装備が多く、あのベストを着ていただけで一回り大きくなる。にしても太っている人が多いので、多分25以上というのは30近いところ以上という話になるのだと思う。
基本的に不規則な生活になる。突発的に事件が起きたりして食べそびれたりする。それでいて何もない時はひたすら書類書きが待ち構えている。実は太りやすい職場のようだ。医者もそのようだ。そういった職業はある。
なおBMI25あたりは体格がいい程度にしか見えない。ぽっちゃりは28あたり。30超えると太っているように見える。筋肉があることを前提にすると大体そういった感じだ。
カワアイサが3羽いた。全部メスだ。オスはどこにいったのだろうか。
ああ、そういえばTPPを日本が主導で締結するべきだという根拠を書かなかった。少し前からわかっていたことなのだが、世界経済はブロック化する可能性が高くなっていた。これは移民問題とも直結している。経済は自由化しつつ人の移動を制限したいというのが今の潮流だ。日本は昔っからそうだったのでよくわかっていない。人の移動を制限するのは実は自由貿易促進としては好ましくない。なぜ好ましくないのかといえば、人の行き来がないと交渉ごとがまとまらないという単純な理由だからだ。ビザなして行けるとかいうのはそういったためにある。ただ貿易のみの協定には人の移動の自由までは決めない。
今後どのようなブロック経済になるのかはまだわからない。だがTPPの高度な自由経済圏というのはアジアの小国が集まるにはいい協定だ。これをクッションにして中国との貿易協定を結ぶことができる。中国は不思議な国家で世界第2位のGNPでありながら発展途上国で、EUからはWTO基準に達していない、未成熟な資本主義国家と言われてしまって激怒しているのだが、共産主義国家に言われてもなぁ。
だからこそTPPという枠組みは、我々アジアの小国にとっては重要な枠組みだ。ここは共通して同じルートになる。中国やロシアとは個別の国家間の協定でTPPにリンクしてもらえるし、TPPがあるからアジア各国で交渉も別次元になる。
つまり私の言いたいことは、アジアでの経済ブロックをいち早く立てられるのが日本だということだ。そしてこれは中国にも実は利益にもなる。アメリカは中国製品を嫌がるかもしれないが、我々はTPPを使って迂回貿易を平然と行うだろう。中国は雇用の問題が大きくてメイドインチャイナをインドネシアにしたがらないだろうが、それはなんとでもなる。
なおコメなのだが、アメリカが参加しなければまず大丈夫。ミャンマーが今後どうなるかなのだが、これも多分ない。
肉に関しては、日本産の豚と鳥はすごいので多分大丈夫だろう。ヨーロッパの豚はとてつもなくうまいが、国内需要が多いせいかまだまだ日本では高価だ。逆に牛は厳しいかもしれない。健康な牛がもてはやされるようになっている。そして日本の最高の牛はとてつもなくうまいが、とんでもなく高い。そして不健康だ。岩手短角牛がいつのまにか高級ブランドになったのは、健康だからだ。
TPPは間違いなく今がチャンスだ。これを逃したら、間違いなく日本は最終的に孤立するだろう。