大変天気がいい。仕事をするのだが意外と秋は仕事が進まない。これは例年そうだからだとしか言いようがないのだが、やはり日が傾いてきたというのが大きい。日陰ができやすいのだ。だから撮影場所が限られてしまう。時間も限られる。
なので早めに仕事を切り上げる。
我が眷属どもが集まりおるわ。自分でもいうのもなんだが、見事なものだ。キンクロハジロをここまで集められるようになった。もう少しホシハジロを集められるようにしたいものだ。ハジロ族は我が眷属!と行きたいものだ。高松の池が結氷する頃に完成させようと努力している。その頃に少しムービーを作ろうかなと考えている。
多分ものすごくくだらない。その上つまらないだろう。
カワアイサの群れがやってきていた。20羽ほどだろうか。潜って見えない個体もいるので数は数えられなかった。
ヨーロッパでトリインフルエンザが出たというそう思って気にしていたら韓国で出たという。少し注意しよう。なお人間様のインフルも現在流行中。パンデミック寸前だ。
ホシハジロも可愛い。ただキンクロより模様が単純なので、その点写真にしづらい。
今ヤニス・クセナキスを聞いているのだが、あいかわらすよくわからないのだが、何か乗ってくる変な音楽ばかりだ。曲名と曲を覚えられないという変なところもある。でも聴きたくなる妙な曲が多い。リゲティの方が音楽くさく聞こえるのだが、まあこれもなかなかなものだ。
そのあたりを米山に聞くと「ジャンキーの音楽だ」。とすると米山は?「音楽ジャンキーだ」明快な答えがきた。
ただ音楽には構築性がないとまずい。時間があるものだからだ。その時間内での構築性が問われる。「ジョンケージも建築家だった」ハア?キノコ学者ではなかったのか?「建築家からキノコ学者になって音楽家になった」。クセナキスも建築家だったが、キノコがあるとないのとでこういった差があるとは思わなかった。
コガモがいた。高松の池では結構レアな存在。最近メスは見つけたのだが、オスが3羽いたので渡りでよってくれるようになったのだと思う。
響にゆく。コロンビアコーヒーの現状を聞こうと思ったからだ。コロンビアコーヒーは80年代からハイブリット種を導入し、90年代にほとんどのコーヒーの木をハイブリット種に切り替えた。(実は調べた限りこの辺りが極めて不透明で、バリエダ・コロンビアになったのがこの辺りなのだが後述するカスティージョ種との混同する記事が多いような気がする)ただこの品種は往時のコロンビアマイルドにはほど遠い味だった。なので試行錯誤して改良した品種がカスティージョ種で07年に全面導入された。まだマシにはなったが往年のコロンビアマイルドではない。バリエダ・コロンビア以前の古い品種も一部残されているようだが、確実に30年前の品質は全くないということだ。
だがなぜそうなったのかというのは複合的でわからないという。一番大きいと思われるのは、FNCコロンビアコーヒー生産連合会に問題があるのではないのかということになった。コーヒー農園としては1〜2haの小規模農園が多いコロンビアでの農協だ。当初は出荷組合だったようだが、営農指導をするようになった。その上コロンビアコーヒーは全部FNCの集荷となった。ここにモラル低下があったようだ。結果日本の米でも批判があった、ダメな米もうまい米も混ざってしまうあの状況になってしまったという。その上、品種切り替えや脱肉工程等の収穫後の工程を近代化しようとしても、小規模農園ではかなり難しい。そこをFNCが指導するのだが、徹底できないのではないのかと。つまり教育をどうするのかというのがない上で近代化を推し進めれば、農家は何が何だかわからない状態で生産しているのではないのか。そういった状況なのではないのかと。
熱田氏はそこまでは言っていない。私の脳内で増幅されたことだ。だが「コロンビアを用意するなら別な産地の方がいい」そう言い切った。
共産主義が悪い結果になった例かもしれない。