今日はいい天気だったようだ。少し悔しい。
だが風邪で外に出ないためか、腱鞘炎が驚くほどよくなった。何しろカメラ持たないし、家にいても必要以上のことをしないわけだし、洗濯もこのところサボっていた。鍋を振るうような料理もしないわけだから、確かに良くはなるわな。自転車にもそう乗らないわけで。腱鞘炎には何もしないことが一番だとよくわかった。
今日はいったニュースでは、高松の池の白鳥が死んでいたのが発見された。そしてH5N6亜型トリインフルエンザウイルスが発見された。さてトリインフルエンザは滅多なことでは人には感染しない。だから安心というわけではない。ガン・カモ類はトリインフルエンザで発病しないとされている。その白鳥がトリインフルエンザで死んだのかどうかは、解剖して見なければいけないわけで、実は岩手大獣医学科ではできない。強毒性トリインフルエンザが疑われたのだ。そこで北海道大学に送られた。この死骸はバイオセーフティーレベル2以上の施設内で扱わないといけない。解剖して病理所見ができる獣医がいてとなると、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターに運ばれたのだろう。そこにはレベル3の施設がある。なお同様な施設ではつくば市に動物衛生研究所があるのだが、北海道に送ったという意味がなんとも言えない。秋田市の動物園でのコクチョウの死とシロフクロウの死があったためだろう。鳥取でもオナナガモの糞から検出されており、蔓延している可能性が出ている。
鶏がトリインフルエンザで死んだとしても、大ごとにはならないわけで、耐性のある白鳥がこれで死んでいたなら大変な話になる。結果は12月に入らないとわからないわけだが、養鶏業者は今パニック状態になっていると思う。すでに立入検査が始まっているようだ。今の所高松の池3キロ圏内の養鶏業者にはトリインフルエンザは認められていないようだ。
糞の中のウイルスが飛散して他の鳥に移る可能性がある。なので水鳥を陸上で餌を与えるのは、やめたほうがいいだろう。
そして本来ならばだ、7歳以下の子供と70歳以上のお年寄り、特に要介護の方達は高松の池に近寄ってはいけない。なのだが、この年代がなぜか一番行きたがるのだな。
ブルックナーの交響曲は、音的にはワーグナーの影響にあるというが、交響曲の作家だったのでベートーベンの影響下にあったという。ウン?何それ、ということでブルックナーの7・8・9番を聞いているのですが、そう言われればそんな気もします。ただベートーベンの第一主題が異常に短いのでできたことを、息のながいフレージングでやるとなればそれはそれは困難なことで、作曲技法が完成するまではもうどうしようもなかったというべきなのか、そう言われればそうだ。9番はかなり近い。だが8番とかだと演奏時間が2倍に大きくなっていて別物に近いわな。
風邪をひいて暇だからできることだな。
ああ、アメリカで拒食症の女性の経管栄養補給拒否を裁判所が認めた。
「裁判記録によると、29歳の女性患者は州当局によって、鼻に通した管から液体の栄養を胃に直接送り込む措置を強要されていた。しかしこの措置が原因で8月に心不全を起こしたことから後見人を通じ、苦痛緩和ケアへの切り替えを認めるよう、裁判所に申し立てていた。」
極端な例かもしれないが、中国でサギにあって大学入学金を巻き上げられて絶望して心不全を起こした人が、報道で二人いるようだが、人は何かあると心臓を止められるようだ。ただ拒食症の苦痛緩和ケアというのは全く理解できない。麻薬を使うということなのか?それは療法なのか。
ただこれは自殺幇助になる可能性がある。それを裁判所が認めたということになる。もちろんカウンセラーやら聖職者やらでこの自殺行為を押しとどめられればいいのだが、彼らのいう人道では相当厄介だぞ。
アメリカにおける権利というのは、どこまで拡大するのか。この夏に27キロだったようだ。そこまでいってしまったのに、経管栄養補給すらも拒止してしまうのは、真に死にたいのだろう。だが、法が認めてしまったらそれは社会への問題となるぞ。
苦渋の判決なのだろう。一般化して欲しくないが、多分そういった世の中は近い。