昨日は満月だった。写真に撮ると水蒸気が多いのか少し霞んでいた。そしてまた朝には殺人的な光で叩き起こされた。
暑くなる日の朝の光って、なんであんなに予言的なのだろうか。さあ、暑くするぞ!暑くするぞ!とドヤ顏でガッガッといってくるようだ。そして9時20分には30度を超えるようになり、ドカドカ気温が上がって10時50分には33度を超えるようになった。12時50分から16時40分まで大体34度台をキープ。ピークは14時49分の35.1度だった。残念なことに歴代記録ベスト10には入れなかった。9時20分から19時10分まで30度台であった。
具合が悪くなるよ。
なお歴代記録ナンバー1は1924年の37.2度。七月十二日の記録だな。平均気温1位は1978年七月の25.2度。24年はあんなに暑い日があったのに8位となっている。
なお盛岡市で月平均気温のベスト10も年間最高気温ベスト10も、全部七月にある。
七月は暑いのだ。そう納得しよう。
カルガモのヒナが大きくなっていた。
あんまりにも暑いので響に行ったら、出れなくなった。しかしだね、34度で逃げ出して33度で涼しくなったと感じるのは、どうなんだろうね。風が少し強くなっていたのが救いだった。
高松の池のカイツブリが岸近くに営巣していた。今年は観察しやすい。
中国の人民元政策がとっ散らかっている印象があるが、それを理解させる記事がニューズウイークにあった。
簡単に言えば、清の時代でも中国の貨幣制度は統一されていなかった。
「中国において統一の歴史はそう簡単なものではなかった。1949年の中華人民共和国成立後も、中国国民党による偽札流通工作もあれば、食糧券など人民元以外の配給券制や外貨兌換券との両立もあった。さらに1980年代になっても、広東省限定の通貨を作ったところ、人民元をしのぐ勢いで流通、慌てて廃止するという騒動もあった。」
そして現在でも偽札があり、高額紙幣の発行ができない。
中国の歴史では戦乱が起きるとまさしく大戦乱になる。その度に財産をどう保持するのか問題になる。その時に複数の貨幣が存在していれば、当然安全な方に逃げてゆく。中国人は利に聡いとも言われるが、複数の貨幣がある中で培われたものなのだろう。その意味ではビットコインに中国人が殺到したのも、将来の値上がりだけではなく、財産の分散管理のためだと思えばよくわかる。
「通貨はコミュニティのあり方を象徴します。巨大な中国社会においては常にバラバラな方向へと向かう遠心力が働いています。その遠心力と綱引きして、いかに統一を実現するかは現在にいたるまでの課題なのではないでしょうか」と吉岡さんは分析する。」
統一中国というのがまだ達成できていない、台湾や香港をおいても、全然達成できていないということなのだ。
そしてなのだがテンセントやアリババの電子マネーが一気に流通したのは、その簡便さだけではなく、偽札対策だけではなく、ネットという標準化された世界だからこそ彼らが信用できたのだとも言える。この点は面白いかもしれない。
たとえ監視されていたとしても、信用があるのだ。
もしかすると、水曜日か木曜日に梅雨明け宣言がでるかもしれないと睨んでいる。
まあ今年くらい変な年もないな。