どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

貧乏と野菜

2014-01-17 03:13:54 | インポート
Dsc_0886


以前高タンパク質ダイエットの話しをしました。結論として、人体は様々な生理機構を持っており、そんなに単純じゃないよ、と書きました。


最近ではグリセミック指数と言うものがよく言われています。GI 値ですね。低インシュリンダイエットでよく出てきます。炭水化物を食べて消化吸収して糖に変換される時間を指したものです。これとインシュリンの過剰分泌が相関があると言う事で、最近のダイエットで最近よく言われています。
ただこの糖と言う言い方は実際ブドウ糖を指しています。デンプンから全量ブドウ糖に変換されるには経路がいくつかあります。その上デンプンも酵素で分解されやすいものから分解されにくいものがあります。細胞に吸収されやすい単純な糖類でも

もの凄くめんどくさいのですが、果糖は細胞内に入って蓄積され必要に応じてブドウ糖に変換されます。なのでGI 値は低くなるのですが、精製された果糖の大量摂取は危険です。まあ普通に使う分には問題はありません。ショ糖の1.7倍の甘さもありますし。
全食果物にしたのだが、と言う方がいたら、大丈夫です。果物だから果糖しか入っていないと言う事はありません。ブドウ糖も入っています。いやもっと様々なものが入っています。ただこの場合タンパク質もキッチリとってくださいね。
メイラード反応による血管の損傷や肌の損傷を言う前に、肌になるタンパク質をとらないとどうしようもありません。その前にメイラード反応は高温で起きるのだが、血管中で起きるとなれば、そりゃ病気でしょう?



高タンパクダイエットではこのGI 値を使う人もいます。ただこの組み合わせは微妙だと思います。それぞれが偏った理論だからです。総合的に正しいとは思えません。そのそも人間にはエネルギー源を得るために様々なチャンネルを持っていると言う事に意味があります。最初にATPを使いブドウ糖を使い、果糖とグリコーゲンを使い、筋肉を分解して脂肪を燃焼させて、といったシステムを持っています。このうちただ一つを使ってエネルギーを得るのは不自然です。そして消化器も様々な食品を分解して吸収できるように発達してきました。食物繊維のために野菜が必要なのは、消化器官の健康のために必要です。デンプン質を多く含む食品もGI 値だけで測るのは問題があります。GI 値は消化吸収速度を示しているだけであって、実際からだがどう必要としてブドウ糖を取り込んでいるのかはその値からは解りません。


そこで提案なのですが、伝統的日本食によるダイエットです。これはかなり完璧です。そして高タンパクと低インシュリンダイエットにも対応できます。で、これはこの前ユネスコに認定された「和食」とは違うものなのです。日常の食事のことです。アメリカ人が肥満対策で奨励したものです。
しかしこれがかなり厳しい。確か全部5の数字になっていたと思う。でんぷん質、米や麦や芋5種類。豆類5種類、動物性タンパク質5種類(肉・魚・乳製品)、葉菜類5種、根菜類5種、海草類5種だったと思います。あとナッツ類とか果物だったような気がする。30品目だったか35品目の食材を使うのが、日本食なのだそうです。

多分昔の記憶で書いているので間違っていると思うが多分大体こんなものだったと思う。とりあえずカロリーメイトとか伊藤園の野菜ジュースの30品目以上の食材の組み合わせと言うのは、ここに根拠がある。


そしてこれらを組み合わせて日々の献立を作るのが最も望ましいと言うものです。


これを読んでアレ?と思った方がいたら、かなり勘の鋭い方です。実はこれ、家庭科の教科書に載っている献立メニューです。あの円形グラフですね。そこに様々な食材が載っていたと思います。それもそのはず、あのグラフは日本人の食生活を基本に、肉と乳製品を足したものだからです。


海草類ですがワカメとコンブはポピュラーです。ひじきと海苔までは低価格ですが、ふのりとまつもだと高価格です。ワカメとコンブと海苔とひじきまでがなんとか使えそうです。
根菜類は、ごぼうと人参、大根・蕪、タマネギ。後何があるかな?残りは芋類になってしまいます。くわいやビートはポピュラーな食材ではないですし実は以外とない。
豆類では、大豆系は豆腐を使うとかで代用できます。味噌とか納豆もそうですね。とはいえ黒豆・緑豆・枝豆もこの範疇に入ります。あずきは焚くのが簡単です。ささげ類・花豆類は品種が多いのでここで5種類以上増やせそうです。後ひよこ豆とかレンズ豆をうまく使う事も考えられますが、日本食ではなくなってきます。豆類の欠点は一旦加工する事が必要で、時間がかかる事です。そして砂糖を使わないと以外と保存期間が短い事です。
芋類は以外とありません。ジャガイモ・サツマイモは低価格です。長芋(ジネンジョ・ムカゴ含む)・里芋当たりになるとちょっと高価格帯に来ます。カボチャは果菜ですが、デンプン質の量から言ったらイモみたいなもんでしょう。
穀類は、米・麦・大麦以外は100g100円以上です。ひえ・あわ・きび・アマランサス・キヌアあたりが現在購入が簡単なものです。とうもろこしも穀類で安い部類に入りますが、日本国内ではスイートコーンの未熟果の状態で収穫したものを使います。なので実は高価格です。冷凍物だとなんとか米に匹敵する価格になります。


さて何かウダウダと書きましたが、この伝統日本食に1週間チャレンジした事がありました。結果ですが敗退しました。もの凄く大変でした。一日三時間は台所にいなければいけない状況です。豆を最低四種類用意するだけでも大変な話しです。

実は一番困ったのが、葉菜類でした。日持ちがしないのです。例えばほうれん草をごま和えにして冷蔵庫で保存しても三日以内で食べないといけません。そもそも一人暮らしには難しいものでした。
間違いなく伝統的日本食は大家族でないとかなり難しいものでした。

そしてそのコストが野菜にかかるのです。なぜかと言えば、肉類と野菜以外は保存が利くものばかりで、コストを平均化する事が可能なものばかりなのです。


そうして八百屋を見ればある答えが見えてきます。例えば20年前に東京の下町の八百屋をのぞいた時には、根菜類は人参・タマネギ・ゴボウ・ダイコン、葉菜類はホウレンソウ・レタス・キャベツ・白菜、そんな感じでした。キャベツや白菜はそれなりに保存が利くものですが、葉菜類は当時の盛岡の八百屋に比べれば半分ほども物がないのです。定番以上は置かない、そういった八百屋ばかり見ました。

それでは今現在の盛岡はどうかと言えば、八百屋が減った以外では、やっぱり品目が減りつつあります。でも東京の下町の八百屋よりはマシかもしれません


厚生労働省が発表した平成23年国民健康・栄養調査結果の概要が面白かった。


生鮮食品の摂取状況について、平成13年と比べると、野菜類、果物類、魚介類の摂取量は減少し、肉類の摂取量は増加。年齢階級別では、20~40歳代の野菜類、果物類、魚介類の摂取量が少ない。(3頁:図1-1,図1-2)
・ふだん生鮮食品を入手している者のうち、この1年間に生鮮食品の入手を控えたり、入手できなかった理由として、「価格が高い」と回答した者の割合が30.4%と最も高く、20~40歳代では4割以上。(5頁:図4)
・世帯の年間収入別食品摂取量は、世帯収入600万円以上の世帯員に比べて、200万円未満の世帯員は、野菜類の摂取量は男性のみ、果物類と肉類の摂取量は男女とも少ない。(6頁:表1)




ユネスコの世界文化遺産に登録しても、現実には伝統的日常日本食は崩壊しているようです。
あれは難しいですから。


そして肉類の価格低下も大きいです。国産でも鶏肉だったら間違いなく野菜類とグラム単価が逆転しています。これはこれで生産者の事を考えれば申し訳ないのですが、ありがとうございます。
そして魚類の価格の倍増もあります。理由は漁獲高が下がったためです。理由は乱獲なのですが、高価格は消費者離れを招いている可能性はあります。

野菜よりも肉が選択されやすくなっているのは、間違いがないと思います。



野菜のない伝統日本食、漬け物を塩分過多だと否定した当たりから始まっているのでしょうか。とはいっても長野県で年間塩分摂取量を下げるキャンペーンを広げて、低塩食に導き、住民の寿命を延ばした例もあります。否定は出来ません。



アメリカのフードマイレージを使う人たちは、高カロリー長期保存食を選ぶ傾向にあるようです。結果肥満になるのですが、現在日本でも同じことが起きているように感じます。



実はここでとても不思議に感じるのですが、あの安全・安心でないとだめだと言っている人たちは、どういった人たちなのでしょうか。
多分「普通」の人たちなのでしょうね。


写真は昨日のみそ汁の具。ニンジンと白菜、そしてむらさきのジャガイモです。


除雪機が通ったものの

2014-01-14 02:42:40 | インポート
Dsc_0326







我が家の前は、ちょっと微妙な通りになっている。折れ曲がり方がキビシイのだ。自動車教習所のクランクより難しいかもしれない。何しろそれが二回あるからだ。


やっぱり重機は通れなかったらしい。直線の我が家の前までは出来たが先には進めなかったようだ。

と言うより間違って入ってしまったような気もする。少し中途半端な除雪だったからだ。



Dsc_0327







そこでちょっと除雪をする。実質この場所をやるためだけなのだが、全体を回ってみた。
けっこう除雪がいい感じになっている。


このボランティアをやっていて思う事なのだが、町内の自主的な除雪がかなり進んでいると言う事。理由としては自分ちの玄関に雪を捨てられるのが我慢ならないと言うのもあると思う。

ただもしかするとなのだが、今まで裏道だった所がきれいになると、冬だからと諦めていた人たちが、今までは危険だったと言う事に気がついて、家の前だけはきれいにしようと考え始めるのかもしれない。


自分に都合のいい考えだと思うが、そう考えた方が良いほど積極的になっている。


しかし重機ですらこの圧雪をどかす事は難しいのだろう。ノウハウとしては日中の最高気温がプラスの時に除雪するとうまく剥がれるのだが、深夜に除雪する彼らには難しい事だろう。









Dsc_0359_2


今気がついたが、深夜とはいえ昨日のブルトーザーには交通誘導員はいなかった。そして日中動いているブレーダーにも交通誘導員はいない。いやもっと言えば、日中除雪しているブルトーザーにも交通誘導員はほとんどいないんじゃないのか?

なんで小型ロータリー車に交通誘導員が必要なのか、解らなくなって来た。


昨日の最低気温はマイナス9度。しかし20時40分の記録だ。今はなぜかマイナス5・5度と上がっている。そして雪が降っている。


おお我が家の前に市の除雪車が

2014-01-13 03:10:14 | インポート
Dsc_0324


これは奇跡ですね。我が家の前を市の除雪車が通るなんて。ここに住んでから初めてです。

通学路指定なので、本当は通らなければいけない道だったのですがなぜか通らない。北は通るんですよ、南は町内会が別なせいか来ないんです。

それが来たと言う事は、ようやくここが通学路だと気がついたのか盛岡市。

さてここで解説。小型ブルトーザー(前に歯と籠がある)ですよね。小型ブレーダー(胴体の下に歯があるだけ)ではない事にご注目。ブルトーザーはどこかに雪を積み上げてゆきます。街角とかですね。ブレーダーは家の前にのっそり雪を積み上げるのです。

ブレーダは機構的に単純ですから高速で動けます。なので大きい道路に向いています。ただ小さい機種もありますのでここだからブルではない訳です。まあ家の前はブレーダーの旋回半径以下のカーブがあるので無理でしょう。


家の前に雪を積み上げられるのに、盛岡の人は慣れていないようです。ブレーダーを使う幹線道路の前の住民は、かなり不満を持っています。もちろん青森市民も不満を持っています。でもブルでかかる時間と交通渋滞を考えれば、我慢していると思います。


青森は戦中の土地疎開で道路が広くてゆき捨て場があります。盛岡だと道路も街も狭くて雪捨て場に困るから、家の前に雪を置かれる不満が大きいのかとも思います。


どちらにしても、通学路を放置して来た事実は残ると思う。


一日たって

2014-01-10 03:07:06 | インポート
Dsc_0150


二日酔いです。家の中でモンモンとしていても、余計に暗くなるばかりです。真面目に東北の冬に自殺者が多いのもよくわかります。
気晴らしに散歩に出かけます。近所が高松の池というのはありがたいです。



Dsc_0151


引っ越して来た当初も、災難続きでした。お金がなくて無くて本当に凄かったです。夏は厨房の臨時で働いたり冬は年賀状の仕分けなんかもしていました。

その頃に、よく高松の家を散歩していました。もううつむいて地面ばっかり見ていました。お金が落ちていないかな~とか、今晩なに食べれば良いんだろうかとか、白鳥がおいしそうとか、そんな事ばっかり考えて歩いていました。とはいえ、今仕事はないが来年度のために足腰を鍛えるんだ!とか、スポーツ写真の精度を上げるために飛ぶ鳥を撮影するとか、一応はタスクはかけていました。

あんまり惨めにとぼとぼ歩いていると、気晴らしにもならないです。



Dsc_0152


散歩は良いものです。立ち止まる事が出来ます。自転車だと立ち止まった瞬間に、自転車と自分と二つに分かれてしまうわけで、ただ一人立ち止まってもひとりなわけで。当たり前と言えば当たり前ですが、悩みながら歩いている時には一番安全です。泳いでいたら?泳ぎながら考え事は良くしていますが、こういった悩みだと溺れてしまいそうです。コースの途中で立ち止まるのも問題ですし。



ぼ~っと立ち止まってしまいます。あまりもの事に何も考えられません。以前もそうでした。なにか根源的な問いが生まれては消えてゆきます。




Dsc_0154



しかし本当に不思議なのは、少し生活が楽になったと思えば突然試練がやってくるのです。もうどうしてなのかわかりません。三年連続の契約金の引き下げもそうなのですが、こちらの懐具合を誰かが見ているんじゃないのかと、本当に思います。


神様は本当にいると思います。


1年後の収入、「減る」増加=日銀の生活意識調査ですが、確実に減ると解っているのも辛いものです。
一応減額では同意して、スケジュールやプランを通して妥協してもらうと言う筋はあるのですが、どの程度有効か。


ありとあらゆる選択肢が目の前に現れて消えてゆきます。


Dsc_0158_2


今日は鳥が大きく見えます。惨めな私と野生の偉大さかと少し落ち込みました。
しかしよく見れば、今年の鳥はどうも大きいのですよ。
行動障害持ちとしてはこんな時になんでこれが気になるの?というのがよくありまして、距離や種類そして近い所の物体の大きさとかを比較しはじめます。そしてオオバンが今年は推定10羽以上いるとかそんな事ばかり考えます。


するともう一人の自分が「なに考えてんだよ、人生の岐路だろ!」と怒ります。そうするともう一人の自分が「あ~あこりゃ逃避だよ。いつもの発作」とあきれます。またもう一人現れては「よかった。気晴らしは成功した」と言い出します。


おかげでオオバンの正確な数は解らずじまいです。




Dsc_0164




「決闘写真論」で中平卓馬が、浜辺で写真を焼くと言う下りがあります。それを思い出していました。今ですと銀を含む違法焼却ですが、過去を焼くと言うイメージが強烈でした。しかし灰として残るかもしれない。今私の仕事では、円盤の形にはなっているが少しの傷で中が不明になるような、そんなあやふやな形です。

デジタルはそんなあやふやなものですが、だから誤解を生みました。新しい機材を買いそろえられる「金持ちが勝つ」そう言った世界に変わりました。「やる気がある奴が勝つ」というのも今でもありますが、「技術なんてイラネ~」という風潮も作り出しました。「フォトショがあれば技術なんていらない」そんな誤解も生まれました。



その中でカメラマンの価値は暴落し、更にもとカメラマンの価値はもっと暴落しています。実際自分で思うのですが、価値判断が明快にしないと出来ないのがカメラマンです。ちょっと曖昧な領域だと暴走しがちでしょう。おまけに空気読まない奴ばかりです。そうでない人は出世していますので、「元」にはならない訳です。


カメラマンにとどまるのも、元カメラマンになるにしてもハードルが高いです。




Dsc_0165



雪が散りはじめました。しばらく雪が続きそうです。


除雪の問題で、疎外感を感じたのを思い出します。除雪機のガソリンは満タンにしていますし、昨日予備も購入しています。



カメラマンと言うのは、常によそ者なのかもしれません。だから普通の社会の半端者でしょうか。

表現者なのか批判者なのか、よくわからない存在です。


普通ってなに?




Dsc_0166_3




普通の人がやるこの光景がたまりません。





Dsc_0168




家に帰ってやっぱり悶々とします。悶々として悶々として、やっぱり明日は契約先と会う事になります。


年男なのだが

2014-01-09 02:17:22 | インポート
年男だった年には良い事が無い。これがジンクスとなっている。そもそも生まれた年が丙午なのだが、世間からは受験が楽な年でよかったですね、と言われて来た。ハドソンの社長に至っては、受験で楽して就職はバブルのピークでそんな楽して来た奴らがマトモなはずがない!と言い切っていた。えらい嫌われようだ。しかし私はヘビ年の連中と学年が同じだ。地方大学のバブルなんて高々しれていた。そして留年したので、昭和天皇の崩御の年に卒業した。

あんな冷え冷えとした卒業は、多分今後味わう人はいないだろう。



12歳の冬は、イジメのピークだった。だが中学校に上がった瞬間、変人デビューを果たし誰もが手をつけられない状態に持ってゆけた。それ以来変人になっている。当時叫んでいた「常識は妄想だ!」というのは今でも変わっていない。


24歳の時は、バイト先の超一流企業が初めて行う中途採用試験を持ちかけられた。それにはものの見事落っこちたのだが、後で雁首を揃えるために声がかかっただけで、全くの出来レースだったという事実を聞いて愕然とした。なおその際に推薦人から「国会議員に知り合いがいないか?」と聞かれたが、家族は「知っているし親戚に後援会にはいっている人もいるが、頼めない」と言われた。


36歳もまったく同様だった。とても良い話しだった。私の周囲も全員賛成した。ただしその会社のOBが出てくるまでだった。そのころにはこういった話しには耐性が出来ていた。この年から身辺整理をはじめた。今で言う所の「プア充」への道だ。なお「プア充」と言う言葉はあまり好きではない。「一点豪華主義」の方が好きだが、その一点が出来ない。
ただ「生活」を組み立て直し、最低限の自分の楽しみを生活に組み込み、ささやかな変化を楽しむ日々は悪いものではない。園芸もそうだし最近のお菓子作りも、水泳もその中での話しだ。


ここまでの贅沢、そんな感じだ。なお酒とタバコは止める気がない。ただ酒に関しては、最近とても弱くなったので今後どうなるのかは解らない。


48歳は、1月2日の除雪から始まっている。「町内会で決まったから」という交通誘導員の話しだが、なぜオペレーターの私に相談無しに決めるのだろうか。もちろん、「決めたがあいつが勝手に動かしている」と言う事実を作るための口実なのかは解らない。ただ私のような「新参者」には断る必要がないと考えているフシはある。



所詮青森生まれのよそ者なのだ。



かなり傷ついた。おかげで以降飲んだくれている。それで解決するはずがないと解っていても飲んだくれるしかない。



そして今日取引先の社長が新年のあいさつにきた。こういった場合はたいてい良い事はない。
三年連続契約金ダウン。しかも今回は30%オフ!三年後には契約そのものがないかもしれないと言われた。

大抵こういった事には予兆があり、大体それが当たるのだ。なので驚きはしなかった。この交渉も今年で6年目だ。しかし私の骨折以外では全く同じ理由、「他部門の赤字」。私のいる部門は、なんとか黒字なのだ。私が外注なので、よくある話しになっている。




グチを言ってもしょうがない。そう言った会社と付き合って来た私が悪い。



プア充ではなく明らかにプアになる。それでは再生産も出来ない。廃業が目の前にある。


それでもカメラマンにこだわるのは、不可能に挑戦みたいな世界だ。確実に人生の岐路がまたやって来た。