どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

あれから随分経ったな

2017-03-11 21:50:20 | 日記

 

今日は最高気温6.6度とずいぶん暖かかった。

 

 

みんなのんびりしています。

でも渡りはこれからです。今日も日中は白鳥が少なくなっています。



ツグミはシベリアまで帰れるのでしょうか。鳥はグローバルですから、どうするのでしょうか。



スズメの群れに変なやつがいると思ったらシメさんです。首が太いですね。ラグビーだったらプロップですね。



さて今日はちょっと仕事して泳ぎにゆきます。



北上川にはコガモがいました。カモという割にはハジロの仲間です。

 

 

今日は少しだけミッションがあります。あの時間までには服を着ていることです。あの時間に水の中にいるのはどうも落ち着きません。

ネコヤナギが春を告げています。

 

 

ノルマは2000メートルなのですが、少し手こずりました。思った以上にきつかったです。でも服に着替えて外に出た時には3分前です。

総合プールの売店で見つけた味付け卵です。二個で100円。安いです。岩手ファーム製とのこと。スポーツ施設っぽいメニューですね。

この少し塩がきつい味付け卵を食べながら、あの時間を外で過ごしました

その一分間だけ、外から音が消えたように感じました。車は走っているようなのですが、それ以外の音はほとんど聞こえません。

 

 

県立美術館で常設展を見ます。毎度ここの常設展は手を変え品を変え、実は企画展より面白いところがあります。

舟越保武のダミアン神父が今日ほど生々しく見えたことはありません。普段はダミアン神父と原の城はゾンビ以外に見えないのですが、ダミアンは何かを訴えていました。赤銅色に光るお顔とくらい眼窩に飲まれてしまいそうに感じました。

それを拒否できるのは生きているからなのかと。厳しさと優しさと、死と生との両義性のある作品ですから、全てを受け取れません。そして一方だけを受け取るだけの狡さもありません。前を離れました。

 

 

雫石川では、カワウとマガモが羽繕いをしていた。

6年間で何が変わったのかといえば、世界の地図が変わったことかもしれない。そちらが大きすぎて復興というのが目立たないような気がしている。

 

 

夕方には白鳥がいっぱいきた。朝にはいなくなるだろうけどね。

 


それでも世界は続く

2017-03-11 01:04:34 | 日記

 

今日は降ったり止んだりだった。特に積もる雪もなく、特に晴れるわけでもなく、風だけが冷たい1日だった。

 

 

朴槿恵大統領、いやこの時間なら朴槿恵氏だろうか、憲法裁判所で弾劾が決定した。このニュースは11時過ぎに一斉に出回った。全員一致という結果だった。その結論は、法学的にどうなのかという代物に感じた。弾劾に値するのかどうか日本の報道ではどうもあやふやで、法というより現状を追認した言い訳のように感じた。今回はニューズウィークの記事が中心になる。

だがこれがアジア的な法律概念だ。民衆と王との間に不都合が起きた時に、神官が判断する根拠が法だ。時として民意を汲みすぎる判決があるのはこの通りだろう。ライブドア事件などは実際その匂いがある。ただ韓国では今国内が二分された状況にある。その状況で憲法裁判所は、リセットを命じたことになる。民意ではなく彼らの保身を感じるのは私だけだろうか。簡単にいえばいいのに。法的にギリギリだが件数が多すぎて手に余る。その上これ以上続くと我々の生活が危険すぎるので、政治的判断をさせていただく。とにかく新しい大統領を用意してくれ!

民衆と王との間に不都合が起きた時に、神官が判断すると書いた。これが顕著なのは中国だ。なぜそうなるのかといえば儒教だ。儒教というのは統治者の理論でもある。統治者は徳が高くなければいけない。その徳により絶対的な法を解釈し直すことができる。中国共産党は無謬である。最高の徳を備えた政府だからだ。なので尚更その法は絶対であり、その法解釈は絶対なのだ。

法がなぜ絶対なのかといえば、人が作ったものにもかかわらず、天から授かった魔法なのだ。人は人を裁けない。法というのは天から命じられた原則だからさばくことができる。この法に通じた法律家は、その魔力を使いこなせる法力家でもある。

なお古代中国では、法は人を縛るだけではなく天も縛ることができると考えていたようだ。それは最高権力者が天命を受けた天子である以上、彼の作る法は天の法でもあるのだ。その天子の権力が分裂した結果が、三権分立だ。

裁判所が孤高であるのは、神官だからなのだよ。

 

 

朴槿恵氏の髪型が40年間変わらなかったという。母が暗殺されて、ファーストレディとして出た時に長い髪を今の髪型にしたという。フカシモリというのだが、盛った髪という意味になる。ただショートヘアーなので相当難しいはずだ。崩れやすく内部にはヘアピンが24本使われているとも言われている。当然自分ではできない。なのでセヴォル号事件の時にも美容師にセットしてもらわないと表に出られなかった。

40年間2回髪型を変えたことがあったという。1987年と2007年だ。二つとも支持者の反対にあってフカシモリに戻したという。その支持者とは崔順実と見られている。

ただそれでもヘアスタイルを変えられなかった彼女は一体何だったのだろうか。自分の人生を切り開いて見える彼女は、延々と父と母の呪縛にあってきたのだろうか。崔順実の影響はあるだろうが、髪型すらも変えられなかったのは何かと言えば、やはり彼女の運命だったのではないのだろうか。呪いといってもいいかもしれない。悲劇のお姫様であり続けなければいけなかった。それは保守派から求められていた姿だし、両親の悲劇から運命を切り開く努力をしつつも母と同じ髪型であることで、両親のことを決して忘れない形にしてしまっていた。

やはり彼女は呪われていたのだ。いや自分でかけた呪いだったのかもしれない。



なぜ今韓国国内が2分しているのかといえば、実は朴槿恵氏が空っぽだったが故に起きた奇跡があったからだ。その任期中中国とアメリカを両天秤にかける外交を成功させたのだ。韓国では相変わらずの受験戦争と就職難でもあったが、景気も良かった。その中での大国をあしらうのは自身が過大に思えるくらいだったろう。韓国国内も強気であった。だが天安門に朴槿恵氏が立った時の表情は忘れられない。

いや、迎え入れる習近平総書記と握手した時から始まっていた。

政治家は何をするべきなのか、あの時気がついたのかもしれないが全ては遅かった。あの時から彼女は本当に空っぽになった。矢継ぎ早で親米路線を鬱が全ては遅かった。

 

 

ただこれらは古典的な政治力学の最後の話かもしれない。確かに崔順実氏の影響下にあったとしても、そのポピュリズムはドメスティックな部分が大きい。もともと韓国の国会議員は3期当選で古参と言われるくらいに変化が早い。それがポピュリズムでないはずがない。ただ韓国の場合、中国とアメリカという対立の中でのポピュリズムで、日本はその中で美味しいコマになっているだけだ。北朝鮮以外の仮想敵国を不明瞭にすることで成り立つのだ。

ただいま起きているポピュリズムというのは、反グローバル化と言われているが、グローバル化でアイディンティティを失う前の攻防に感じる。それはヨーロッパで顕著だ。ヨーロッパのように強固なアイディンティティのある国だからこそとも言える。自分たちが積み上げてきたものが変質する、しかも貧しい方向で移行するとなれば、不安になるだろう。

過激派のアイディンティティは除外するが、実は今世界で吹き荒れているのは後200年後に来るかもしれない政界の統一に向けた、潜在的な反発なのではないのかと思うところがある。SF的だが世界経済が統一された世界というのは遠くない。既にある。それが為替変動相場制だ。そして貿易のWTOや各種協定、全てが世界経済統一を目指している。だがその感覚は誰もがわかるものではない。ましてやその世界経済で痛めつけられると、個人は反発するし、陰謀論をたやすく信じやすくなる。何しろ何か理不尽だから。見たこともないバングラディッシュの企業に仕事を奪われたら、どう考える?



経済合理性が多い尽くす世界で、国家というのが存在しにくくなっている。それは為替なり自由貿易なり関税なり見えやすい形で存在する。日本では移民問題は少ないが、大量の移民を抱えたEUが苦労しているのは確かだ。

だがいちばんの問題は、国家と国民の関係が見えなくなったことだ。グローバル化で国家が相対化された結果なのだ。



先進国での相対化された言語はなかなかに見事でもある。ニューズウイークのパックンのコラムは素晴らしい。これはオススメだよ。

「近年、ユダヤ人コミュニティセンターを標的とした脅迫や、ユダヤ人墓地の破壊があり、」というくだりは、ユダヤ人が我々を攻撃する材料として行ったものだという意味になるらしい。

 

 

陰謀論は真実とは何かを追い求めた結果の帰着だ。だからこそのオルタナティブ・ライトだが、本質的には今起きていることが理解できないという話だ。

その前に、言葉がなくなってしまったからね。政治家は本質的にいなくなったのだよ。

 

PS

ダイヤモンドオンラインでワコールの創業者塚本幸一氏の言葉があった。

「人が人を使うということは、出来ると思ってる人があったら僕はそれは間違いだと思います。絶対、人は人を使えないんです」

政治家は肝に命ずる言葉だ。


やることをやっていません

2017-03-10 00:59:16 | 日記

 

今日もサボって高松の池にゆきます。12センチも雪が降ったのにあっという間に消失。自転車で楽勝です。

ベニマシコがいました。

 

 

トランプさんの娘、イヴァンカさんのブランドが一気に急上昇。過去最高の売上になったそうだ。記事はBBC。昨年度と比べて557%増、今年1月から2月にかけて346%増加と、前例のない伸び率になったようだ。

そしてアマゾンでは香水「ダスティンM」が香水部門で1位になったそうな。

これはイヴァンカブランドの低迷で、高級百貨店から打ち切られたり、それをお父さんがツイッターで批判したり上級顧問のコンウェル氏がテレビで倫理違反を冒してまでも宣伝したりして、つまりはただでさえボイコットとか食らっている時に、ど顰蹙を買ったのが逆にトランプファンの気持ちに火をつけたようだ。値段はわからないが、香水は比較的買いやすいのだろう。匂いも知らないけど応援するつもりで買ったというコメントがアマゾンで目立つという。

さて香水がプレゼント用とかで買いやすいのはわかる。それでは顧客の平均年収はおいくら?大富豪が数人で買いあさったわけではない。

顧客のほとんどはニューヨーク、カリフォルニア、テキサス各州の女性で、1人当たりの平均年収は6万~10万ドル(約700万~1150万円)」

ということでトランプさんの支持層が「プアホワイト」ではないのがよくわかる事例でした。ただこういった爆発は持続しない。一応ラグジュアリーブランドだと思うので、この年収ラインでは継続して購入できないのではないのかと思う。逆にブランド運営を苦しくさせたかもしれない。



金正男さんの息子、キム・ハンソル氏と思われる人物のビデオがYouTubeにアップされた。記事はニューズウイーク。元のビデオはこちら

多分本人だよ。今の正恩のスイス時代の写真がスッパ抜かれたことがあったが今とは比べ用もないほど美少年だった。金家の男子は太らなければいけないらしいので、正恩も正男もすごいことになっているが、痩せるとだいたいこういった感じになる。Y遺伝子の恐ろしさをみる。

ただ私には別の感慨がある。あのヂィズニーランド事件の時に彼もいたのだ。まあそれがこんなに大きくなって、というのが実感。金家でなければどこにでもいるような家族連れだったのが、金家ということで強制送還されてしまった。あの時、拉致被害者家族には悪いが、遊んだ後に逮捕というのができなかったのかと、かわいそうに感じた。それがまたこうして国際政治に翻弄されて出てきたのだから、また哀れを感じる。

父を荼毘に伏せない息子というのは、本当に悲しい。

ビデオで、少しやけくそに感じるのは私だけだろうか。

香港(CNNMoney) 銀行間のネットワークを運営する国際銀行間通信協会(SWIFT)は8日、北朝鮮の銀行3行からのアクセスを停止したと発表した。ベルギーに本部を置くSWIFTは1万1000を超える世界の金融機関をつなぐネットワークで、送金や貿易の決済で使われている。」

北朝鮮の包囲網はかなり狭まってきた。

 

 

シジュウカラが縄張りを主張している感じです。何か喧嘩していました。

 

 

胴長の体の割に足の短いカワアイサの着水。豪快です。

 

 

キンクロハジロはさらに豪快です。ほぼドシャっと落ちます。水かきが水に触れたら体重移動でバシャッと。一気に。

 

 

オラオラいっています。

 

 

トランプさんがこの前の議会での演説の時に、「司法省から提供されたデータによると、9.11テロ以降、テロリズムやテロリズムに関連する犯罪で有罪判決を受けた人々の圧倒的な過半数は、国外からやってきました。」といっていたけど、米国土安全保障省が反論している。

米国内に存在する外国生まれの過激主義者の大半は過激思想を抱きながら入国してはおらず、米国内で数年生活した後、極端な信条などに染まる結果になっているとの情報分析結果を明らかにした。」

移民に対する寛容がないと、逆に問題を起こすのだ。

現段階でテロ活動の約9割を占めるとされるISIS関連事件の被告に限れば、外国出身者は3分の1となっていた。また、訴追されたり犯行の未遂で殺害された被告や容疑者のうち海外から米国に移住などしていたのは42%だった。」

ということで圧倒的過半数という言葉はどこに根拠があるのかということになる。だが答えは簡単で、彼にとっては白人以外は全部移民と考えているわけですね多分そうゆうことなのだ。



ニューズウイークの「パックンの少し真面目な話」の中に、「トランプ議会演説は普通に戻ったフリをしていただけ」という記事がある。アイロニカルな記事だ。

ユダヤ人墓地が荒らされる事件がアメリカで何件か起きているが、議会演説でこれを取り上げた。

「近年、ユダヤ人コミュニティセンターを標的とした脅迫や、ユダヤ人墓地の破壊があり、先週にはカンザス州で銃撃事件が発生しました。政策についてはさまざまな意見が存在する国だとしても、大変醜い形で示される嫌悪や悪意に対しては、力を合わせて立ち向かう国であるということを忘れてはいけません。」

なんだけど、「実は演説を行う数時間前に、ある会議で、トランプ大統領はこれらの事件は「反ユダヤ教」ではなく、「その逆」の意を持つと示唆したという。つまり、反トランプの感情を煽るためにユダヤ教徒が自ら犯した、自作自演の事件だと思っているらしい。」とするとアメリカ在住のイスラム教徒が墓地修復のための寄付金を集めたのも陰謀説になる。

情けないほどに白人中心でしかない。

パックンの記事はそれでもまだ希望は捨てないぞという気概がまだあるし、わかりやすくて面白い。



共同通信に「森友小調査、領収書も異なる金額」という記事が出ている。

籠池泰典理事長から示された建設工事代金の前払い分の領収書が、府に提出していた契約書の記載額と異なっていたと明らかにした。調査は籠池氏の妻が許可なく府職員を撮影したため途中で打ち切ったとし、松井一郎知事は「出てくる書類が全部違う。最初から府をだますつもりだ」と述べ、不認可となる見通しを重ねて強調した。」

私はこの事件を、議員の口利きとかそういった問題ではなく、めんどくさいバックを持っためんどくさい人物を適当に流した結果起きた事件だと考えている。ただここまでおかしいと、詐欺というよりは本当にいい加減な狂信者だったのだと思う。

建築費がバラバラだと後で固定資産査定に問題が出るし、資産台帳もメチャクチャになる。それでも作りたかったのかもしれないが、それでは法人運営がムチャクチャになる。お金だけでもそうなるのに、教育者としてどうなのかというのが次に来てしまう。作ることと継続してゆくことの乖離がひどい。たとえ全て国会議員なり首相なりが応援したとしても、いずれこの学園の、この初出の問題は出てしまうくらいにひどい。実際に運営を始めれば、これは隠せない。間違いなく初年度で発覚しただろう。

不作為だよな。これ。

問題なのは日本会議がどうするのかだ。何もしないに決まっているが、間違いなく地位が下がった。



ハヤブサが通り過ぎた。



コブハクチョウが来たら、上空をダイサギが飛んでいった。誰も見つけられない。

白鳥より白い鳥なのだが。


高松の池にスズガモが来てたらコブハクチョウが来て誰も見てくれなかったよ

2017-03-09 17:05:49 | 日記

 

高松の池にはスズガモのメスが来ていたのですが、オスがいませんでした。

 

 

それがついにオス発見!

 

 

こちらはいつものキンクロハジロです。背中が黒メッシュの模様で寝癖のないのがスズガモです。

 

 

これでハジロ類メジャー全部が来たことになる。でも高松の池ではキンクロとホシハジロ以外はレアな鳥だ。アカハジロというのもあるがこれはそもそも滅多にこない。

でも誰も注目してくれない。

 

 

と思ったらコブハクチョウ飛来!さらにスズガモを誰も見ません。

 

 

3羽来ました。

 

 

さてヨーロッパ原産で、ローマ時代から優雅な姿が好まれ飼育されていた。中世には「鳥の王」とまで絶賛され、12世紀からイングランド王家の保護動物。現在でもイギリス国内のすべての白鳥は王室のもの。見た目と違って育雛中は凶暴で、翼で人を殴って気絶させて水に落ちたところを上から押さえつけて殺したことがあるそうだ。

飼育が可能で、ヨーロッパ文学に出てくることから当時の文化人たちが喜んで入れたのだろうな。子供の時に弘前公園でそういった解説を聞いた記憶がある。

 

 

スズガモがいじけています。とはいえ君、キンクロハジロに混ざちゃったら、ハジロマニアじゃないと誰もわからないよ。

 

 

ということでコブハクチョウは外来生物で、あんまり悪さしないので今の所野放しです。1952年から各地の公園や動物園で飼育されていたのが、逃げ出したりして現在に至る。特に1975年の北海道の大沼公園に導入されたのが繁殖、その雛がウトナイ湖に住み着き繁殖。他にも鹿児島や山梨県に生息している。

ウトナイ湖でもやっぱり人が襲われ骨折事故が起きているようだ。オオハクチョウやコハクチョウが日本で繁殖していないから知られていないが、繁殖地では要注意のようだ。

なお12世紀までイギリスでは食用だったという。


降ったり晴れたり

2017-03-09 01:12:39 | 日記

 

今日は午前中にモサモサと雪が降りたちまちのうちに7センチ積もった。だが昼にはヘニャヘニャと溶けてしまった。

 

 

高松の池では、桜の芽にウソが食害するのを防止しようと、池の周りの桜の木に銀色の目玉風船をつけている。そのせいか池の周りの小鳥がめっきり減った。大丈夫なのはスズメ・ヒヨドリ・カラスは大丈夫。臆病なはずのツグミ、そしてシジュウカラを見かける。どうも風に煽られてキラっと光るのがダメなようで、慣れているはずの水鳥がビックリして飛び上がるのを見ることがある。

小鳥は少し離れたところにゆけば見れるのだが、桜の花のためとはいえ少しさみしい。逆にウソの群れを見て見たいものなのだが、人でなしと言われてしまうのだろうか。

 

 

アメリカ共和党が、オバマケアの代替え案を出して24時間経ったが、結果共和党を二分する状態になったようだ。このBBCのまとめはとても面白い。あのバノン氏がいたブライトバートニュースですら「オバマケアの焼き直しは(移民法の)執行を骨抜きにして、身分を偽る不法滞在外国人に医療サービスを提供する」と批判。一見何のことかわからないと思うが、富裕層に有利な内容になっているからだ。ヘリテージ財団は「まずい政治である以上に、まずい政策」、保守派の評論家は「くず」と言い放ち、トランプさんは「偉大な法案」と擁護するが、離反がどんどん続いている。

真面目に全くよくわからない法案の上に、オバマケアで貧困者対策に上乗せされた保険料が気に入らなかった富裕層対策的なところはあった。

詳しい記事がニューズウイークにある。「オバマケア廃止・第替案のあからさまな低所得者差別」がわかりやすい。

雇用医療保険で加入している人は影響がないが、個人事業者には影響がある。政府補助金が所得に関係なく一律分配ということになっている。その上年齢で補助金が増額される。高齢者ほど増額されるのだ。

次の税額控除なのだが、ある意味補助金だ。だが、この制度が始まる初年度に健康保険のお金を収められる貯金がないと意味がない。オバマケアは加入と同時に補助金を受け取る仕組みだったが、一年経たないともらえない制度は貯蓄のない家庭にはかなり厳しい。さらに控除制度はある程度の金額を稼いでいないと恩恵が少ない。

そしてなのだが、加入義務がなくなったということだ。健康な人は加入せず、既往歴のある人ばかり加入するというのが考えられる。保険会社にとっては非常に美味しくない状態になるわけだ。それでは自由主義経済としては撤退しかない。その上既往歴のある人の加入を義務つけている。それでは保険会社は立ち行かなくなるだろう。

オバマケアの最大の問題は、大統領令で発足したために州により参加しないところがあった。その上加入ソフトの欠陥、保険取引所の制度設計の失敗、このため参加する保険会社が少なくなり、競争が起きなくなりむしろ撤退する企業が出た。義務化したにもかかわらず加入者が増えない上に州によっては参加しない状態、寡占化による価格の25%アップ。実際に既往歴があって従来の健康保険に加入できない人がオバマケアに参加して、保険のバランスが悪くなっていたともいう。

これを踏まえれば、オバマケアの悪いところは何も解決していないということになる。

金持ち達が、貧乏人のために金を払いたくないと言っているようなところはある。少しだけ彼らの言い分を言っておけば、金持ち達はものすごい努力をしてきた。それを神が認めてくださり恩寵を与えてくださった結果、我々は金持ちなのである。社会貢献や寄付もしているが、なぜ努力もしないどころか麻薬や酒に溺れる人たちのために余計な税金を払わなければいけないのか?我々は政府に多額の税金を払っている。この上にさらに税金を課せられるのか?それは不公正ということではないのか?政府は人に平等であるべきだ。それは神が人を平等に愛しているのと同様に。だから所得で差別されてはいけない。努力した結果が差になっただけなのだ。神は努力した人としない人ははっきりわかっているはずだ。だから我々は成功したのだ。

これ以上は書かないことにしても、この思考様式の人がこの制度を考えたと思う。

神と人間社会は本質的に分離されなければいけない。少なくともキリスト教はそうだ。そもそも金持ちが天国にゆくには「針の穴にラクダが通るより」難しいと言っている。

 

 

吹雪に近くなった。だが「なごり雪」ではないが溶けては落ちる雪なのだ。でもな、「なごり雪」のイメージは、牡丹雪だよな。フワフワとでっかいのが音もなく落ちてゆく感じ。

 

 

森友学園について追加ニュースが続々と出てきた。この急速な動きは政府による陰謀と考えられそうだが、その前にこいつに引っかかる方がおかしいぞ。

だが実際にそう言った話は少し前にあった。ショーンKとかね。

このポストモダン感がたまりませんな。

 

 

小鳥が逃げちゃったと言っていたら、シメさんがきてくださいました。でも何だろう、この小鳥感のなさは。大物感というか押し出しの強さとマイペース感は。

シメさんいいなあ。

 

 

今日聞いたホッコリした話。6歳の娘が「お父さん仕事しないで!」と思いっきりねだったという話。それだけでは面白くない。「お父さんお金ないんならお年玉あげる」とまで言われたという。お父さんはかなりマジメな人でとてもキッチリ仕事をしている人なんですけどね。

可愛すぎてもうどうしようこの話。お父さん真剣に悩んでいまして、これもまた人かなと。

 

 

キンクロハジロの目は、どう見ても動いているよな。

 

 

夜になったらまた雪が降りまくって、6センチの積雪になっている。